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「えー,(乙女高原)案内人さんも知らないのー?!」と小学生に教えられたのが,林の中の鳥の巣。地面に直接,作られていて,卵もありました。
どうもビンズイの巣のようです。
ビンズイは,乙女高原では,木のてっぺんや電線にとまって,複雑な節で歌を歌います。最後に「ズイーズイーズイー」と特徴的なフレーズを入れるので,それで聞き分けることができると思いますよ。(2008年7月28日 観察)
「えー,(乙女高原)案内人さんも知らないのー?!」と小学生に教えられたのが,林の中の鳥の巣。地面に直接,作られていて,卵もありました。
どうもビンズイの巣のようです。
ビンズイは,乙女高原では,木のてっぺんや電線にとまって,複雑な節で歌を歌います。最後に「ズイーズイーズイー」と特徴的なフレーズを入れるので,それで聞き分けることができると思いますよ。(2008年7月28日 観察)
乙女高原に向かう道の脇のコンクリートのがけの上に群れている花です。花の感じはベンケイソウの仲間のキリンソウによく似ていますが,名前が分かりません。どなたか教えてください。(2008年7月26日 観察)
乙女高原への道を車で走っていると,アジサイの鼻を長くしたようなノリウツギの花をよく見かけます。
車を降りて写真を撮っていたら,オオマルハナバチがやってきて,花の上をせわしく「走り」始めました。花粉を集めているに違いありません。
(2008年7月26日 観察)
車を降りて写真を撮っていたら,オオマルハナバチがやってきて,花の上をせわしく「走り」始めました。花粉を集めているに違いありません。
(2008年7月26日 観察)
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葉っぱをアサギマダラの幼虫が食べるイケマに花が咲きました。まんまるいボールのような形で,面白いです。
目を近づけてよく見ると,球面を作っている一つ一つの小さな花も,☆の形をしていて,楽しいです。
この花にオオマルハナバチが来ているところを何度か目撃しています。
(2008年7月26日 観察)
葉っぱをアサギマダラの幼虫が食べるイケマに花が咲きました。まんまるいボールのような形で,面白いです。
目を近づけてよく見ると,球面を作っている一つ一つの小さな花も,☆の形をしていて,楽しいです。
この花にオオマルハナバチが来ているところを何度か目撃しています。
(2008年7月26日 観察)
小さなちょうちょ,ミドリシジミの仲間が草の上に止まっていました。そっと近づき,ジッとカメラを構えていると,だんだんと閉じていた羽根を開いてくれました。光線の加減で金属光沢を見せてくれます。
今日はとてもラッキーな日で,なんとグリーンロッジの前庭の草にもミドリシジミが止まっていて,しばらくまわりの皆さんも一緒に観察することができました。でも,ロッジのミドリシジミは閉じた羽根を開いてくれませんでした。(2008年7月20日 観察)
今日はとてもラッキーな日で,なんとグリーンロッジの前庭の草にもミドリシジミが止まっていて,しばらくまわりの皆さんも一緒に観察することができました。でも,ロッジのミドリシジミは閉じた羽根を開いてくれませんでした。(2008年7月20日 観察)
遊歩道の木製の階段の上にありました。もともとは松ぼっくりだったのですが,ある動物が松ぼっくりのひだの間にある種を食べようとして囓ったあとです。
もっと標高の低いところで見られる「エビフライ」はもっと立派で高そうに見えるのですが,乙女高原エリアだと標高が高いからでしょうか,もともとの松ぼっくりも小さいようで,こんな貧弱な「エビフライ」になってしまいました。
食べた動物はおそらくリス。この森にはリスがいます。(2008年7月20日 観察)
もっと標高の低いところで見られる「エビフライ」はもっと立派で高そうに見えるのですが,乙女高原エリアだと標高が高いからでしょうか,もともとの松ぼっくりも小さいようで,こんな貧弱な「エビフライ」になってしまいました。
食べた動物はおそらくリス。この森にはリスがいます。(2008年7月20日 観察)
今日は焼山峠から乙女高原までの遊歩道を歩きながら,糞のサンプリングをしました。乙女高原の草原内や林内ではあまり見かけませんが,焼山峠付近では,こんなアリの巣がよく見られます。林道の脇にも,林道に沿ってライン状に「細かい枯れ草」がちょっぴり盛り上がっています。
こんなのを見つけたら,要注意。間違っても踏んづけたらダメです。これはエゾアカヤマアリの巣。このアリ,ちっちゃいアリのくせにすごくどう猛で,巣に近づいて写真を撮ろうとしただけで威嚇してくるし,巣の近くに長く居ると,ズボンの中に入ってきて,噛むこともあります。危険度と出会い頻度から考えると,乙女高原エリアで一番の危険生物ではないでしょうか。
ちなみに栃木県ではレッドデータブックに掲載されている昆虫です。(2008年7月20日 観察)
殺鳥現場
2008年07月19日 | 鳥
「ボス,ここがゲンバです」
「ヤマさん,ガイシャは?」
「尾羽を見ると濃いグレーで,先だけ薄いグレーです。こんな尾羽を持っているのはキジバトに間違いありません」
「ゲンバはここだけか?」
「遊歩道に沿って3ヶ所ありました。ホシは3ヶ所で羽根や羽毛を抜き散らしたようです」
「ホシの目星は付いているのか?」
「それぞれの羽根をよく見てください。羽根の付け根の部分,羽軸と呼ばれている部分にまったく傷がなく,きれいです。これはピンセットのように鋭いものを使って抜き取られた証拠です」
「鋭いもの・・・けものの歯ではなく,鳥のくちばしのようなものという意味か?」
「ボス,その通りです。ホシは鳥に違いありません」
「タカの仲間だろうか? ヤマさん,すまんが,もっと範囲を広げて現場検証を続けてくれ」
以上,殺鳥現場でした。(2008年7月19日 観察)
「ヤマさん,ガイシャは?」
「尾羽を見ると濃いグレーで,先だけ薄いグレーです。こんな尾羽を持っているのはキジバトに間違いありません」
「ゲンバはここだけか?」
「遊歩道に沿って3ヶ所ありました。ホシは3ヶ所で羽根や羽毛を抜き散らしたようです」
「ホシの目星は付いているのか?」
「それぞれの羽根をよく見てください。羽根の付け根の部分,羽軸と呼ばれている部分にまったく傷がなく,きれいです。これはピンセットのように鋭いものを使って抜き取られた証拠です」
「鋭いもの・・・けものの歯ではなく,鳥のくちばしのようなものという意味か?」
「ボス,その通りです。ホシは鳥に違いありません」
「タカの仲間だろうか? ヤマさん,すまんが,もっと範囲を広げて現場検証を続けてくれ」
以上,殺鳥現場でした。(2008年7月19日 観察)
不定期ですが(定期的を目指していますが・・・),乙女高原で中型ほ乳類(具体的にはテン)の糞のサンプリングをしています。それぞれの糞の中身を調べることで,連中が季節によってどんなものを食べているかがわかります。その分析によって,「テンの立場で乙女高原の自然を評価するとどうなるか?を探ろう」というのが,調査意図です。
さて,今回,おもしろい糞をたくさん見かけました。糞の中にサクラの種が入っています。テンたち,野生のさくらんぼを食べているんですね。で,その種が何者かによって割られ,種の中身が食べられているのです。これ,きっと野ねずみ(おそらくヒメネズミ)のしわざだと思います。
糞のサンプリング調査は3年目ですが,糞がこんなふうにリサイクルされている現場は初めて見ました。(2008年7月19日 観察)
さて,今回,おもしろい糞をたくさん見かけました。糞の中にサクラの種が入っています。テンたち,野生のさくらんぼを食べているんですね。で,その種が何者かによって割られ,種の中身が食べられているのです。これ,きっと野ねずみ(おそらくヒメネズミ)のしわざだと思います。
糞のサンプリング調査は3年目ですが,糞がこんなふうにリサイクルされている現場は初めて見ました。(2008年7月19日 観察)