餘部からは鎧、香住、柴山、佐津と入江の集落ごとに駅があり
海が見えたと思ったらまた山の中を走る面白い区間だ
この辺りは紅ズワイガニ漁が盛んで中でも香住はとくに有名だ
鉄道紀行作家宮脇俊三氏も確かここの民宿で旬のカニを食していた
竹野から内陸部に入るとすぐに城崎温泉駅だ
ここで京都行特急「きのさき18号」に乗り換えだが1時間半あるので町探訪
城崎と言えば志賀直哉
そのゆかりの場所を巡ってみた
先ずは三木屋旅館
山の手線にはねられた怪我を癒すために逗留した宿だ
次は作中にその名前が出てくる公共温泉施設
「一の湯」の前から小川は往来の真中をゆるやかに流れ・・・
山陰線の隧道の前で線路を越すと・・・大きな桑の木が路傍にある。
その桑の木はこの線路の結構先に「志賀直哉ゆかりの桑の木」としてマップにあったが
そこまで行っている時間はなく駅に戻る
今日も暑い一日だった