楽の音にあわせて

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径は…最終的にまっすぐ

2012-12-15 12:21:00 | Sisterのねごと


道はまっすぐ。こんなことば、よく聞きます。清く、正しく、美しく。毎日全うに歩んでいれば、それなりに満足のいく人生を歩める、とか。



九州でこんな森を見つけて、とても気に入りました。「光溢れる森」と勝手に呼ぶことにしました。間伐をきちんとして、地面にまで陽光が射すようにしていれば、森の健康は保たれるということなのでしょう。林業について無知でも、とにかく光が溢れるように見える森というのは、安心して散策できます。

“街のネズミ”のわたしは、散策の時はいつも携帯を抱きしめて出かけます。で、時々思うのは、こんな山の中で携帯通じるの!?



しかし、道はまっすぐなどではありませんね。特に人生という道は。曲がりくねっているし、光が射し込まない小径になっている箇所もあるし、どこに続いているのか疑わしいと感じる時もある… 突然目の前の道が見えなくなったり。

そんなとき、これはきっと神の深淵に踏み込んだのかも知れないと思うことにしています。どんな時にも大切なのは、変わらない自分を保ち続けること。しかしこれが一番難しいのです。

曲がりくねった道をまっすぐに、でこぼこの道を平らにしてくださると、救い主への期待を膨らませる季節、全ての道も小径も、最終的にはまっすぐなだらかにしていただけるし、終着点に立ってあらためて眺めれば実はまっすぐだったのだとわかる、そんな径の神秘を想いながら。