乙女高原フィールドノート

山梨県の北部,秩父山塊のふところにある小さな高原「乙女高原」(山梨市)での自然観察記。

ヤマガラの落とし物

2024年03月27日 | 
ヤマガラがやぶの中の横枝に止まり、足指で押さえた木の実を割ろうと、一生懸命くちばしでつついていました。何度やっても割れないので、実をくるっと廻し、別の角度からつつきますが・・・それでも割れないで、今度は上下をさかさまにしました。そのとき、ちらっと実の底面が側面とは違う色をしているのが見えたので、ツノハシバミであることがわかりました。ツノハシバミの固い実では、ヤマガラの細くて小さいくちばしでは「歯が立たない」でしょう・・・と思いましたが、あきらめずに何度もコココンとつつき、ついに割りました。ヤマガラが去った後で、やぶに潜り込んで地面を探し、見つけたのが、この食痕です。きっと秋に見つけたツノハシバミをどこかに隠しておいて、出してきたのでしょうね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フルーツサンド? | トップ | よくぞ冬を! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事