楽の音にあわせて

ブログは折々にアップしていきます。主にはSNS投稿の記事の掲載となります。

宝塔時周辺を歩く

2012-12-28 11:00:00 | ホームページ関係


本部修道院の門を出てしばらく行くと、日蓮宗のお寺・宝塔寺があります。かつてはこの辺り一帯は民家の間に水田が広がっていましたが、今は戸建てやマンションなどの集合住宅が目立つようになりました。近くに学校がたくさんあるので、下宿している人も多いのでしょう。

宝塔寺の境内を右横から入るようなかたちになります。修練者だった頃はこのあたりを日常的に散策していました。見慣れた道です。



仁王門。京都に入る七つの道を守るために建立されたお寺の一つだとか。899年に極楽寺として藤原氏によって建てられたのが基になっています。



総門へ降りていく長い坂道。参道です。下に参道付近のマップを示します。なだらかな石段を挟んで、小さなお寺が並んでいます。今まで目に留まらなかったお寺もいくつかありました。



鎌倉時代に日像上人が日蓮宗を広めるために京の都で活動し、宝塔寺で宣教活動を繰り広げていたところを、他宗からの批判が相次ぎ、流罪になります。その際お寺の名前が変えられますが、後に再び「宝塔寺」に戻りました。



この下をくぐって、ハイキングコースに出ます。この道を辿らなくても行けますが。鎮守社である七面宮が登っていったところにあります。



七面山という小高い山が後ろに控えていて、ちょっとした散策にはもってこいなのです。伏見・深草の隠れた散歩道のひとつ、本部で黙想会があるときには、聖書のことばを思い巡らしながらこんな小径を歩むこともままあります。

--------------
Ho-to-ji temple, near our Mother=house in Fushimi, Kyoto