大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

4/11 クロツグミ、コイカルさえずる。

2015年04月11日 | Weblog
 今日の大阪城公園のサクラ、9番目の「落花盛ん」といったところ。それでもたくさんの花見客がシートを敷いて集まっている。 明日の日曜日が今年最後の花見日になるだろう。

 ①つぼみ固し、②つぼみ膨らむ、③一分咲き、④三分咲き、⑤五分咲き、⑥満開近し、⑦満開、⑧散り初め、⑨落花盛ん、⑩散り果て。

 早朝に市民の森でサンショウクイとのこと。その後、愛の森で樹頂部から鳴き声が聞こえるが姿が見えない。5分ほど探している間に声も聞こえなくなった。

 もみじ園でクロツグミ♂1羽。時に美声でさえずる。さすが森の歌い手と呼ばれる鳴き声。飛騨の森では♀1羽が見られている。

 すぐ横の沖縄復帰の森では、コイカルが大きな声でさえずる。 ケッ・ケッの声も聞こえ当初イカルだと思った。そのうち 「おきく24-」 だけのイカルより、はるかに複雑なさえずりが聞こえコイカルだと。 大きくて周囲に響く美声だ。

 早朝は雨だった。早いうちに上がるとの予報、TVを見ながら時々窓の外を眺めていたら、ニュースで 「野生下のトキのペア1組が、今期最初となる営巣を開始した」 とのこと。
 空模様をはかりながら登城しようかと少し重い気分が、このニュースで一気に明るい気持ちに変わる。

 オオルリは、音楽堂西上で♂2、元射撃場で♂1羽。美しい新緑にとまれば撮影しようと思うが。
 キビタキは、太陽の広場東の森で♂1羽。
 センダイムシクイは、市民の森ともみじ園で3羽。

 飛騨の森でトラツグミ1羽が観察撮影された。本種は、この冬1羽も越冬せず、わずかな観察が2回ほどあったのみ。

 トラツグミは、年によっては数羽が越冬し、春を迎えるころには人なれして5メートルほど前でのんびり採餌していたこともあった。
 こっちも慣れてしまって、いつでも見られるし、写真も自由に撮れると、真剣に向き合わなかった。今から思うと、おしいことをした気分。

 ルリビタキ♀型1羽。市民の森。まだ残っていた。
 アトリ2羽、太陽の広場東の森。
 シメ市民の森と音楽堂西上で6羽。

 アカハラ、市民の森で1羽。
 アオバト、市民の森で♂2・♀4の6羽。

 ツグミは各所で5羽。南外堀沿いで1羽のツグミが動かない。私の道をとうせんぼするみたいに立ち止まって動かない。2メートルくらいまで近づいても動かない。仕方なくぐるっと回って避けて通る。
 シロハラは各所で14羽。いい声で鳴いているのも多い。これが本来のさえずりなのかどうか。

 セグロカモメは第二寝屋川で1羽。
 カワウは西外堀3羽。
 カイツブリは南外堀1羽。

 オオバンは北外堀で14羽。観察ごとに減少。
 ホシハジロは、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で9羽。
 キンクロハジロは、南外堀、内堀、北外堀で48羽。
 コガモは、南外堀で6羽。
 オカヨシガモは、北外堀に♂♀。
 ヨシガモは、内堀にヨッシーのみ。

●今日の素晴らしい野鳥たち。
 セグロカモメ、ツグミ、シロハラ、メジロ、シジュウカラ、サンショウクイ、ツバメ、ホシハジロ、シメ、アカハラ、クロツグミ、アオバト、センダイムシクイ、ルリビタキ、コゲラ、オオルリ、アオジ、コイカル、キンクロハジロ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、エナガ、ヨシガモ、オオバン、オカヨシガモ、トラツグミ、アトリ、キビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/9 新入生。おめでとう♪ 夏鳥たちも。

2015年04月09日 | Weblog
 今朝もやや冷え込む。昼には気温も上がる予報。 新しい時のはじまり。学校も会社も新入生。
 昨年生まれの夏鳥たち、無事に日本に帰ってきた。第1回夏羽で初めての繁殖。

(今朝も夏鳥の渡り、数は多くないが順調)

 キビタキ。太陽の広場東の森で♂1羽。
 ツバメ。みどりのリズム上、南外堀、北外堀などで11羽。
 コサメビタキ。市民の森、樹頂部で。
 センダイムシクイ。市民の森と天守閣東配水池で3羽。
 クロツグミ。豊国神社裏と天守閣東配水池で♂3羽。
 オオルリ。太陽の広場東の森で♂2羽。
 サンショウクイ。市民の森上を鳴いて通過。

(堀の水鳥たちは、ますます減少し寂しくなってきた)

 東外堀。ホシハジロ♀1羽。羽を負傷しているのか。越夏する?
 南外堀。カイツブリ1羽。ホシハジロ4羽。カルガモ2羽。キンクロハジロ11羽。
 西外堀。カイツブリ1羽。キンクロハジロ4羽。コガモ4羽。カワウ6羽。オオバン2羽。
 内堀。キンクロハジロ12羽。ヨシガモ2羽。オカヨシガモ1羽。
 北外堀。キンクロハジロ43羽。カワウ1羽。オオバン20羽。オカヨシガモ2羽。ヒドリガモ6羽。

(漂鳥や冬鳥たち)

 セグロカモメ。第二寝屋川旋回3羽。ユリカモメはまったく見られない。
 シロハラ。各所で24羽。さえずり風の鳴き声も。
 コイカル。♂1羽。市民の森で、朝一番によくさえずる。イカルの音質も、より複雑な鳴き方。
 アカハラ。市民の森で5羽。移動始めた少群の立ち寄りだろう。
 ハクセキレイ。もみじ園と内堀で2羽。
 イカル。音楽堂西上でさえずり1羽。
 ツグミ。各所で7羽。
 ジョウビタキ。飛騨の森♂1羽。
 アオバト。市民の森、♂5・♀3の8羽。

●今日の素晴らしい野鳥たち。
 セグロカモメ、キビタキ、シロハラ、シジュウカラ、ホシハジロ、ツバメ、コゲラ、コイカル、アカハラ、コサメビタキ、センダイムシクイ、ハクセキレイ、イカル、カイツブリ、キンクロハジロ、カルガモ、ツグミ、コガモ、カワウ、アオサギ、オオバン、クロツグミ、モズ、ヨシガモ、オカヨシガモ、アオジ、オオルリ、ジョウビタキ、ヒドリガモ、アオバト、サンショウクイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/7 ミゾゴイ、オオルリ、コマドリ・・・夏鳥続々。

2015年04月07日 | Weblog
 「春に三日の晴れ間なし」というが、確かに不安定。
 この2日間も、曇り雨の予報。今日はようやく雨のマークが取れた。満を持して出かけた。なのに途中から雨が・・。

 修道館の軒下で雨宿り。上がるのを待つだけ。
 こんな時スマホがあれば、天気予報を見たり、調べものをしたり、本を読んだりして時間をつぶせるんだろうな。

 一方、何もしないで、ただ水溜まりに跳ねる雨粒を眺めていたり、洗われて輝きを増した新緑に見入ったり 出来事を思い返したりして、ただぼんやり過ごす時間もいい。

 シロハラの声が聞こえた。ヒヨも騒いでいる。
 ツグミが出てきて、木々の間の短い緑の上でしばらく動かず。やがて勢いを付けたような仕草で土の中からミミズを捕える。
 まだ雨は止まない。何もすることがないから人生を振り返る。

 太陽の広場東の森で、上の方にとまっているシルエットがカラスじゃない。何だろうと双眼鏡で見るとミゾゴイ。
 99%ミゾゴイ。すぐにカラスがやってきて飛び立つ。追いかけられながら林の上を飛び回る、太陽の広場東の森からみどりのリズムあたり。

 とまらないかと目で追う。一度はとまった。よし!とそちらに向かおうとしたがカラスで再び飛び出す。結局数周カラスを従えて飛んでいたが見失う。

 曇天バックの逆光、撮影時+補正したが厳しい写真。帰宅後パソコンに取り込んで最大に露出補正し識別。ミゾゴイ間違いなし。

 私の場合、野鳥写真は3つの目的がある。一つは、「大阪城公園の記録」 二つは、「識別のため」 三つは、「収入になるから」

 今回は二つ目の識別のため。デジタルカメラを使うようになって、この目的が大きくなった。

 かつて短時間しか観察できずはっきりしない場合、よく言われたのがこれ。

 1、「声の大きい人の言った鳥」 大声で○○や!と叫ばれると、みんなそうなんだとなる。
 
 2、「ベテランが言った鳥」 ベテランの意見に反論できない。

 3、「数が多い方になる」 8羽となったとき、いや9羽いた、と言う人がいるとそちらが正しいとなる。 

 近年は、デジタルカメラを持っている人がほとんど。その場でモニターで確認できる。これは素晴らしい進歩。私も識別のためによく使う。

 私が登城しなかった二日間。夏鳥が一気に到着していた。オオルリ、キビタキ、センダイムシクイ、クロツグミ、コマドリ、ヤブサメ。しかも複数。 今期は渡りが早い。これからどうなる♪

 今朝は、飛騨の森でコマドリ♂。 市民の森でコサメビタキ1羽。 元射撃場でオオルリ♂1羽。 市民の森と元射撃場でセンダイムシクイ3羽。

 私が帰った後。午後から晴れて、もっとたくさんの夏鳥が出そうな気がする。キビタキやヤブサメやクロツグミや、サンショウクイなど。
 まぁいいかっ! 頭の中は昼食の酒。

 第二寝屋川でセグロカモメが3羽。ゆっくり飛び回る。時々水面まで。2羽は成鳥冬羽で、1羽は第1回冬羽と思う。くちばしはほぼ黒、雨覆いや肩羽に灰色は見えない。

 イカルとコイカルが市民の森でさえずっていたと。大将に撮影録画を聞かせてもらう。コイカルのさえずりはかなり前に聞いたが覚えていない。他所でこの声を聞いて 「コイカル!」 って言える自信がない。

 アオジが目立つ。音楽堂西上や豊国神社裏、天守閣東配水池などなど。植え込みから梢に飛びだす。
 シメがもみじ園に地上に1羽。

 ツバメは、城南地区、南外堀、北外堀など各所で23羽。
 ウグイスが人工川でさえずる。

 飛騨の森でヤマガラ1羽と。久しぶり。
 ジョウビタキ♂1羽、飛騨の森のコマドリのところ。
 ハシボソガラス2羽、北外堀天端。ますます貴重になってきた。間違いなく近いうちに大阪城公園の珍鳥になる。

 アオサギ2羽が第二寝屋川で。コサギ1羽が第二寝屋川を下流へ。
 カイツブリは南外堀に1羽。
 オオバンは、北外堀に19羽のみ。

 ホシハジロは、東外堀、南外堀、北外堀で6羽。
 キンクロハジロは、南外堀、内堀、北外堀で59羽。

 ヨシガモは、内堀4羽。
 コガモは、内堀1羽。
 カルガモは北外堀2羽。
 マガモは、本丸日本庭園池2羽。

●今日の可愛い鳥たち。
 カワウ、セグロカモメ、シロハラ、メジロ、ホシハジロ、コゲラ、コサメビタキ、センダイムシクイ、オオルリ、ツグミ、アオジ、シメ、シジュウカラ、ツバメ、カイツブリ、キンクロハジロ、ウグイス、コマドリ、ヤマガラ、イカル、コイカル、コガモ、ジョウビタキ、オオバン、カルガモ、マガモ、アオサギ、コサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/4 オオルリ、キビタキ、センダイムシクイ 到着しました!

2015年04月04日 | Weblog
 サクラ満開で花見客もいっぱい。
 市民の森で高い樹冠部に動く鳥影。双眼鏡を向けるとオオルリ♂。もう1羽はムシクイもはっきりせず。もう1羽は体型や飛び方からオオルリ風もはっきりせず。

 その後、オオルリは市民の森で♂3と♀1。キビタキは市民の森と元射撃場で♂2羽。センダイムシクイは市民の森と元射撃場で2羽。 いよいよ春の渡りが始まった。

 すでにオオルリは、3/31に修道館裏と、4/3市民の森の情報がある。3/31には天守閣東配水池でクロツグミ♀も。だんだんと浮かれ気分。やや早めの春の渡り。

 いつもブログを書く時は、ユーチューブでBGMに歌を聞いている。
 今日は、ユーミンの 「真夏の夜の夢」

 ♪・・・私 遠い夢は待てなかった 最後はもっと私を見て・・・♪

 作詞作曲 松任谷由実。彼女はまさしく天才。

 ツグミはもみじ園、大手前、空堀、飛騨の森で計6羽。
 シロハラは、市民の森ほか各所で14羽。「ヒョロン・ヒロリン」 などと聞こえる声で鳴く。
 シメ5羽。音楽堂西上もみじ園から飛び立ちとまる。渡りで群れて移動中か。

 ツバメ、市民の森の上、空堀、第二寝屋川などで9羽が飛び回る。
 アカハラ、市民の森1羽。
 アオバトは市民の森で8羽。石の水場の前にカメラマン。

 ジョウビタキ♀天守閣東配水池。
 エナガ3羽、ピースおおさか。

 第二寝屋川にセグロカモメ2羽。ユリカモメは見られない。
 カイツブリは西外堀に2羽。
 カワウは、西外堀7羽。
 オオバンは、東外堀2、西外堀2、北外堀24で計28羽。これでもずいぶん少なくなった。

 ホシハジロは、東外堀1、南外堀1、北外堀4。
 オカヨシガモは、東外堀1、内堀1。
 コガモは、南外堀2。
 キンクロハジロは、南外堀16、西外堀5、内堀14、北外堀31。
 ヨシガモは、内堀4。
 マガモは、本丸日本庭園池2。
 カルガモは、本丸日本庭園池2。
 ヒドリガモは、北外堀3羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 シロハラ、シジュウカラ、オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオルリ、センダイムシクイ、ツバメ、アカハラ、アオバト、シメ、ツグミ、エナガ、メジロ、カイツブリ、カワウ、ジョウビタキ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/2 春満開!鳥たち さえずり やめない。

2015年04月02日 | Weblog
 青空が広がる快晴の空。サクラが満開。見事としか言えない。他にも春は花の時期。桃園に向かうと、ここも見事満開。私はこちらの方が好き。
 
 決して嫌いという意味でない。どちらかを選べと言われればの話し。ウメも入れると、ウメ、モモ、サクラの順かな。サクラは華やか過ぎて、私の性格では気おくれしてしまう。

 シジュウカラが各所の梢で盛んにさえずっている。 メジロもさえずっている。
 多分シロハラと思うさえずり風の声。みどりのリズムと豊国神社で。音楽堂西上では柵にとまったアオジがぐぜる。花も鳥も春。

 飛騨の森で可憐な濃いピンクの花。 ハナカイドウと言うらしい。花も可愛いが名前も可愛い。

 春満開、一方堀の中は寂しくなった。
 あれほどにぎわった東外堀、オオバンが6羽、ホシハジロ1羽、オカヨシガモ1羽。 南外堀へ回ると、ここでもホシハジロ3羽、キンクロハジロ21羽、ホシハジロ3羽、コガモ5羽、カイツブリ2羽。
 ずいぶん寂しくなった。堀沿いではシートを敷いて場所取り。すでに飲んでいる人も。

 いいなぁ♪ 鳥見やめて一人花見しようかな!

 西外堀は、オオバン2羽、キンクロハジロ4羽、カルガモ2羽、カワウ4羽。
 内堀は、キンクロハジロ24羽、ヨシガモのヨッシー君1羽。アヒル1羽。
 北外堀は、オオバン23羽、ホシハジロ2羽、オカヨシガモ1羽、キンクロハジロ51羽、カルガモ2羽、ヒドリガモ7羽、カイツブリ1羽。カンムリカイツブリが見当らない。

 市民の森、越冬アカハラ1羽。そろそろ旅立つころ。
 シロハラは各所で22羽、ツグミは6羽。

 アオバトは樹頂で休むも水場には下りてこない。
 エナガ2羽、ピースおおさか。
 ジョウビタキ♀1羽、天守閣東配水池。今日はこの1羽しか出合わなかった。

 山里丸でヒヨドリはヤツデの実を食べる。まだ熟してないのに。
 ツバメ1羽が北外堀を飛ぶ。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 メジロ、コサギ、ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、オオバン、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、アカハラ、アオバト、ハクセキレイ、アオジ、カイツブリ、カワウ、ジョウビタキ、ツバメ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする