つかの間の時間

2015-12-26 09:49:13 | タナカ君的日常
 照明を落とした室内に輝くローソクの灯、 ローソクが立てられたケーキに目をやりながら、大きく口を開けて”赤鼻のトナカイ”を歌う孫、 その顔を見やりながら同じく声を出す息子。 

 23日の祝日は子供をスイミングクラブに通わせる親のために、 プールサイドへの立ち入り見物を許す一日だった。 その日は僕達も「どうですか、来ませんか?」と誘われたものだからケーキ持参で出かけてみたのだった。



 振り返ってみれば、 ヨチヨチ歩きから、言葉を喋り、親に依存するしか無い小さな子供の時代なんて「ほんのつかの間の時間だった・・・」 と思もえる。

小学生の高学年になる頃には
 「僕の家には車が無く、貧乏だ」と言い。

中学生になると
 「サッカーの試合に付いて来るな」と言い。

 「僕はお父さん達と山に行くのは好きじゃ無かった」
 「独りで家に残されたら食事に困るから
     仕方無く付いて行っただけだ」

 そんな風に言われたものだ。



    だから息子たちよ、

     せいぜい今と言う、

      つかの間の時間を

    子どもと共に楽しんでくれ
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