乙女高原の遊歩道沿いには3本のヤマナシの木があります。木の上のほうに,まるで緑の葉に雪をかぶせたように,花が咲きますが,気づかない人が多いみたい。秋の終わり,運が良ければ,あまーい匂いのする実を拾うことができます。ナシはナシでも,茶色っぽい日本のナシではなく,青っぽい西洋ナシによく似た感じです(2008年5月24日 観察)
ムラサキケマンの花は,すごく長く,筒状です。イソップ物語の「ツルには1輪差しのような細長い入れ物で,キツネにはお皿で・・・」というのを思い出させます。こんなムラサキケマンの花にぴったりなのが,ビロードツリアブ。細長い口を花に,まさに突き刺して,蜜を吸っていました(2008年5月24日 観察)
シャクナゲの花の命は短いです。だから,毎年,花が見られるか微妙です。大窪山のシャクナゲはアズマシャクナゲ。このように薄いピンクから濃いピンクまで、色のバリエーションが大きいです。(2008年5月24日 観察)