空海と密教美術展

2011-09-15 05:34:05 | タナカ君的日常
 「混雑のため入場規制中です 待ち時間 30分 」そんな貼り紙が出されている上野の国立博物館・空海と密教美術展に行ってきた。



 到着した時刻は暑さの盛り昼食直後の午後1時。 「この炎天下での行列は辛いな・・・」そう想いつつ特別展示の行われる平成館の方向に進んでみると、日傘の貸し出しサービスがありました。



 日差しを避けるためには帽子や手ぬぐい、そして新聞紙など使用した事ありましたけれど、未だかって日傘なんて差した事無かった。しかし今回は、ありがたく使わせて貰い行列に並びました。 その屋外の行列する人達の体調を気遣って行列の傍らの屋外には冷水機と紙コップを乗せたテーブルも設置されていました。

 京都の東寺や仁和寺など空海ゆかりの寺の仏像群、それから空海直筆とされ、書の世界で超有名な「風信帖」の展示など、見ごたえのある展示品の数々でした。 ただ見物人の多さはじっくり静かに仏さん達に向きあう時間を与えてくれない。 その点は残念ですが仕方ないですね。



 そうそう、9月19日の祝日には入場料金が無料になるとの貼り紙がありました。もし本当ならとてもお得だけれども、混雑の方だって物凄い事になっちゃうでしょうよ。 会期は9月25日まで、 興味があったら、早めにどうぞ!!

 ついでに西洋美術館で特別展示として開催中の「大英博物館 古代ギリシャ展」へもハシゴ見物。  行き帰りの電車の中では囲碁の勉強しようと「侵略のテクニック」なんてタイトルの文庫サイズの本をポケットに入れて出かけたのに、席に座ったとたんに僕の頭が睡魔に侵入されてしまい、車中ではぐっすり眠って帰って来ました。
コメント