天気予報をにらみながら出かけるかどうか悩んでいた。一つの予報では10時まで小雨。別の予報では8時から晴れ。
窓の外を見る。曇り空だが降っていない。回復方向にあるのは間違いないと出かける事に。
雨上がりでマスクをしているとメガネが曇る。一人で園内を回っている時は外して、人と出会うと着ける。
明日、明後日の連休は素晴らしい鳥見日和になる気がする。
・ みどりのリズムで数人がカメラを構えている。先日アカショウビンが出た場所だ。まさか!と思いながら駆け付けるとサンコウチョウとの事。飛び出して高い枝にとまる。やれやれ。嬉しいような、悲しいような。
・ 城南地区でU君と出会いしばらく一緒に回る。梅林で120±のムクドリの群れ。入口の高いに木にとまる。U君がコムクドリ!と叫ぶ。その後梅林に下りた群れを探すが見当たらず。コムクドリ♂1。
・ コサメビタキ 4羽 市民の森、修道館裏、水上バス乗り場
・ キビタキ 4羽 ♂♀型 市民の森、豊国神社東、修道館裏
・ オオルリ ♂若 1羽 飛騨の森
・ その他 コサギ、カワラヒワ、エナガ、カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
最近耳にすることが少なくなった 「ライフリスト」 国内で何種の鳥を見たかの数。若い頃はその数を聞いて相手にあこがれたものだ。時代とともに変化しているが参考に。
〇 200種を見て「一人前」 鳥見人になったとの意識が生まれる。この辺りが一番楽しい時期。「窓ガラス」 が 「窓カラス」 に見えたりする。TVや新聞で鳥のニュースが出ると目が向いてしまう。鳥友が次々に増えて、珍鳥情報が届いて各所に出掛ける。鳥見で知り合ったカップルができる。
〇 300種を超えると「鳥バカ」 家庭や仕事に影響が出始める。たまの休日は家に居てっ ! 家族に強く言われる。勤め先へは、急に親族が亡くなったり、熱が出て腹痛が起こったりする。頭の片隅に常に鳥がいる。生き方に答えを出そうと思い始める。
〇 400種を超えると「野鳥の達人」 知らない人から相談されたりする。時にマスコミから声を掛けられる。特定の分野の調査研究に進む人など進路が分かれる。脳内の半分は鳥でできている。基本は単独行動の人が多い。
〇 500種を超えると「野鳥の鉄人」 常識を超えている人や変人。いつも何を考えているか伝わりにくい雰囲気。優しい人か否か分かり難い。無口が多い。教えを乞うと、うんざりするほど詳しく説明したり、無視したりして対応が難しい。脳内の9割は鳥でできている。嘴は出ていないが体はトリ。
〇 600種を超えると「仙人」 すべてを超越した鳥人。神様と言っていい。知り合いにいるが、鳥自慢もしなければ激しく語らない。ただのおっさん。基本は善人に見えるが逆鱗に触れると怖い。国内に何人の鳥神様がいるのだろう。
皆さんライフリストはどれくらいだろう。そういえば先日アカショウビンが出たと、仕事を休んで駆け付けたOLが居ると耳にした。
彼女のライフリストは知らないが、やがて仕事や家庭に影響が出る 「鳥バカ」 になるのだろう。鳥にはまると恐ろしい。
はまった当人が私。仕事も家庭も人生が変わってしまった。元々凝り性なので、鳥でなかったら何にはまっていたのか。鳥でよかったかも。
■■コムクドリ(1992.4.15 音楽堂西側上)
音楽堂西側上の小道で数人のバーダーが夏鳥を楽しんでいる所に現れた。秋に観察されることが多いと聞くが、渡り鳥なので春でも機会に恵まれれば出合えることがあるだろう。
高木の樹冠部で採餌しながら動き回るので観察しにくく、同じムクドリの中でも大違い。よく見える位置を探して、階段を上がったり、角度を変えたりして右往左往。そのうちに飛び去ってしまったのが残念だ。
図鑑の写真のとおり、白と黒と薄茶の混じった複雑な色柄で、ムクドリの変異個体と言われれば納得するかも知れない。
正直なところ美しい色合いとは感じなかったが、もう少しはっきりと見たり、行動を観察したりできれば違った印象をもったかも知れない。今度は秋の出合いを期待している。
窓の外を見る。曇り空だが降っていない。回復方向にあるのは間違いないと出かける事に。
雨上がりでマスクをしているとメガネが曇る。一人で園内を回っている時は外して、人と出会うと着ける。
明日、明後日の連休は素晴らしい鳥見日和になる気がする。
・ みどりのリズムで数人がカメラを構えている。先日アカショウビンが出た場所だ。まさか!と思いながら駆け付けるとサンコウチョウとの事。飛び出して高い枝にとまる。やれやれ。嬉しいような、悲しいような。
・ 城南地区でU君と出会いしばらく一緒に回る。梅林で120±のムクドリの群れ。入口の高いに木にとまる。U君がコムクドリ!と叫ぶ。その後梅林に下りた群れを探すが見当たらず。コムクドリ♂1。
・ コサメビタキ 4羽 市民の森、修道館裏、水上バス乗り場
・ キビタキ 4羽 ♂♀型 市民の森、豊国神社東、修道館裏
・ オオルリ ♂若 1羽 飛騨の森
・ その他 コサギ、カワラヒワ、エナガ、カワウ、カルガモ、ヒドリガモ、シジュウカラ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
最近耳にすることが少なくなった 「ライフリスト」 国内で何種の鳥を見たかの数。若い頃はその数を聞いて相手にあこがれたものだ。時代とともに変化しているが参考に。
〇 200種を見て「一人前」 鳥見人になったとの意識が生まれる。この辺りが一番楽しい時期。「窓ガラス」 が 「窓カラス」 に見えたりする。TVや新聞で鳥のニュースが出ると目が向いてしまう。鳥友が次々に増えて、珍鳥情報が届いて各所に出掛ける。鳥見で知り合ったカップルができる。
〇 300種を超えると「鳥バカ」 家庭や仕事に影響が出始める。たまの休日は家に居てっ ! 家族に強く言われる。勤め先へは、急に親族が亡くなったり、熱が出て腹痛が起こったりする。頭の片隅に常に鳥がいる。生き方に答えを出そうと思い始める。
〇 400種を超えると「野鳥の達人」 知らない人から相談されたりする。時にマスコミから声を掛けられる。特定の分野の調査研究に進む人など進路が分かれる。脳内の半分は鳥でできている。基本は単独行動の人が多い。
〇 500種を超えると「野鳥の鉄人」 常識を超えている人や変人。いつも何を考えているか伝わりにくい雰囲気。優しい人か否か分かり難い。無口が多い。教えを乞うと、うんざりするほど詳しく説明したり、無視したりして対応が難しい。脳内の9割は鳥でできている。嘴は出ていないが体はトリ。
〇 600種を超えると「仙人」 すべてを超越した鳥人。神様と言っていい。知り合いにいるが、鳥自慢もしなければ激しく語らない。ただのおっさん。基本は善人に見えるが逆鱗に触れると怖い。国内に何人の鳥神様がいるのだろう。
皆さんライフリストはどれくらいだろう。そういえば先日アカショウビンが出たと、仕事を休んで駆け付けたOLが居ると耳にした。
彼女のライフリストは知らないが、やがて仕事や家庭に影響が出る 「鳥バカ」 になるのだろう。鳥にはまると恐ろしい。
はまった当人が私。仕事も家庭も人生が変わってしまった。元々凝り性なので、鳥でなかったら何にはまっていたのか。鳥でよかったかも。
■■コムクドリ(1992.4.15 音楽堂西側上)
音楽堂西側上の小道で数人のバーダーが夏鳥を楽しんでいる所に現れた。秋に観察されることが多いと聞くが、渡り鳥なので春でも機会に恵まれれば出合えることがあるだろう。
高木の樹冠部で採餌しながら動き回るので観察しにくく、同じムクドリの中でも大違い。よく見える位置を探して、階段を上がったり、角度を変えたりして右往左往。そのうちに飛び去ってしまったのが残念だ。
図鑑の写真のとおり、白と黒と薄茶の混じった複雑な色柄で、ムクドリの変異個体と言われれば納得するかも知れない。
正直なところ美しい色合いとは感じなかったが、もう少しはっきりと見たり、行動を観察したりできれば違った印象をもったかも知れない。今度は秋の出合いを期待している。