この所続いていた酷暑、東北地方まで北上していた梅雨前線が南下してくれたお蔭で今日は幾分過ごしやすい気温になった。 例年なら2回か3回、 梅雨前線が本州上を横切る動きを繰り返した後に梅雨明けとなるのだが、 今年はどんな経過を辿って梅雨が明けるか? 例年は7月20日頃には梅雨は明けてくれますが。
そして梅雨前線が最終的に北上した頃を見計らい、 僕はヤナバの山荘に厄介になってひと夏を過ごします。 そのヤナバでの暇つぶしに雪の結晶撮影の際に使う背景画像の製作をするべく、プリンターと透明な印刷用紙を持参する予定にしています。
そこで今日は透明タイプの印刷用紙やインクの手配をして置きました。
また、 今日は以前に百均の文房具コーナーで購入してあった「金属光沢を呈するストライプ模様の折り紙を背景画像として使ったら面白い結果が得られるか? 試して見ました。
しかし折り紙サイズでの多色のストライプ模様は見た目には美しさを感じたのですが、 撮影システムのカメラの下に置いて撮影してみると、細かな白い粒々部分が雪の結晶の細かな構造の観察に邪魔する様に感じられ、 色合いも肉眼で見ていた時の感覚とは大分異なり、 採用却下としました。
なを、 この折り紙の金属光沢風の模様は用紙(フィルム)の背後に極めて薄いアルミ蒸着膜が形成されている事で発生する効果であるようです。 なを蒸着膜の厚みは極めて薄いため、 光は幾分透過してくれますが、 現行撮影システムでのISOや絞り等の露光条件では背景照射光源ランプの光量を最強にしても、 露光時間は2秒以上必要となってしまう事が判りました。
折り紙の裏側のアルミ蒸着膜の存在は、 今回開封後に初めて知りました。