大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/24 曇天に追われてカモのカウント。

2013年10月24日 | Weblog
 次々と台風がやって来て、天気予報も日ごとに変わる。 今日も雨の予報だったが、昨夜あたりから曇り?小雨?に変わる・・・微妙。

 スーパー銭湯へ行く予定だった。 しかし、こんな時露天風呂に入っていると、雨は降らず、時に青空まで見えたりして・・・・しまった! 大阪城公園へ出かけたらよかった。と後悔することがある。
 天気予報はあてにならない。

 降られたら仕方がない。せめてカモだけでも数えようと、折り畳み傘を持って家を出る。今にも泣き出しそうな空模様。
 いつもより急ぎ足で、主に堀のカモたちのカウント。

 夏鳥の渡りはまだ終わった訳ではないが、今秋は低調だった。

 たとえばキビタキ、秋はその年に生まれた幼鳥も通過するので多く観察される。
 2010年は、10月13日に23羽。
 2011年は、10月 5日に18羽。
 2012年は、10月19日に20羽。

 ところが今秋は多い日でもその半数くらい。 オオルリも少ない。 エゾビタキも少ない。 トケンの観察はほとんど無い。

 カモは順調。初めに東外堀をのぞくと、ヒドリガモの群れ。北外堀に多かったのが、こちらに移動してきているようだ。理由は、東外堀に繁茂しているウキクサ。
 東外堀154羽。北外堀42羽の計196羽。

 ヒドリガモの中にオオバン2羽が見える。北外堀にいた4羽のうち、2羽がヒドリガモとともに移動してきたかと思ったら、北外堀に4羽いる。オオバンは合計6羽。

 オオバンは2羽、4羽、6羽と着実に増えてきている。 かつて、カワウやハシビロガモ初記録して以来、年ごとに増加して、今では普通になった歴史を思い出す。
 カワウを初観察した日は興奮で眠れなかった。ハシビロガモを初めて見た時は我が目を疑った。 

 オオバンも数年後は、当たり前に見られる普通の鳥になるんだろう。

 コガモ1羽が南外堀で浮木にとまって休んでいた。

 ホシハジロは、内堀と北外堀で7羽。
 キンクロハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計31羽。

 ハシビロガモは、南外堀、北外堀で計16羽。今の時期はこのハシビロガモが面白い。 サブエクリプスと言われる状態のが多い。 ♂♀の区別は、くちばしと目の色で分かるので、写真に撮っておくことをお勧めする。

 カルガモは西外堀と北外堀で6羽。あんなにたくさん集まっていたのに、冬のカモたちがやってくると、場所を明け渡すように少なくなってしまった。

●今日の鳥たち。
 カワラヒワ、シジュウカラ、オオタカ、モズ、ジョウビタキ、コゲラ、メジロ、シロハラ、エナガ、ツグミ、シロハラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 ヒドリガモ、オオバン、カワウ、コサギ、コガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハクセキレイ、カルガモ、ヨシガモ、キセキレイ。
コメント
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