きょうは定例の通院日。時々書いていますが、クリーニング屋さんの日とお医者さんの日は雨が多い。と言うことで今日も雨。日頃の行いが悪すぎる私です。
最近年を取って、昔より気が短くなったと言うか、
堪え性が無くなったと言うか、
我慢する力が無くなった気がします。
と言うことで、最近気になるのが人様の行い。
自分のことを棚にあげて、他人の言動が気になる気になる。
そこに見え隠れする思いやりと言うか人に対する気遣い。
具体的には書けませんが、気になっていることを一つ二つ。
例えば忙しくてヒーヒー言っている時、
手伝ってくれれば嬉しいですよね。
手伝ってくれた人は、思いやりがある人と言えるでしょう。
でもね、
時にその裏側が透けて見えて、ガッカリすることがあります。
私が偏屈なのでひねくれた見方しかできないのが原因ですが。
例えば、仕事を円滑に行うために、
独自に決めた自主的ルールがあります。
私の仕事の一つは、ある品物が各部署から持ち込まれ、
現物の取り扱い上、あるいは書類上、
不備がないかを確認したうえで、取りまとめて業者に渡します。
書類は3枚複写で、
1枚は控え、2枚目は業者の控え、3枚目が業者の受取書。
我々は控えを保管し、2・3枚目を業者が持ち帰った後、
翌日受取書が返ってくるので、控えと受取書をセットします。
ところで、業者に渡す際、
一つの部署で複数枚書類が出た場合は、
取扱数の小さい順に並べることをルール化しています。
しかし、私の部署の偉い方は、手伝って下さる時、
そんな順番をそろえるのは面倒だと絶対に従ってくれません。
もちろん順番がバラバラでも、何も問題は生じません。
気分の問題だけです。
また、
色々な部署のものを取り扱います。
業者から戻ってくる際は、受取書は部署毎の順番が決まっているので、
時間短縮のために手元に残る控えも、
部署毎に順番を予め揃えておくのですが、
彼はまず、そろっている控えの順番を何故かバラバラにしてから、
受取書と控えを揃え始めます。
謎の行動、無駄な行動なのですが、
どうやら人に指図されることがお嫌いの様です。
説明しても聞く耳を持ちません。
間違いは直してもらわなければなりませんが、
やり方とか手順、方法の問題は、微妙です。
この方は仕事は良く知っているし、優秀だし、
みんなに頼られていますが、手伝うのは相手を気遣って手伝うのではなく、
手伝うことが自分にとって気持ち良い?から手伝う。
モチロンそれでも良いのかもしれませんが、
相手がどういう気持ちかを感じ取れない人は、私は大嫌いです。
もっとも、私のようなしがないパートの爺に嫌われたとて、
何も困らないのですが。
と言うことでわがままな私のストレスのお話でした。
さて、今年の目標である年間読書150冊。
83冊目です(今年90日目)。
「ほっこり宿 小料理のどか屋 人情帖13」 倉阪鬼一郎
勝手に評価10点満点中7点
侍を捨て江戸に出て料理人となった時吉と女房のおちよの岩本町の小料理のどか屋は、大火で焼け落ちた。紆余曲折があり、さまざまな人の助けも得て、のどか屋は横山町に旅籠付きの小料理屋として再開することになった。辛い坂道で後ろから荷を押してくれるような料理が評判の「ほっこり宿」に安房の館山から来たという、なにやら訳ありの三人の親子連れが草鞋をぬいだが……。
さて、今年の目標である年間読書150冊。
84冊目です(今年90日目)。
「江戸前祝い膳 小料理のどか屋 人情帖14」 倉阪鬼一郎
勝手に評価10点満点中7点
刀を包丁に持ち替え江戸に出て料理人となった時吉とおちよの旅籠付き小料理のどか屋に、十四歳の娘を連れた両親が宿をとった。娘はけなげにも、兄の形見の絵筆を胸に、根岸に住む八十過ぎの老絵師の弟子になりたいと願う。同じ日、上州から来たという五人組の船大工が投宿した。ところがこの五人、なにやら素振りがいぶかしい。二組の“訳あり”の投宿者に何が起こるのか。
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