諏訪湖花火見物@2012

2012-08-16 07:18:10 | 国内旅行と山歩き
 少し遅れ気味の列車が岡谷駅を発車すると、車窓遠くに諏訪湖の打ち上げ花火が見え出した。 簗場の山荘の押入れのやや湿気り気味の布団を積んでショージ君の家に運んで行く時までは、 その日の夜の心積もりは木崎湖の花火見物だったけれど・・・ お盆休みで帰省していたユウちゃん夫婦に出会って花火見物の行き先が諏訪湖に急遽変更になったのです。

 「木崎湖の花火は見たことあるけれど、諏訪湖の花火は未だ見に行ったことが無い」、「車も電車も混雑すると聞いているから、高ボッチ高原に車で行って、焼肉でもやりながら、遠い花火を見るつもり」 そんなユウちゃん話を聞いて 「チッ・チッ・チッ 花火は間近で花開く時の大音響と共に見物するものでしょう」、 そのためには「ウンタラカンタラ」と花火見物のうんちくを語り、 一緒に諏訪湖の花火見物に出かける事になりました。 しかし、新婚間もない彼等にしてみれば誰もいない高ボッチ高原で2人だけ、遠く小さな花火を見ながら語らい焼肉を食う。 そっちの方が夏の日の良き想い出になったかもね。 なのに、その日の仕事を終えて戻って来たショージ君の奥さんも含めて4人、 軽自動車の定員一杯を乗せて賑やかに花火見物へと出発しました。

 豊科ICから高速に乗って北塩尻ICで降りて、国道を松本方向に少し戻り、 村井駅近くの大きな駐車場のあるスーパーで夕食や花火見物の飲み物を購入します。 そして、そこの駐車場に車を駐めてJRの村井駅から上諏訪駅へは電車利用です。 こんな車と電車を使ってのアクセスも諏訪湖花火見物の薀蓄の一つかな?

 長岡の花火大会では多くの協賛会社の資金を投入した「フェニックス」や「天地人」と銘打った壮大な打ち上げ花火に感動します。 そしてここ諏訪湖の花火大会の特徴は湖を取り巻く山並みや、湖岸に立ち並ぶホテルなどの建造物で反響する花火の炸裂音で身体全体が包まれることじゃないでしょうか。 僕たちは有料見物席の入り口、ゲートNo.9に近い遊歩道の植え込みの空きスペースに腰を下ろして見物出来ましたから、打ち上げ地点から距離的に近く音響効果は抜群の位置でした。 しかし眺め的には遊歩道沿いの樹木が視界を遮り、今ひとつではありましたがね。

 そして花火大会を締めくくる湖上に落ちるナイアガラの滝を見物してから、




 大混雑で駅構内への入場制限まで行われる上諏訪駅から電車に乗り、車を置いた場所へ22:30頃帰着。 ユウちゃん達を実家に下ろし、山荘に戻ったのは 深夜の 24:00 でした。
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