試乗 ミライース

2011-09-30 21:41:57 | タナカ君的日常
 車検整備の完了した車を受け取りに行ったついでに「ミライース」なんてへんてこりんな名前の、9月に発表された燃費性能30km/1リッターをうたう、ダイハツの軽自動車を試乗して来た。

 試乗に付き合った営業マンの話では、従来発売されていた「ミラ」と言う名の軽自動車(燃費性能24km/1リッター)をベースにアイドリングストップや軽量化などの改良を加えてまとめた車だとか。 名前については、「ミラ」「未来」「イースネー(良いですね)」そんな言葉共を合体させた言葉遊びで付けた車種名か? と自分で勝手に納得してしまいましたよ。

 従来の 24km/リッター から 30km/リッター への燃費性能向上の主要因は走行停止操作から走行再開までの間にエンジンを一時停止させる、アイドリングストップで稼いでいる雰囲気ですね。 交差点で信号待ちする1分間程度でのエンジン停止で「およそ8ccの燃料を消費しないで済む」と聞きました。 エンジンを始動して走り始めて直ぐは、従来のガソリンエンジンと同じ様な動きです。 しかし暖気運転が終わるとブレーキを踏んで停車する都度エンジンが自動的に停止します。 そして発進のためにブレーキペダルから足を離すと「プルプルッ」と短時間セルモーターが回わりエンジンが始動します。 その時間は0.4秒間に設定されているそうで「ヘっ 随分と軽くエンジン掛かるのね?!」と感じる軽快な音でした。

 ところで、頻繁にエンジン止めたり始動させたりの動作では、バッテリーには随分と無理が掛かるだろうと思って質問して見ましたところ、従来のバッテリーとは異なる其の様な使用に耐える性能のバッテリーを積んでいるそうです。 ちなみに普通のバッテリーが6500円程度なのに対して1万2000円程の値段の物だそうです。

 燃費性能の状況はLCDモニター上に数値で表示されていましたが、ディーラーの店舗から4kmほど平坦な街中の道路を走ってみた結果ですが、走行開始直後の"10km/l"程度から徐々に"20km/l"程度までUpして行きました。

 その燃費の表示はどうやって計算した数値か?聞いて見ましたところ。
 距離は走行距離の計測データ、 消費燃料は燃料噴射を制御する系統からのデータを用いて計算して表示させているとの話です。

 そんなこんなで、夏場にクーラー使ったり、冬場にヒーターを使う時はエンジン停止なんか出来ないだろうから、アイドリングストップでの燃費性能Up分は期待出来なくなるんだろうな・・・と思いつつ試乗を終えました。 
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