大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

1/5。大阪城のオジロビタキ越年。

2010年01月05日 | Weblog
 年末年始の休園で動向が気になっていたオジロビタキ。いてくれるかなー?と開園すぐに西の丸庭園奥の林へ。
 10分ほど待っていると、いたぁー!。年末と変わらず同じ辺りを飛び回っている。よしよし。

 オジロビタキは南千里公園の個体も観察した。大雨覆縁のバフ色。下嘴、上尾筒の黒。胸のバンド。三列風切先のスポットの白などから1Wの亜種アルビシラであった。
 細かい話に興味はない!。という方もおられると思うが、オジロビタキには2亜種があり、♂の喉に赤が出るのに1年の違いがある。

 仄聞するところでは、「春になれば喉が赤くなるから、それまでいてほしい」 とあるがそれは誤解。
 つまり、今いるオジロビタキがどちらの亜種か判断しないと。春まで居ても赤くならない亜種パルーバかも知れないのだ。その意味でもどちらの亜種か興味がわくのだ。
 もっとも、それ以前に♂か♀かも分からない。
 この個体はいずれにしろ春になれば胸のバンドがはっきりしてくるだろう。
 ちなみに大阪城公園の過去の記録では、1996年の個体のみ亜種パルーバで、それ以外はすべて亜種アルビシラだった。

 城南地区人工川で、ハシブトガラスが行水、時間は約20秒。コサギがドジョウを捕まえる。北外堀にヨシガモ♂1羽。顔の緑は出ても三列風切は伸びていない。
 オオバン1羽。バンは見当たらず。

 一番やぐらでカワラヒワ1羽がスズメの群れと一緒に。アトリは音楽堂西側上でタイワンフウに。市民の森では地上に落ちた黒い実を、西の丸庭園でも地上で6羽が採餌。
 全体の印象として鳥は多くない。

●今日の観察種。情報含む。
 カワラヒワ、ツグミ、シロハラ、メジロ、アトリ、ジョウビタキ、オジロビタキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。 オカヨシガモ、カワウ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コサギ、アオサギ、キセキレイ、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、オオバン、ヨシガモ、カイツブリ。
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1/3。バン、オオバン、ヨシガモ。

2010年01月03日 | Weblog
 寒さに少しはなじんだのか、気温の割には我慢できる。 もっとも、上4枚、下3枚に、手袋、ニット帽で固めているが。

 昨日見当たらなかったバン。青屋門付近で観察のコメントをいただき、今日はその辺りを意識して探したがいない・・・。しかし京橋口にいた。北外堀を西から東へと大きく移動しているようだ。
 オオバンはやはり1羽のみ。もう1羽は、どこかに行ってしまったのか?。襲われたとか病死したとか、事故にでも合ったのか?
 ヨシガモは南外堀に♀型1羽のみ。昨日の4羽は見当たらない。オカヨシガモは東外堀に多い。
 城南地区人工川でカワセミが1羽岩の上に。すぐに警戒されて飛ぶ。

●今日の観察種。情報含む。
 ハクセキレイ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カイツブリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワセミ、アオサギ、ササゴイ、ヨシガモ、カワウ、コサギ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、オオバン、バン、カモメ、キセキレイ、ゴイサギ。
 カワラヒワ、ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、ジョウビタキ、メジロ、アオジ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、モズ。 

 
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1/2。 20年目!大阪城公園の野鳥観察。

2010年01月02日 | Weblog
 2010年初の鳥見。元旦にも大阪城公園に出かけたが、目的は 「初日の出」
  天気予報から雲が多くダメとは思っていたが、毎年行くので今年も出かけた。結果は、やはりすっきりした日の出は見られず。
 いつもの鳥見の時に、朝焼けの中を真っ赤な太陽が昇るのを時々目にする。これが元旦だったらと思った。

 大阪城公園の観察記録が20年目に入った。
 当初は鳥を求めて、全国各地へ東奔西走していたが、珍鳥を追いかけるだけの鳥見に満足できなくなっていた。
 落ち着いて観察記録を付けようと始めたのがきっかけだった。淀川の近くに住んでいれば淀川の記録をした。浜甲子園の近くに住んでいたらシギチの記録をした。生駒に住んでいれば生駒山の記録をしただろう。
 たまたま大阪城公園の近くに住んでいたので、大阪城公園の記録を始めた。これほど続ける事になるとは思わなかった。定点観察の魅力に目覚めた。
 多くの人に定点観察を勧めた。各地へ出かけるのもいい。でも 「近場を観察して記録を付けよう」 と勧めている。

 セグロカモメが市民の森上空を飛ぶ。北外堀でも1羽が。城南地区人工川でセグロセキレイ1羽。
 カモは全体に減少気味。これは大阪城公園では基本パターン。12月頃が一番多くなる。こんな事はどんな図鑑にも書いていない。定点観察を続ける楽しみの一つ。
 北外堀で久しぶりにヨシガモ4羽すべて♀型。オオバンはやはり1羽のみ。バン見つからず。

 シロハラが目立つ。ツグミ地上採餌もぼつぼつ出てきた。音楽堂西側上でアキニレにカワラヒワとアトリが一緒に食事。市民の森では警戒心の強いキジバト。
 オジロビタキは西の丸庭園休園中で不明。5日から開園になる。越冬してくれているかどうか。

追:バンを北外堀で確認のコメントいただきました。

●今日の観察種。情報含む。
 ツグミ、シロハラ、メジロ、ジョウビタキ、アトリ、カワラヒワ、コゲラ、シジュウカラ、ウグイス、アオジ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ハクセキレイ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロセキレイ、コサギ、コガモ、ヒドリガモ、セグロカモメ、カイツブリ、オカヨシガモ、カワウ、マガモ、アオサギ、ヨシガモ、オオバン、ユリカモメ、バン。


 
コメント (2)
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