男の子のお遊び・山菜栽培

2015-05-10 07:12:40 | 安曇野生活
 自然の山野で山菜を摘む、 それは楽しい事ではあるのだけれど、林道の脇などに、地元住民の立てた”立ち入り禁止”の看板を見て、 地元民に対しての「迷惑行為」をしているのかもしれない・・・ そんな気分が生じるのも否めない。

 「だから」と言うよりも、 安曇野での借家には裏手に60坪ほどの畑もあって、大家さんからは「なんでも育ちますよ、自由に使って下さい」と言われていた。 そんな畑があれば、人によっては家庭菜園としての野菜栽培に取り組むのだろうけれど、 僕は「雑草を除去しなくても、育って呉れるだろう」の怠惰な心を秘めながら、 昨年の山菜の時期に勝手知ったる新潟県で、三種の山菜(ウド・ワラビ・フキ)を採取して来て裏の畑に移植してみたのです。 

 移植したワラビなんか、 根本の太さが10mmΦほどもあるのに、手折る時には”クキッ”と素直に折れて、傷口に触れるとジワッとヌメリ気のある美味しいワラビで、僕の基準で言うところの「特級品」。 そんな特級品の採れる場所に行って、 芽生えたワラビの茎の周囲20cmほどを土の付いたままで掘り出して運んで来たのです。


 そんな移植した三種の山菜の内、山ウドは芽生えて成長して、雑草と明らかに異なる立派な姿に育ってくれました。 一方、ワラビの方は周囲の雑草と区別がつきにくい背丈と色で土の中から出て来ています。 傍らの芝生の手入れや薪作りをした時には樹の枝の移動の際に間違ってなぎ倒すところでした。

 そこで樹の枝を4本使ってピラミッド状に組み立てて、 ワラビとフキの領域を区画しておきました。 右側に丸で囲んだ所のフキの葉は判るでしょうけれど、 左側の丸の中に在るワラビなんか全く見分けが付きませんよね?
 

 しかし拡大すると、 移植した時の太いワラビに較べると、食べる気が起こりそうもない、なんとも貧相な細っこい姿をしてますが、ワラビが何本か出ているのです。 
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