てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

噂違わぬ味・旭軒

2014-03-25 14:59:00 | グルメと料理
 かねてから念願していた旭軒さんを初めてお訪ねすることができ溜飲を下げた。私は日替わりメニューで人気のチキンカツ、家内は迷わず看板メニューのひとつ支那そばをチョイスした。更に後学のために「ちらし寿司」をテイクアウトし、夕飯の楽しみに回した。家内の注文したラーメンも横からふた啜りしたが、ランチと共に噂に違わぬ、期待を裏切らないお味だった。

 それもそのはずおかみさん曰く「先日東京からのお客さんが、いつもの仕事でなく私的に1年ぶりに来岡、宿のPホテルからわざわざ訪ね、焼き飯と支那そばを食し堪能して帰られた」とのこと。
 家内が食べ終わるころを見計らって、支那そばの味はどうでしたか?と尋ねられ、その自信のほどが窺える。

 どうもご馳走様でした。次回は是非とも後引き、癖になりそうな支那そばを頂きたいと思います。(お断り:facebookに同文掲載)


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積読返上

2014-03-24 08:59:00 | ビジネスと社会
 在職中出版物の販売業務に携わっていたことがあり、社から刊行される豪華本を除く大半を2冊ずつ求め、1冊は一方的に義父に届けていた時期がある。なので、中には一度も目を通した形跡のない本が義父の書棚に眠っていた。
 
 親父の形見分けという訳でもないが、ご近所の国鉄OBであるK田さんに1冊をお届けした。『写真集 岡山の鉄道』(1987年山陽新聞社刊)である。巻頭には鉄道マニアだった内田百蠅痢慳瓩蠧察戮琉貔瓩?匆陲気譴討い襦
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結婚記念樹

2014-03-23 19:46:00 | 暮らしと生活
 義父の郷里・久米郡美咲町で隣家だったN井夫妻とは家族以上のご交誼を賜り、生前の義父をして「N井ご夫妻は神様のような人」と言わしめるほどで、先代から90年来のお付き合いである。お蔭で49日法要を滞りなく済ませることが出来たので、義弟、義妹、私共夫婦の4人で改めて墓参りをし、その足でN井家をお礼訪問した。

 N井お姉さんの心の籠った手作り料理で大歓待を受けた。帰りにはいつもの如く、精魂込めて育てられた野菜の数々と漬物を頂いた。家内は実家に里帰りした気分とまで言う。
 更に今日が私共夫婦の44回目の結婚記念日と知り、庭の彼岸桜を手折り、岩松の株とロウバイの種を分けてくださった。彼岸桜は挿し木で十分根付くそうなので“結婚記念樹”とすべく庭の一角に植えた。(お断り:facebookに同文掲載)


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キンカンの想い出

2014-03-22 08:43:00 | 暮らしと生活
 『♪みかんキンカン酒の燗 嫁に持たせりゃ(嫁ご持たせにゃ)働かん』
  昭和30年代後半に一世を風靡したテレビCMソングの一節だが、この歌詞がまずいということで、後にCMがBGMのみとなったことがある。

 父の49日法要の前後にかけて連日、後片付けや整理、家のメンテンスなどに通っている。こまめに立ち働き心強い義妹がいる間(17日から26日まで)にと、みんなで力を合わせて取り組んでいるのだが、一昨日は帰り際に、よく気の付く妹が家内のために、庭の隅に植えてあるキンカンを取って持たせてくれた。

 キンカンが大好きな家内にと、10年ほど前に我が庭と、親父宅へ1本ずつ植えた。その後、うちの木は枯れ、更に買い換えて植えるものの中々大きく育たないが、親父宅の木は見る間に大きな木に育った。木の周りに穴を掘って、残飯や野菜くずを埋めているのが奏効しているようだ。

 キンカンと聞けば、冒頭の歌と当時の時代背景を思い浮かべ、ひとりでに口ずさむ自分がいる。CMは時代を映し出す鏡とはよく言ったもの。(お断り:facebookに同文掲載)


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16年ものの梅漬け

2014-03-20 21:14:00 | 暮らしと生活
 生前父が溜め込んでいた家具や衣類などの生活用品を最終的に私が精査し、それでもなお軽トラック12杯分の不用品を処分した。更にここ2、3日来、家内と義妹の二人してあちこちの押入の中を整理した。

 私共が盆暮れにプレゼントした積年の品々の大半は手付かずで、貰った先の名前と日付を記して未使用のまま保存していた。他にも砂糖、ウィスキーから始まって石鹸、タオル、シーツ、布団・・・と、ありとあらゆるものが出て来て驚かされた。中には16年ものの小梅漬けが5瓶、35年もののヘチマ水なども混ざっていた。

 『虎は死して皮を留める』といわれるが、物のない時代で苦労をしてきた親父は質素倹約を旨とし、死して『物を大切にする心』を残してくれた。梅干しは一粒試食したら大丈夫そうなので1瓶だけ貰って来た。(お断り:facebookに同文掲載)

4年前、義妹がかなり強引に一部を整理し、義父の顰蹙を買った。今回洋服箪笥を処分していたら、箪笥の裏側にその時の義妹への不満をマジックペンで書きなぐっていた。


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