乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

今年も会えたね

2013年05月25日 | 植物(草)

今年2回めのスミレ観察会もいい天気でした。
スミレ観察会にちなんで,スミレ関連の話題を3つ。
一つ目は,シロバナサクラスミレの花です。
今年も見つけることができました(ぼくが見つけたわけではありませんが・・・)

スミレ・ファンに大人気で,なかなか写真撮影の時間が終わりませんでした。
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スミレとヒョウモンチョウ

2013年05月25日 | 昆虫
二つ目の話題は,スミレの葉に虫食いが結構見つかることです。乙女高原にはスミレも多いですが,夏になるとヒョウモンチョウの仲間もいっぱいみられます。そして,ヒョウモンチョウの多くは『スミレ喰い』なんです。こんな『自然のつながり』が見つかると,なんかうれしくなります。

このヒョウモンチョウの幼虫は枯れ草を歩いているところを見つけました。次のスミレに移動中だったのか,それとも,十分に食べたので,サナギになる場所を探していたのか・・・。
別の場所では,タチツボスミレの葉をむしゃむしゃと食べている小さい幼虫も見つけることができました。
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上を向いて歩こう

2013年05月25日 | 植物(草)
最後は,タチツボスミレというありふれたスミレなんですが,どういうわけか上向きに咲いている花がいくつか見つかりました。上向きに咲いている花の共通点は,『スミレのしっぽ』とも言える『きょ』が極端に短いことです。なぜに上向きに咲かなければならないのでしょうか? 涙があふれないように???
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