とてもわかりやすいのですが、今年伸びてきた草の茎に付いているのですから、今年のぬけがらです。大きいので、コエゾゼミです。いよいよセミの世界は、初夏のエゾハルゼミから盛夏のコエゾゼミにバトンタッチされるようです。
今年、久しぶりに見つけました。アワブキの葉を写真のように巻いて、中で暮らすアオバセセリの幼虫です。かわいそうなので、巣をあばくことはしませんでしたが、テントウムシのようなデザインの顔で、体にはシマシマ模様があり、かわいいんですよ。おまけに、この巣はとても立体的で(幼虫の姿が見えている穴をご覧ください。アウトドアウェアの立体裁断のようです)、中の容積が大きく、とても暮らしやすそうです。じつは、換気のための穴まで開いているという、手の凝りよう。