昨日の午後「ウチのお父さん、今朝車で、石巻に出かけて行ったワ・・・」牡鹿半島に実家を持つ知人からの電話はこんな話から始まって 「ところで、タナカさんがブログに載せた話、どうなってる?」、「誰か家を使わせてくれって連絡あったの?」の話題で終わった。
その「地震の周辺・僕達もボランティア」のタイトルの記事に載せた”家を貸す”件については、先日の高尾山ハイキングの時に一緒に歩いた山仲間からも聞かれたし、 つい最近ブログを通じて知り合ったUSA在住の方からも、経過を気にしたメールを頂いた。 そんな風に興味を持って経過を知りたい方が他にもいらっしゃるかと思うので報告しておきます。
現時点で、メールでの問い合わせは1件もありません。
あの記事を載せた日から一週間ほど経過しても何も反応が無いのでもしかしたら掲載しておいた「連絡先のメールアドレスに誤記でもあったか?」と思って、そのアドレスにメールを送って間違いなく受信出来るか確認しました。 やはり、僕のこのブログの様な読者数が100人を少し上回る程度の場所に掲載しても部屋を必要としている方々に情報は届かないよな・・・ と想いつつもそのまま放置してあります。
経過を気にしてメールを下さった方からは、そのメールの中で、被災者の方と僕のような気持ちを持った人々を結び付ける目的で今回の災害後に立ち上げられたサイトを紹介して下さいました。
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ルームドナ― :
家に住むことが困難な被災者の方と
住宅/部屋を提供してくださるルームドナーのマッチングサイト
************************************************************
このサイトの事は日経新聞でも紹介記事が載ったほどですから、みなさんも既に御存知かもしれません。 僕も昨夜、アクセスしてみました。
Topページの下部に流れるツイートされた内容を見ていると、続々と部屋や家を提供しようと申し出た人がいることが見て取れます。 これを住む場所を必要とする人々がどれほど利用出来るか? そこら辺が利用が広がる鍵かもしれません。 その点は、サイトの運営者側も理解しており、
【「roomdonor.jp」を被災者に広めてくださる方にお願い】
としてこれから被災地に向かう方や、その近くに住む方などに、ルームドナーの活動や使用方法を記したチラシのファイルをダウンロードして印刷して、それを被災地付近で配布してもらいたいと呼びかけています。
ところで、同じような趣旨で被災者をホームステイとして受け入れる仲介活動を始めたNPOの活動の様子をレポートしたTV番組がありました(たしかNHKだったかな?)。 そこでも2000件を越す受け入れ家庭がたちどころに登録されたのだけれどその収録時点では「実際に具体化したのはほんの数件にしか達していない」、「人間系が介在した活動がニーズを結びつけるために必要」といった内容だったと記憶する。
住む場所が無くなったとは言え、被災者側にも事情があって、「どこでも良いから住む場所が欲しい」なんて人は極めて少数なんでしょうね。 住み慣れた土地の近く(友人知人の近く)に住みたい。 収入を得るための仕事がないと困る。 先々の行政からの支援を受けるためには「個人的にポイッと何処かに引っ越してしまうのは不利だ」なんて思惑と現実もあるようです、 その最たる現象が町村単位での集団移転に現れているように感じます。 そんな種々の条件に基づく判断に、第3者の僕達が介入出来るものでも無いですし。
善意を見知らぬ人に渡すには喜捨する程の心構えで行わないとお互いが不幸になるってよく有ることです。 現実に家を貸すとなると、ルームドナーのサイトから転載した記事の内容から推察出来るように、善意だけの単純な関係から外れる場合も有ることを承知しないといけません。
ブログに書いた事は知人友人の反応からすると、結構興味を持たれ浸透したようです。 僕としてはそんな繋がりの中で「部屋を使わせて」と希望する人、なにかの縁で僕のブログを見てコンタクトを取る人が現れたら話をすすめる。 そんなスタンスでノンビリ構えるつもりです。 したがって、Room Donor には登録しません。
****** ルームドナー・受け入れガイドライン ページより転載 ******
3.受け入れ時について
待ち合わせを行う際には必ず自宅や人目につかない場所は選ばず、
人通りの多い場所を指定してください。
受け入れを行う際には必ずルームドナー登録者の個人認証のため、公的機関の発行する身分証明書(パスポート、住基カード、健康保険証、運転免許証、外国人登録証明書など)のコピーされたものを受け入れ希望者の方に渡してください。
受け入れ希望者の公的機関の発行する身分証明書のコピーを取得してください。(受け入れ希望者が被災の影響で身分証明書を保有していない場合は、被災者側と相談を行い、の親類や知人で保証を行ってくださる)
受け入れを行う前に以下のような双方での合意書を書面にて作成を行ってください。(被災者の方が身分証明書を保有していない場合は、保証人の設定などを双方でご相談下さい)
光熱費や賃料以外の諸経費の負担の有無
鍵を紛失した際の対応について
住居以外に提供するものの有無(車や、食料など)
受け入れの期間・退去日について
退去の延長を行う際の賃料の発生の有無について
提供した家や部屋における盗難、事故、故障、火災、天災、雨漏りに関する
各種の損害賠償について
その他想定外のトラブルが生じた場合の責任の所在について
その「地震の周辺・僕達もボランティア」のタイトルの記事に載せた”家を貸す”件については、先日の高尾山ハイキングの時に一緒に歩いた山仲間からも聞かれたし、 つい最近ブログを通じて知り合ったUSA在住の方からも、経過を気にしたメールを頂いた。 そんな風に興味を持って経過を知りたい方が他にもいらっしゃるかと思うので報告しておきます。
現時点で、メールでの問い合わせは1件もありません。
あの記事を載せた日から一週間ほど経過しても何も反応が無いのでもしかしたら掲載しておいた「連絡先のメールアドレスに誤記でもあったか?」と思って、そのアドレスにメールを送って間違いなく受信出来るか確認しました。 やはり、僕のこのブログの様な読者数が100人を少し上回る程度の場所に掲載しても部屋を必要としている方々に情報は届かないよな・・・ と想いつつもそのまま放置してあります。
経過を気にしてメールを下さった方からは、そのメールの中で、被災者の方と僕のような気持ちを持った人々を結び付ける目的で今回の災害後に立ち上げられたサイトを紹介して下さいました。
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ルームドナ― :
家に住むことが困難な被災者の方と
住宅/部屋を提供してくださるルームドナーのマッチングサイト
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このサイトの事は日経新聞でも紹介記事が載ったほどですから、みなさんも既に御存知かもしれません。 僕も昨夜、アクセスしてみました。
Topページの下部に流れるツイートされた内容を見ていると、続々と部屋や家を提供しようと申し出た人がいることが見て取れます。 これを住む場所を必要とする人々がどれほど利用出来るか? そこら辺が利用が広がる鍵かもしれません。 その点は、サイトの運営者側も理解しており、
【「roomdonor.jp」を被災者に広めてくださる方にお願い】
としてこれから被災地に向かう方や、その近くに住む方などに、ルームドナーの活動や使用方法を記したチラシのファイルをダウンロードして印刷して、それを被災地付近で配布してもらいたいと呼びかけています。
ところで、同じような趣旨で被災者をホームステイとして受け入れる仲介活動を始めたNPOの活動の様子をレポートしたTV番組がありました(たしかNHKだったかな?)。 そこでも2000件を越す受け入れ家庭がたちどころに登録されたのだけれどその収録時点では「実際に具体化したのはほんの数件にしか達していない」、「人間系が介在した活動がニーズを結びつけるために必要」といった内容だったと記憶する。
住む場所が無くなったとは言え、被災者側にも事情があって、「どこでも良いから住む場所が欲しい」なんて人は極めて少数なんでしょうね。 住み慣れた土地の近く(友人知人の近く)に住みたい。 収入を得るための仕事がないと困る。 先々の行政からの支援を受けるためには「個人的にポイッと何処かに引っ越してしまうのは不利だ」なんて思惑と現実もあるようです、 その最たる現象が町村単位での集団移転に現れているように感じます。 そんな種々の条件に基づく判断に、第3者の僕達が介入出来るものでも無いですし。
善意を見知らぬ人に渡すには喜捨する程の心構えで行わないとお互いが不幸になるってよく有ることです。 現実に家を貸すとなると、ルームドナーのサイトから転載した記事の内容から推察出来るように、善意だけの単純な関係から外れる場合も有ることを承知しないといけません。
ブログに書いた事は知人友人の反応からすると、結構興味を持たれ浸透したようです。 僕としてはそんな繋がりの中で「部屋を使わせて」と希望する人、なにかの縁で僕のブログを見てコンタクトを取る人が現れたら話をすすめる。 そんなスタンスでノンビリ構えるつもりです。 したがって、Room Donor には登録しません。
****** ルームドナー・受け入れガイドライン ページより転載 ******
3.受け入れ時について
待ち合わせを行う際には必ず自宅や人目につかない場所は選ばず、
人通りの多い場所を指定してください。
受け入れを行う際には必ずルームドナー登録者の個人認証のため、公的機関の発行する身分証明書(パスポート、住基カード、健康保険証、運転免許証、外国人登録証明書など)のコピーされたものを受け入れ希望者の方に渡してください。
受け入れ希望者の公的機関の発行する身分証明書のコピーを取得してください。(受け入れ希望者が被災の影響で身分証明書を保有していない場合は、被災者側と相談を行い、の親類や知人で保証を行ってくださる)
受け入れを行う前に以下のような双方での合意書を書面にて作成を行ってください。(被災者の方が身分証明書を保有していない場合は、保証人の設定などを双方でご相談下さい)
光熱費や賃料以外の諸経費の負担の有無
鍵を紛失した際の対応について
住居以外に提供するものの有無(車や、食料など)
受け入れの期間・退去日について
退去の延長を行う際の賃料の発生の有無について
提供した家や部屋における盗難、事故、故障、火災、天災、雨漏りに関する
各種の損害賠償について
その他想定外のトラブルが生じた場合の責任の所在について