今日のブログはもっと緻密にデフロート選手と上地選手の戦績などを調べたかったのですが、私がR中の部活に1ヶ月ぶりの参加で疲れ果て、調べる気力が残っていませんでした。今日はエスパルスも久し振りの試合になります。全米オープンのジュニアの園部選手の結果もまだ調べていませんし、U-20女子サッカーワールドカップのその後も調べていません。気ばかり焦ってしまいますが、日本にとって、私にとって良い結果が待っていてくれると嬉しいですね。
パラリンピックも余すところあと2日。
明日、日本時間だと、明日の夜中と言うか明後日の朝、
日本時間では9日の3:30に閉会式が始まる予定です。
オリンピックにもそれなりに感動のシーンがありましたが、
個人的にはパラリンピックの方が印象に残っています。
・車いすラグビーの優勝。
・ボッチャの大逆転と銅メダル。
・車いすバドミントンの女子シングルスの金メダル。
・卓球女子の金メダルと銅メダル。
他にも一杯ありますが、
メダル総数はオリンピックの方が多いでしょうが、
感動はパラが上回っています。
そして、絶対書かなくてはいけない車いすテニスの女子の頑張りです。
昨日のブログに書いた女子ダブルスの優勝。
上地結衣選手/田中愛美選手ペアの優勝。
まずこれだけでも本当に素晴らしかった!
オランダの絶対王者、ディーデ・デ・フロート選手は、
4大大会のダブルスで19回の優勝(豪5・仏6・英3・米5)。
パラリンピックはリオ準優勝、東京優勝です。
今年の4大オープンダブルスでは、全豪、全仏優勝で、
全英は準優勝でした。
そして今回のパラリンピックは日本のペアが優勝。
これだけでも、もちろん感動ですが、
元々、ダブルスはシングルスに比べれば勝つチャンスがありました。
大体テニスのダブルスは、ペアのうち、
弱い方を責めるのが鉄則と言うかセオリーですが、
車いすテニスはもっと徹底されます。
と言う事で、決勝も田中選手がずっと狙われていましたが、
それを丁寧につないで、つないで、跳ね返して、
最後は相手が根負けするような粘りを発揮。
この試合は田中選手のおかげで勝てたと言っても過言ではないでしょう。
それほど素晴らしい田中選手のプレーでした。
そして、いよいよシングルス決勝です。
シングルスでのデフロート選手の実績は半端ではありません。
デフロート選手が何故に絶対王者かと言えば、
このパラリンピックまでに、
15大会連続でグランドスラムで優勝し続けている選手だったからです。
女子シングルス23回の優勝(豪6・仏5・英6・米6)。
2021年にはオリンピックを含め、
年間ゴールデンスラムを達成。
2022年、2023年もグランドスラムを達成しており、
デフロート選手にシングルスの死角はないと思われていました。
(私が勝手に思っていただけですが)
今年の5月のある大会で負けるまで、
シングルスで145連勝を達成していたようです。
ただ、パラリンピックのダブルスの試合から、
デフロート選手に変調の兆しは見えていました。
サーブが以前より入らず、ダブルフォールトも多く、
やや、ナーバスになっている様に見えました。
パワーのある強いストロークが武器のデフロート選手ですが、
この日はやや精彩を欠いていました。
スタッツを見れば一目瞭然でした。
ダブルフォルトは上地選手0回、デフロート選手17回。
ファーストサービス成功率上地選手64/83
デフロート選手59/100
ウィナーは上地選手29に対しデフロート選手47。
アンフォーストエラー(イージーミスと言い換えても良い)は、
上地選手24に対しデフロート選手49。
如何に不調だったかが判ります。
デフロート選手に何があったかは判りませんが、
少なくとも上地選手がプレッシャーを与えたことは間違いないと思います。
本当に素晴らしい優勝でした。
大観衆の中で2冠達成、歴史を変えた上地結衣が繰り返した“感謝” - スポーツナビ (yahoo.co.jp)
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【パリ・パラリンピック】上地結衣が涙の金! レジェンド・国枝慎吾さんも声震わせ「すごく感動」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
他の競技のお話はまた今度です。
今日はこの後男子シングルス決勝があり、
小田凱人選手が出場します。
男子ダブルスは準優勝だったので、
シングルスは是非とも優勝して欲しいです。
ガンバレ日本です!