本日のR中の部活はお休みでした。前から何度も書いていますが、今の世の中は部活のガイドラインが遵守されています。部活は原則、土日のどちらかで1日のみの練習のところ、先々週に土曜日に練習し、日曜日が試合だったため、この振り替え休日と言うイメージで、今週は土日共に練習は中止になりました。
本日は、J2の1位と2位の対決。
昇格争い、優勝争いの大一番。
エスパルスのホームゲームにもかかわらず、
国立競技場での開催と言う事で賛否両論がありました。
まあ、ここでその件については触れません。
まず、本日の試合について語る前に、
第32節終了時点成績について、簡単なお浚いを。
エスパルスは23勝2引き分け7敗で勝ち点71点の1位。
横浜FCは21勝7引分4敗で勝ち点70点の2位。
エスパルスとしては今後を考えれば勝ちたい試合ですが、
最低限、引き分けも可(本当に最低限のお話です)。
負けることだけは許されない状況でした。
さて、前半の試合は、お互いリスクを極力減らした、静かな戦い。
私個人としては、前半は0-0でもOK。
後半にギアを上げて勝利を掴んで欲しい!
と思いながらのDAZN観戦でした。
前半戦のスタッツは、
支配率で52%
(実感は横浜FCの方が上回っているように感じました)。
シュート4本(横浜FC5本)
枠内シュート1本(横浜FC2本)
パス258本成功率85%(横浜FC218本81%)
コーナーキック1本(横浜FC4本)
似通っている数値でした。
そして後半、ややギアを上げた横浜FCに対し、
相変らず、堅く守っている感じが強い展開の中、
56分に失点。
左サイドから中野がクロスを入れる。これに反応した高橋がペナルティエリア中央からシュートを放つも、ゴールの枠に当たってしまう。最後はジョアンパウロがペナルティエリア中央からヘディングでゴール右下に決める
エスパルスにあと一歩、相手に寄せると言う動きがないので、
余裕でセンタリングが上がり失点したように感じました。
ここから、漸くエスパルスにギアが入り、
74分い追いつきました。
Cジュニオのスルーパスがペナルティエリア内の矢島につながる。ペナルティエリア内から矢島がクロスを入れる。これに反応した原がペナルティエリア中央から左足で枠内にシュートを放つも、市川にセーブされる。最後はこぼれ球に反応した宮本がペナルティエリア中央から右足でゴール左下に決める
そこからも攻め続ける姿勢は見えたのですが、
少しずつパスがズレているし、
パスの出し手と受け手の意思が噛み合わない場面が多く、
バタバタ感が顕著でした。
ドリブルにしろ、パスにしろ、
相手のプレッシャーがそこまで厳しくない中でのミス。
エスパルスが勝手にプレッシャーを感じているように見えました。
追いついたことは評価できますが、
やはり、今後の5試合に対し、
期待感、安心感を持てる内容ではありませんでした。
交代選手やベンチメンバーも個人的に不満の残る人選でした。
我々は、もちろんメンバーの調子まで把握できないので、
誰を出場させるのかについて、文句を言える立場ではありませんが、
ベンチに入っていた、
アブドゥル・アジズ・ヤクブ選手が出場しませんでした。
理由はあるのでしょうが、
得点が欲しい流れで、
ストライカーを出場させられないのが、悲しい気持ちになりました。
攻撃面で言えば、エスパルスの縦パスは、
相手のDFにカットされることが多いのに、
相手のポストプレーはしっかり繋がれる事。
逆に言えば、
相手のDFはしっかり攻撃の芽を摘み取るのに、
エスパルスは中々カット出来ないこと。
プレッシャーの掛け方や、ポジショニング、選手の配置等。
何かが足りないんでしょうね。
さて、恒例のスタッツです。(最終版です)
支配率で49%。
シュート14本(横浜FC12本)
枠内シュート7本(横浜FC6本)
パス485本成功率84%(横浜FC497本82%)
コーナーキック1本(横浜FC6本)
でした。
これで、1位の座は死守しました。
明日のV・ファーレン対ファジアーノ戦の結果によっては、
残り5試合で勝ち点差が12点に広がりますが、
9点差に縮まる可能性もあります。
どうなるのでしょうね?
最後に一つだけ。
FWの選手の前からの守備は、
今の日本のサッカーの生命線ともいえる中、
アジズ選手が出なかった要因がそれに関わるのであれば、
交代で出せない選手をベンチに入れないで欲しいと少し思いました。
もちろん違う理由かもしれませんが。
ただひたすら、エスパルスガンバレです。