カトリック教会では、日本中で平和を祈る
「平和旬間」が始まりました。
この季節でなければ平和を祈る
必要がないわけではありませんが、
昭和の時代が生きた“あの”出来事を
二度と再び繰り返さないようにと、
今一度平和の意味を考え、祈る季節です。
平和を祈るとは、
わたしたち人間の未来に希望をかけることですね。
不器用で罪深く惨めな存在ですが、
神さまに愛され、その愛を忘れきってしまわない存在でもあります。
だからみんなで力と心を合わせ、助け合うことが大切なんでしょう。
ローマ教皇フランシスコのこんなことばをふと思い出しました。
「イエスは人々の心に深い希望を呼び覚まします。
特に身分の低い人、素朴な人、貧しい人、忘れられた人、
世間の人々から見て取るに足りない人々の心の内に。
イエスは人間のみじめな状態をよく知っておられます。
彼は神のあわれみのみ顔を示し、
からだと魂を癒やすために身をかがめます。
これがイエスです。これがイエスの心です。」
世界の平和はこの国の平和から。
この国の平和は一人ひとりのこころの平和から。
よい一日をお過ごしください!