犬塚勉 展@日本橋高島屋

2011-09-22 16:57:31 | タナカ君的日常
    このブナの樹林を描いた絵なんか買えないけれど欲しい絵でしたね。

 「来月、山に行きましょう!」そうメールを呉れた友人は日本橋の高島屋で開かれていた犬塚勉の展覧会を見てきて、いたく感動したらしい。 それを読むまで、犬塚さんなんて全く知らなかったのだけれど、僕も急遽見物に行ってみた。 何しろ今月の26日が最終日らしいから、急がないと展覧会が終わってしまいます。



 芸大を出て多摩地域の小学校の教員になって生徒を教える傍ら、自分で絵を描き続けた人だとか。 山歩きにものめり込み、38才の若さで谷川岳に行った時に亡くなってしまったそうです。 描いた絵の題材や画風は変遷していったのだが、最後の方では山や自然の樹林等を実に写実的に描いている。ノーマン・ロックウェルが人物の写実に徹していたのに対して、自然の風景の写実に徹している。そんな絵を描く方でした。



 見物し終わってからは日本橋から銀座方向へと新橋まで歩き、くたびれた頃に七丁目のライオンに入ってビールと軽い昼食を楽しんで帰って来ました。

 そんなついでが有ったから、今年に入って32階建ての高層マンションの最上階に居を移し「眺めが最高だから、近くに来たら寄って頂戴!」そんな手書きの葉書を最近呉れたオカアチャンのところにも午前中に、お邪魔して来ました。



 一年以上の久しぶりでしたが、健康状態は変化なし、自力で室内を歩きまわっています。 来意を告げるとオートロックの建物の玄関ドアを解錠してくれて、エレベータで上がって行くと、自宅玄関のドアを開けて、外に出て待っていてくれました。 ちなみにオトウチャンは歩け歩けの催しに参加するために九州方面に出かけて留守でした。 写真は室内からベランダ越しに見える、新宿副都心高層ビル群の眺めです。 
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