オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

2009/10/31 水郷 「うむ,『釣った』気がする」の巻

2009年11月01日 06時15分52秒 | 2009オズマのバス釣りレポート

 「実りの秋」という。しかし,「仕事の秋」になってしまっている
 「過労死判定ライン」を軽くクリアしてしまう状態が続く。週末に鍼治療でなんとか体力を戻している状態。仕事の中身が違うとこんなに疲れが違うのかと,本当に実感している。いままでがラクだったのか

 そんなわけで出撃は当分危ぶまれた。前日の金曜日も,アサイチから急務が発生。一応「チーフ」なるものになっているので,とにかくこなす。
 しかし,マシンは古く,いまだにWIN-98SEだ。メモリも足りない。ごまかしながらの作業が続く。16時には急務が終わった。

 だが,ここからである。成果物を届けなければならない。夜21時・新宿区某所にて受け渡し完了。週明けからまだまだ激務が続くが,これで久々に週末2日がフリーになった

 朝は3時45分起床。6時の現地到着には十分だ。

 いつものポイントに到着。4AGE-TWINCAM-20のエンジンをまわしきっての到着。クルマに乗るのも久々だったが,クルマは快調だ。いや楽しい。

 さて,今日は久々なのでよくわからない。水に手を入れるとややぬるい。ウム,なんとかなりそうだ

 クランクベイト。異常なし

 水は,前回の10/11よりかなりいい感じだが....

 ひらめいた。スピナベ(ハイピッチャー・IT仕様・トレーラーワームつき)でバジング気味にしてみよう。トレーラーがついているから,アピールも強く・ゆっくり巻けるゾ。

 そんなに甘くないか,と思っていると,回収直前に
     「ドバババババ」
ヒットしている 前回の釣行から巻き変えていない20LBラインで引き抜く。
     「やったぜ 37cm。ブリブリだ。」
携帯を手に取り,撮影しようとすると.....

     「電池がもうダメです。
    自動的に電源は切れます。撮影できません。」
ヒョエー。いままでだましながら使用していた携帯電話のバッテリーが上がっている。しょうがない。バスをリリースしよう。

 そこは複雑な地形で,自分では冬・春の低水温期に何度もいい思いをしたポイントである。そういえば,バスを釣る前にとってもいい拾い物をしたんだっけ。


コンバットクランク。FTカラー。
磨いたらきれいになりました。


 そう,実はバスを釣る前にこれを拾っていたのだ。そのおかげで気分はハイテンション。睡眠不足もなんのその,だ

 しかし,このままバスの写真がないのも面白くないので,イメージ写真として過去のものを流用しよう。


実際は寄生虫がついてましたが。
サイズはこのサイズでした。
ポイントも異なりますが,あくまでイメージ写真です。


 ともかく今日はもうボーズの心配がない。アサイチのポイント選択に誤りはなかった。ルアー選択もよかった,ということにしておこう

 そしてしばしキャストを続けていると,どこからかオズマを呼ぶ声がする。

 チェリーさんだった。かなり離れているのによく判ったものだ。

 チェリーさんと合流。どうも状況がよくないらしい。何も起きていないらしい。
 そこで,二人で違うポイントに移動。ここでダメだと後が厳しいだろうけど,たぶん釣れるんじゃないかな。

 ワーム軍団先行者多数あり。大丈夫。ワームは気にならない二人だ。幸い,すぐに軍団は移動していった。ワームで攻めきれない,ということもあるのだ。

 オズマのルアーには数度のアタックあり。しかし,どれも乗らない。悔しいが,サイズがかなり小さいのか,また,ヨコの動きについてこれないのか,ともかく2バイト逃したことだけは確かである。

 そんなとき,チェリーさんにヒット。これで二人とも安心して釣りができるというもの。しばし同行して行くことになった。

 だが,オズマには便意が襲ってきた。いまなら間に合う。
     「大きい方なので,便所まで行ってきます
クルマを飛ばし,トイレへダッシュ。紙の存在確認が重要だ。
 スッキリしたあああ

 おっと,携帯の充電器でも買うか。非常電話ができないと困るし,まだバスが釣れるかもしれないしね。

 携帯復活。電池つきですが。

 そのまま,チェリーさんに合流する前に異なるポイントを流してみる。ルアーは「検挙状」。ダメだ。ラトルがアカンのかいな,と思い,マッドパピー5F・FTカラーへチェンジ。向かい風で絶好のクランク日和だろう。

     「グググン」
きたぜイ ホイ,いい引きだ。


30ジャストです。
秋はなぜかマッドパピーです。


 電池の復活した携帯で撮影。これで2匹だ。もう数匹釣れそうだが......。

 甘くなかった

 その後,今度はチェリーさんに腹痛が強襲。潮来釣具センターへ移動する

 結局,オズマはマッドパピーの追加購入&久々にドライブクローを見つけたので購入。2009年,唯一テキサスで(琵琶湖遠征のときね)釣っているカラーが売っていたのだ。

 ここでチェリーさんとは分かれて個別に移動。オズマは洗車に向かった(ルアーも大事だがクルマも大事ナノネ)。タイヤの空気がやっぱり抜けている。掃除機では隅々まで掃除した

 いつものポイントに戻ろうとすると,またもやコンビニでチェリーさんと遭遇。ワハハ,考えていることが同じなのかな,と思っていると,チェリーさんは中古で希少なクランクを購入していた。うらやましいのう

 オズマはその後昼食・歯磨き・昼寝である。
 目が覚めたらもう14時だった。今日は非常に気分がいいのでこのまま帰還しよう。帰って鍼も打ちたいしネ。

 すると,さっきコンビニで別れたはずのチェリーさんと出会う。ここは手を振ってサヨナラの挨拶である。

 東京に16時帰還。鍼を打ち,レポートに手をかける。

 それにしても実りある釣行だった。半分出家覚悟であったし,ルアーは前回のママという手抜きだったにもかかわらず反応は結構あった。そして何より,チェリーさんと何回も遭遇したことが感慨深い

 さあ,次はチェリーさんのレポートが届くかな。ルアーセレクトなど,非常にオズマと近いものを感じたが,腕は相当なもの。体力もすばらしい。期待していますよ,チェリーさん

 なお,オズマの次回釣行はやはり未定である。
 それにしても水郷のブルーギル釣ってないなあ....。もういいか。バスオンリーで。


【水郷バス釣り速報】 10/31 なんとか2本ですが満足です!

2009年10月31日 17時23分09秒 | 2009オズマのバス釣りレポート
 奇跡のようにして釣りにいけました。いやはや3週間ぶりです。

 結果は,37cmと30cmの2本でしたが,狙い通り?(結果オーライ)の釣り方で楽しかったです。

 さて,シーズン終盤がいよいよ感じられてきました。そう思っていたら,ようやくドライブクロー(ドライブ苦労?)の4インチ購入に成功です。

 たまにはワームも,そろそろですかね。

 しかし,仕事はまだまだ繁忙期っす....。詳細後日UPします。

2009/10/26 水郷 「中止」の巻

2009年10月26日 07時49分10秒 | 2009オズマのバス釣りレポート
 前夜21時。就寝する。
 朝4時目覚ましが鳴る。しかし強い雨

 やる気が失せた

 中止した。

 今日はたまりにたまったルアーの整理をしよう

 それにしても右手・指のしびれが止まらない

明日は,出家覚悟の釣行デス

2009年10月25日 16時49分19秒 | 2009オズマのバス釣りレポート
 猛烈に疲れている。腕も痛い。

 しかし,バスに会いたい。水温としては,おそらくこれ以上下がると自分の腕では食わせることが出来ない可能性。

 そういうわけで,繁忙期ではありますが,幸い土曜日に仕事をしておいたので,明日は出撃します。

 今回は,ライトリグ,いやスピニングを持っていきません。未熟な腕にライトリグ,もっとも自分には危険性が高いのです.....。

2009/10/11 水郷 「28年来の友人とともに再確認の旅」の巻

2009年10月13日 05時59分33秒 | 2009オズマのバス釣りレポート

 秋に入ってから,8月までの絶好調が嘘のように釣れていない。理由はいくつかある。まずは体調がかなりよくないこと。もうこの時点で難しい。

 また,「いつものポイント」にこだわりすぎていること。水郷のダイナミックさを感ずることのできる「ランガン」をしばらくやっていなかったこと。以前のように土曜日ばかり釣りに行ける状態でもなくなったしね。

 10/11は,中学生からの友人「K」とのバス釣りである。

 朝6時。横利根閘門の駐車場に集合。オズマは5時30分には到着して,一応の水況を確認していた。

 今日のテーマは「昔釣れたポイントはいまどうなっているか」である。Kはとくに3年半ぶりの水郷釣行らしいので(飲み会などでいまでも年に1回は会っているが),「水郷の気になるところ」を全部廻りたい,ということだ。Kの希望を最優先にしてランガンだ。というか,運転はお任せしたんですけどネ。

 まずは,オズマイチオシの「いつものポイント」。

 1時間経過。ノーバイトの猛攻。理由はわからない

 いっきに北上。北浦へ移動する。

 天掛付近でかつて100匹の大台に乗せた記憶が二人の脳裏によみがえる。だが,ここも生命反応なし。ボラは居るのだが,何かこう,あまりにも穏やかだ。

 さらに北上し,とある「穴釣り」の名所に移動。ここも,かつて80匹の大台が記録されたものだ。

      「よっしゃ
いきなり友人が釣る。サイズは小さいがバスである。それも北浦の


釣ったぜ。釣りは釣った者勝ち。
釣れない釣りはキライ。
俺もまた「釣り人」だから。俺がKだ。


 オズマは「ノーバイトの猛攻」にあっている。

 いったい何が違うのかとリグを見せてもらったら,それはワームだった。ワームはバークレー・サンドワーム・4インチ。オズマのサンドワームは夏に釣れた6インチ。この差なのだろうか,友人は続けてランギル2匹を釣って有頂天である


ギルも楽しいねえ。いや,魚釣りが楽しいんですよ。
ギルも立派な本命です。いやあ,睡眠不足がふっとぶネ。


 それにしても時間が早く過ぎてしまうので,またもや移動。鰐川のテトラである。
 
 深い。水深2mはある。だが,台風で逃げ込んできたのでは,という魚には会えない。近くの川も大混雑で話にならない。

 あっというまに12時だ。お昼を回転寿司でとりたい,というオズマの要望を裏切ってくれる某有名チェーン店K。サンマの刺身がまずかった。シメサバもまずかった。いなりぐらいが妥当か
 だが,旅の思い出で印象に残るのは美味しいものばかりではない。そう,友人Kとは「賞味期限1ヶ月切れ」のパンを危うく購入しそうになった話など,本当に水郷,いや北浦関係では話が尽きない。

 そして今度こそはと,「秘密の川その1」に南下。しかし,先行者多数。さらに南下し,もう一つの「秘密の川2」へ行く。

 台風後の増水が危ぶまれたが増水はなかった。濁りもない。しかし,ボラは居るもののやはり何も起きない。二人とも。わからんワイ

 「しんどい釣りもせなアカンときもあるし.....それだけやったらダメやと。よく,琵琶湖では釣れるけど,他の場所では....」「方向ですわ。闇雲に投げているように見えるんですが,岩のある位置なんかを確認しながら.....」

 KのクルマにはHDDナビが着いていた。そこには,『今江克隆 THE SECRET』が流れていた。なんでも,オズマがDVDにバックアップしてからというもの,毎日出勤時に聴きながら運転しているという。
 「日本で1人だな,こんなに昔のビデオを見ているやつなんて,そんな会話が途切れない。しかし,釣れない。一人ならもう帰っているところだ

 そして一気に「横利根バットマンタワー」へ移動。それは,水中に巨大なストラクチャーが沈められた,やはり「かつての」好ポイントだ。

 オズマは6時間も寝てきたのにやる気がうせている。車中で寝ていると,いつまで経っても友人Kが帰ってこない。釣れているのだろうな。

     「えれえっ,釣れる!! いまそこで7枚ゲットしたぜ!」
     「しかも,ビッグナマズもかけたんだぜ」
     「ナマズ,最高の引きだったぜええ!!」


 自慢ビーム。出家中の男に容赦なく浴びせられる光線。跳ね返すことができない。しかし,見ているとバイトが非常に小さい。ギルも相当にタフなようだが,友人はこれで,バス1本・ギル13枚の「エセ二桁」達成。やはり上手い

 最後に懇願する。「いつものポイントで勝負させてくれ」と

 15時30分ごろに到着。クランクに反応がないのは朝でわかっている。いきなり勝負のジグスピだ。しかも今回はトレーラーに新たな戦略を加えている。ブラック・ラメなしのグラブをセットし,ワームの認識度を高めるのだ。

 20分ぐらい経った頃か,いきなり「ガツン」と強烈な引き。

     「よっっしゃあ!」
オズマ,会心の一撃である


35cm。ブリブリに太っていた。
プリスポーンかと思ったゾ。

 これは釣れるぞと,さらにキャストを続けると,護岸際で強烈な締め込み。マシンガンが唸るぜ。

     「よっしゃあ,勝ったあ!」(今江の叫びが伝染している
32cm。これまたブリブリに太っている。朝のあの釣れない時間がウソのようだ。


連続出家ではなくなった。
しかも,型がなかなかよろしい


 この結果を報告しようと友人Kの方をふりかえってみると,いきなり釣っている。


32cm。嬉しすぎてルアーと
一緒にバスを撮影するのを
忘れた,というのがGOOD


     「アピールの大きさで,バッシンシャッドFTカラーで釣ったぜ
いやいやさすがだ。この1本は,オズマもすっかり忘れていたバッシンシャッドの威力を思い知らされた。

 さらに,今度は二人で移動。オズマの考えでは「大荒れの後に釣れる」というポイントだ。

 オズマには反応がなかったが,友人のバッシンシャッド・シャッドカラーに反応があったらしい。

 そして17時。辺りが闇に包まれる。気温が急激に下がってくる。11時間の水郷釣行が終わりを告げている。

 結果は,オズマ2本。友人Kは2本プラス・13枚(ギル)で,ワームをすっかり苦手科目としてしまったオズマは「魚釣り」に負けた。しかし,最後の最後「いつものポイント」で起死回生の2本。これは記憶に残る。水郷の意外性を確認できた

 二人ともそれぞれが満足し,麻生・天王崎の温泉(白帆の湯)に移動。今日は連休中日なので下手に早く帰ると渋滞するだけだろう。お風呂にでも入ってすっきりしようという考えだ。そういえば,釣り場で温泉に浸かるのは今年ははじめてだ。

 温泉後は,そばにあるラーメン店「博世ラーメンに入る。夜に入るのは初めてだ。若干メニュー変更があったが,昼のよろしくないグルグル寿司よりはるかに満足のいくものだった。おすすめは,ズバリ「味噌もやしラーメン」630円。バルキーじゃないので,メタボ気味の体にはちょうどいい。

 そして,19時48分。茨城県・麻生を後にする
 21時15分。利根川沿いを走って柏インターまで戻ってきた。
 22時15分。三郷JCTで若干の渋滞があるも無事に帰着する。

 次の釣行は,少なくとも10月はムリである。10/17・10/24は出勤当番。休日振替は,納期の関係上11/20以降になってしまう。

 こうしてハイシーズンの水郷は,記録(50UP2本;完璧にマグレ)と記憶(今回の結果;苦しい戦いの中で,自分の戦略で釣ること)がともに残る非常に有意義なものとなった。

 次回は12月か だが,例年12月は仕事以外にも多忙でなかなか出撃すらできない状況が続いている。そしてそれを超えると今度は4月までまったく釣りに行けないかもしれない。だが,3年半ぶりという友人Kに比べればまだまだマシじゃないか。
 
 とりあえず,バッシンシャッドを数個探してみますかな。友人Kが真冬に49cmを釣ったのもこのルアーだったしね。いや,俺もよく真冬にシャッドラップとともに使っていたよな....。


水郷10/11予測.......ヤバイと思う

2009年10月10日 07時59分34秒 | 2009オズマのバス釣りレポート
 10/11に水郷出撃予定である。これを逃すと,11/20以降まで出撃できない。繁忙期に突入なのだ。

 しかし。台風18号の影響で,主なポイントはつぶれているだろう。「風裏」が台風では期待できないし,竜巻もでたという。

 だからといってライトリグに可能性を求めるのも難しい。いまだに今年の水郷でブルーギルを釣っていない「なんちゃってブルーギルタックル」は琵琶湖でしか活躍しなかったのだから。

 打つ手が少ない。

 しょうがない。あそこに行ってみるか。

 運転は,同行の友に任せよう。

 釣れても釣れなくても,一応報告はします。期待はしないでね。

2009/10/04 水郷 「ついにきた,その瞬間!」の巻

2009年10月04日 15時36分28秒 | 2009オズマのバス釣りレポート
 腱鞘炎が酷い。土曜日に鍼を打ち,なんとかロッドが握れるレベルである。

 金曜日の送別会疲れがまだ残っているが,土曜日は21時に就寝。うむ,鍼を打つと本当によく眠れる。

 3時30起床。5時30分ごろ水郷到着。

 ひたすら投げる。撃つ ワームからライトリグ,クランク・スピナベなどなど....。

 11時。体力の限界がきた。さすがに6時間歩き通したのでクタクタだ。腕も痛いし,心が痛い

 完全出家,丸ボーズ。ついに今年2回目の完全試合を達成してしまった。

 敗因は,いままでのポイントにこだわりすぎたこと。

 来週は友人と出かけるが,水が今回と同じ状況なら,ハナから見切って秘密の川に行くしかないだろう。もしくはまったく異なるエリアをハイスピードで廻るか。

 そんなわけで,写真も何もありません

 あとは,腱鞘炎が酷いので,次回はライトなタックルで攻めたいと思います。ラインは太く,タックルは軽く。腕がこのままでは破壊されてしまいます。

 霞名物「ノーバイトの猛攻」は,周囲を見渡す限り全開でした!

今月も「バス釣り雑誌」に用はなし,だったようだ。

2009年09月26日 22時06分17秒 | 2009オズマのバス釣りレポート

 もうバス釣り雑誌を定期購入しなくなって10年以上が経過する。厳密には,立ち読みをするだけになっている。

 理由は至極簡単。「毎年繰り返し」だからだ。以前にも書いた記事だが,今月もまた同じだった。15年前の『Basser』の春号でもスピナベの特集をしていたが,それと内容は変わらない。変わるわけがない。基本は変わらないのだから。

 秋になると,特にファーストムービングルアーの話が多くなる。オズマもまだまだ勉強する部分は多いが,スピナーベイトについての特集が老舗雑誌であった。

 だが,役に立たない。

 それはあなたの好みの問題でしょ,と突っ込みたくなる。いや,最初から「好みの問題」として扱っていればいいのだが,プロらしき?人が書くともっともらしく見える。そのほとんどが,ルアープロモーションのため,と感じるのはオズマだけですかネ。

 オズマの釣りは,パターンフィシングを提唱した人にいわせれば「強い」釣りになるかもしれない。しかし,結果がでなければ強いもクソもない。ボーズになったり,ボーズ寸前の釣りだったら,それは「強くない」。

 オズマは,単に「続けられるから」「意外性を感じるから」「郷愁を感じるから」ハードルアーでばかり釣っているのだ。夏の西の湖遠征のときのように,いざとなればテキサスリグもやる。しかし,ことホームグランドの水郷では「やる気」がしないのだ。ポイントの絞込みは,冬と春ぐらいしか思いつかないしね。

 そういうわけで,今月もパラパラとめくっただけ。高価なタックルだから釣れるわけでもないし,安価だから釣れるとも限らない。

 釣りは“釣り”なのだ。意外性,オズマはそこに「釣り」としての「バス釣り」を感じているに過ぎない。


2009/09/23 水郷 「前回の失敗を生かしたか?!」の巻

2009年09月24日 06時10分05秒 | 2009オズマのバス釣りレポート

 2009/09/19。
 オズマの2009年バス釣りにとって,いままでになく厳しいものだった
 ポイント選択・ルアー選択,すべてがちょっとズレテいた
 そんな感じでその後の出勤日も休日もどこか落ち着かず,結局連休最終日,究極4日間ハイプレッシャーで叩かれた水郷にいつものように出撃した

 さすがに自宅そばの幹線道路は空いている連休心理「連休は,初日・中日に人が集中する」を証明するかのように,いつもの土曜日・日曜日よりも空いている感じだ。

 今日はある意味気合は入っているが無理はしない。どこまでオズマのハードルアー戦法が通じるのかあらためて確認したい,そんな気持ちなので,珍しく朝食もおにぎり2個を購入して5時30分すぎからスロースタートだ。

 やはり減水が続いている。9/19に比べ,さらに10cm減ったようだ。2008年にはこのようなことはなかったどころか,入れ食いになったことがある。それに比べるとこの減水状態は,シャローからバスを減少させるのに十分だろう。

 案の定,シャローエリアからは反応がない。オダ・アシ,さまざまなポイントを撃つが反応はない。それどころか,通常根掛りしないCB-100がやたらと引っかかるのだ

 そこで,ハーフスピン・3/8oz・インパクトチャート・IT仕様にする。軽めのスピナベで引っかかりをかわし,反射食いを狙うのだ。

     「グググン
50分経過した6時20分,まずは1匹目が反応した。


どんなに叩かれても
ハードルアーに反応するバスは居る

 この1匹で気が楽になった。だが,シャローエリアはことごとく壊滅状態のようで,バスはおろか他の魚も見えない。

 そこで,ディープエリア(といっても2mぐらいの場所)に移動する。連休最終日だけに人は居ない。最終日に疲れを残したくない,というのが普通考える心理だからだろう。

 とにかく,前回の結果と,通常の秋のセオリーから,バスが散っていることを念頭に置き,いきなり「検挙状」を投入する。もちろんカラーは2009年から釣れているファイヤータイガーだ。

       「グ....ググン」
いきなり引っ手繰られた。


今度は7時20分。2匹目
まあ通常サイズですが。


 このポイントはかなりハイプレッシャーなので最近は釣れないことが多かったが,さすがは「検挙状」とよぶだけのルアーパワー。オズマの腕を補って余りうる

 そして数分もおかずに検挙状にヒットする


今度は35cm。これでいいのだ。
3匹目


 精神的にはもうかなり落ち着いた。あとは,似たポイントを検挙状で撃って廻れば結果は出てくるだろう。

 しかし,さすがは連休。そして何より大幅な減水。8月ぐらいまでに釣れていたポイントではことごとく反応がない。

 大きく移動する。そこも普段はハイプレッシャーだが,今日はとにかく水深がある程度確保できるポイントでないと反応が続く気がしない。

      「ガコーン」
強烈なアタリがまたきたああ


背中にフッキングしてました。
4匹目


 これはどうりで強烈な引きになるはずである。だが,9/19の1匹に終わった貧果に比べれば贅沢すぎるほどの出来だ

 さて,参考までに9/23のルアーセレクトをお見せしよう。



ラインはスーパーGTR-20LBで食い込み重視に。
ロッドは使い慣れたマシンガンに戻す。
ルアーはご覧の通り(いつもこれとスピナベしか活躍しない)。


 この後,さまざまな水路を廻ると,ことごとくバスの姿を発見することができた。しかし,ことごとく小さく,ハードルアーではフッキングに至らない。また,とあるクリアな用水路では,ボラとバスが仲良く泳いでいる姿をみた。そして,ボラがスピナベを追ってくるという光景もあった。

 11時。帰宅の渋滞は嫌なので今日も午前中で上がる。気分は秋晴れのようにすがすがしかった。

 そして15時に帰宅。巨人軍優勝のニュースが流れるなか,9/19にお会いしたMさんからメールが届いていた。


43cmだって

 そう,「自慢ビームが届いていたのである。なんでも,先日オズマがプレゼントしたルアーや「検挙状」が活躍したらしい。さすがである。メールで投稿もして頂いたので,以下に抜粋して掲載しておこう。

%====Mさんのお話です
 9/22は,朝5時からのスタート。
 最初は,カラーブレードのハーフスピンでまず1本。サイズはキーパーサイズでした。
 しかし,ハーフスピンで続かないので,CBやコンバットクランクで様子をみるもバイトがありません
 「ヤバい」と思い,「検挙状」でストラクチャーの外側を通すとガツンというバイトで43cmをキャッチ(上の写真です)

 次は,オダ付近でハーフスピン(インパクトチャート)でキーパーサイズをキャッチ。午前中は以上です(午前中で3本,ということですね)。

 午後は,ハーフスピンとTN/50,コンバットクランク等を投げるも釣れず,最後の切り札として投入したジグスピの2投目でレギュラーをキャッチ。

 結局4本でした
%====Mさんのお話はここで終わり

 さて,オズマ次回の出撃は10/4(日)を予定.....している。土曜日は,前日に会社の送別会があるので無理なのだ。まあ,日曜日でも何とかなるだろう.....と考えながら,ルアー整理とライン巻き替えを終えた9/23の午後であった。


【9/23水郷速報】 4本捕獲に成功です!

2009年09月23日 15時35分11秒 | 2009オズマのバス釣りレポート

 連休最終日,ハイプレッシャーなど気にしながらも行きました。

 結果は,AM5時30分から11時までで4本でした。もちろんハードルアーのみです。

 前回,あまりにも失敗が多かったので,今回は自分なりに考えましたので,サイズはともかく納得です。渋滞もなかったしね。

 それにしても,9/19にお会いしたMさんからはさっそく強烈な「自慢光線」が(笑)。実力のある人には今度から内緒にします(嘘)。

 詳細後日UPします。実は9/24が最後の夏期休暇なのです。


2009/09/19 水郷 「劇的遭遇とバスの数は比例しない?」の巻

2009年09月21日 13時05分51秒 | 2009オズマのバス釣りレポート

 オズマが,以前いろいろな形でHPに関わっていたりしたことは以前書いた。そこで知り合った人も多い。

 さて,シルバーウィーク突入の9/19,翌日9/20は出勤であるにも関わらずいつものように水郷出撃を決めた

 甘かった。自宅の前の幹線道路が,AM4時にして渋滞している。だが,地元の強さは,ナビに頼らずとも裏道を抜けられるところなのだ

 結局は,いつものように90分足らずで水郷のいつものポイントに到着。

 甘かった5時30分から「ノーバイトの猛攻」だ。夏にあれだけイージーにキャッチできたのが嘘のようだ

 2時間が経過しようとしていた。いままでの経験上,2時間,これがポイントを見切るタイミングである(回遊などで急に活性があがることがあるので,いわゆる「ランガン」はあまりしない)。


今日は腕の疲れを考慮して
アメニスタで勝負。


 竿の性能は,本当にこれが1万円そこそこのものなのか,というほどにすばらしいものだと思う。感度・パワー・携帯性。すべてにおいて満足できる,オズマにとっては欠かせない竿になっている。

 しかし,とにかくもう後がない。出家確実かと思われたそのとき,「コンバットクランク師匠」(笑)の「頼りない動きがいいときがありますよ」というアドバイスを思い出した。

 コンバットクランク・グリーンライムなんとか(正式名称忘れました)で丸太の沈んだポイント(ここはなぜかいつも釣れるようだ)を通すと,下からバスがようやく反応した。7時21分だ。


出家回避。そして本日最後のバス。

 結論から書けばこの1本で終わってしまった。

 だが,移動をすると,アングラーからお声をかけて頂いた。
      「釣れてますか
      「いや,1匹だけですよ....

と会話すると,なんとそのアングラ-(Mさん)は,オズマの昔のブログやらHPを知っていたらしい。先週オズマが水郷に来たのも知っていたという

 いや嬉しいものじゃないですか。もう「顔出し」を止めてからはこういうことがなくなっていたので,正直少しさびしいところもあったが,何でもMさんは昔のオズマの記録を全部保管して(いま思うと,自分自身そうしておけばよかったと思うが....),いまでも読み返すことがあるという。

 さて,ここからは情報交換会。
 ルアーセレクトが......オズマと同じだ なんでも,いい意味で影響を受けてくれたらしく,「このルアー本当に釣れますね」などとおっしゃってくださる。オズマもお調子者なので,ジグスピをプレゼントしたりした。

 そしてしばらく一緒に釣りをさせていただけることになった。ワームの苦手なオズマにとって勉強になりそうだ。

 しかし,移動するポイントではことごとくバイトはなく,もうお昼になろうとしていた。そのとき,イチカバチカの賭けで,ウインディサイドに向かった

 寒い。Mさんはとにかく投げている。うーん,オズマよりも明らかにキャストが上手い。と,そのとき,

     「釣れましたああ
Mさんがバスを手に持っていた。


スピナベでしたよ。
ハーフスピン・ブルーバックシャート。
Mさんの魚です。


 この後,またすぐにMさんにはヒットするがそれは残念なことにバラシてしまう。

 結局,オズマは12時で体力の限界が来てしまい,早々に帰宅する。Mさん,オズマの体力不足は最近顕著でスミマセン。だが渋滞もなく,15時には東京に戻っていた。琵琶湖遠征以来,ロクに洗車をしていなかったので,WAXもかけてピカピカにする。

 そしてメールを確認すると,その後Mさんは1匹追加したという。

 オズマファンとの劇的な遭遇は本当に楽しかった。今年は隠れフアンさんともお会いしているし,人とのつながりは良好だと思う

 しかし,あまりにも今回は貧弱な釣果。次回はどういう戦略を立てるのか。腕の痛みはまた鍼治療で回復するだろうが,ルアーセレクトは少し考え直そう。

 繁忙期がいよいよまた近づいてくる。胃が痛くなる日々に備えて,とにかく満足のいく釣りを続けて行こう。

 最後に,Mさん,本当にありがとうございました またご一緒しましょう


【水郷9/19速報】 バス1本でした.....

2009年09月19日 17時27分15秒 | 2009オズマのバス釣りレポート
 いやいやはっきりいって2009年最悪に近い結果でした

 バイトは3回ほど得ましたが,かかったのは1本レギュラーのみ。

 ただ,昔からのフアンでいらっしゃるというMさんにお声をお掛けいただき,わずかな時間でしたが楽しい釣りが出来ました。Mさんもしっかり釣られていましたしね

 しかし,2008年にはこんな秋の沈黙を味わった記憶がないのです.....。

 なお,9/20は出勤のため,レポート(といっても写真は1枚ですが)は後日UPします。
 
 コンバットクランク最高,とだけいいましょう。「コンバットクランク師匠」(笑)(オズマは「CB隊長(爆)」),あれやはり釣れますネ。おかげで助かりました。出家だけはいやですもんネ。

2009/09/12 水郷 「やっぱりスピナーベイトか?」の巻

2009年09月13日 06時10分28秒 | 2009オズマのバス釣りレポート
 シルバーウィークなる政府の愚策を控えての釣行。

 なぜに愚策かといえば,そこに「祝日の合理性が薄いから」である。正直,困っている。以前の職場であれば,自分の判断で出勤し,振り替え休日などをとることが自由にできたが,いまの職場はメリハリがあまりにもしっかりしているため,OFFはOFFにせねばならない。しかし,納期は迫っている。そんな思いを抱く諸兄も多いことだろう。

 さて,9/12は雨が降ること・気温が下がることが予報された。前回9/6の失敗もある。確実に日が昇る時間に到着するよう,朝は3時45分に起床する

 いつものポイントに5時30分ごろに入る。今日は天候もよくないせいか先行者も少ないようだ。

 バイトがない「霞名物・ノーバイトの猛攻が続く。水は透き通っているが生命感がない。エビやハゼが居ないようだ。それがポイント選択失敗の理由かもしれない

 延々歩く。こんなときは,少なくとも適水温ならばどこかにはハードルアーに反応するバスは居るものだ。そんな期待を抱きながら

 終着点にきてしまった。ここから先は入れない。ブッシュの塊なのだ。そしてその隙間にハーフスピン1/2oz・IT・インパクトチャートをフワリと入れる。

     「ブルブルブル.....」
小刻みなスピナベのバイブが伝わる。そして回収寸前,陰からバスが現れた。同時に食っていた。


35cm。バイトがついばむようでした。
かなりスローな予感?


 とにもかくにもボーズは回避する。今回もワームは使えそうにない

 いったんポイントを上がり,他のポイントへ移動するが,風表になっている箇所はアブクが浮いている。ターンオーバーではないだろうが,酷い水質で,釣れる釣れない以前にハードルアーを引くのはあまり気分がよくない。泡だらけになってしまうのだ。

 対岸へ移動。CB-100・コンバットクランク・RS-100などを次々とローテーションするがバイトはない。あとで知ったことだが,偶然会話できた釣り人とのお話では,ゆっくりクランクを巻くとよかったらしい。オズマはグリグリ巻いてばかりでしたヨ.....

 そんなわけでクランクにはまったく反応しない。

 今度はハイピッチャー1/2oz・IT仕様をフル遠投する。護岸際に。

    「ガコーン」
きたあ これはいい引きだ。あれ,途中から軽くなった......いや魚はついているゾ。


しっかりレギュラーサイズ。

 それにしても,ハーフスピンもハイピッチャーも,正直,どちらでも釣れるというのがいままでの実感である。
 差があるとすれば,ブレードの加工方法(平ら気味に叩く)でバイブレーションに差がかなり出ること(これは素人加工なので「面白さ」の部分でもあるが),ハイピッチャーの赤・ハーフスピンのブルーバックシャートというカラー,このぐらいだと思う。極端に差がでるのは。

 だが,これで釣れ続けるほどの状況ではないようだ。

 またまた思い切り端まで歩き,バイブレーションなども試すが反応はない

 思い立った。いや,思い出した。こんなときはかえって強烈に速く巻くスピナベの方が釣れるときもあったことを。

 スーパーデルタフォース・1/2oz・シングルウィロー・ホワイトにする。Wウィローだとルアーの速度が遅くなるのでだめだろう。

     「ガツーン」

またまた陰からバスがアタックしてくるのが見えた。こいつはエキサイティングだ


久々のデルタフォースで。
レギュラーです。


 今日はサイズが揃っている。バイトは少ないが20UPもない。

 しかし,この頃から雨が本格的に降り始め,体力の消耗が激しくなってきた。念のため先週よかった水郷大橋下にも入るがバイトはない。長靴のグリップがほとんどなく,濡れた護岸で怖い思いをしただけである。長靴の買い替えが急務だ。

 11時。今日はもう疲れた。終了。レギュラー3本でもわるくはない。文句は言わない。自分の腕がハードルアーのただ巻きばかりだということが如実に現れただけのことだ。

 15時。東京に戻っていた。雨の後はタックル整備が面倒で正直大変だ。乾かないと整理もできない。

 しかし,懲りずにまた来週も行ってしまいそうだ.....。10月中旬からはまた釣りに行けない時期がくるのだから。


【9/12水郷速報】 微妙な感じです....

2009年09月12日 17時50分27秒 | 2009オズマのバス釣りレポート
 今日も行ってきました。結果は3本。スピナベのみです。というか,この手のルアーしか使えないのですが。

 正直,急に秋になってしまったようで,エビやハゼがたくさんいるいつものポイントは沈黙気味でした。

 まあそれでも,オール30UPだったのでよしとしますか。計5時間チョットの釣りでした。

 最近は,というか,今年になってから午後までしっかり釣りをしてないのは,体力の消耗が妙に激しいのと,高速が妙に混むようになったからです。

2009/09/06 水郷 「ハードルアーで釣れるのが好き」の巻

2009年09月09日 06時42分50秒 | 2009オズマのバス釣りレポート
 琵琶湖遠征から早くも1週間が経過した

 琵琶湖遠征は,仏像鑑賞とバス釣りを兼ねたよくばりなものであったためか,どちらかというと仏像鑑賞に力点をおいていた。バスは関東の水郷で釣れるから,という思いもあったのだ。

 さて,何度も書いたPC復旧。そこから蘇り,いつもの水郷に向かった

 朝3時起床。早すぎた。6時間睡眠をとることができたが,現地に着いたら真っ暗。

 暗闇でも釣れるという大利根東公園でバスベイトなどを流すが,所詮付け焼刃。バスベイトを引っ掛けて失い,いつものポイントに移動する。

 北西の風が強い。風表のポイントはど茶濁りになっている。風裏から攻めてみよう。

 スピナーベイトで攻める。おっと,いきなり.....バイトはあったが乗らなかった

 ここからは「ノーバイトの猛攻」である。いつもの実績ルアーではまったく反応がない。土曜日に釣られたとはいっても,これは渋すぎる

 水をよく観察すると,全体に白っぽい。水温低下で何か変わっているのだろう。8月より5度は下がってしまったからね。

 ここで,今江プロの昔のビデオを思い出す。秋のフォールターンオーバーで濁った水にはパールホワイトの....」,そうか,運よく今日はそういうルアーをもってきているゾ。

 CB-100のパールホワイト気味のカラーを投げる。ウム。なぜか釣れる気がする。

    「ガッコン
杭を乗り越えた途端にレギュラーサイズが食いついていた。


ボーズ回避。いつもと違うカラーで釣れると嬉しいネ。

 霞のバスには模様が少ないなあ,などと思いつつ,さまざまなルアーローテーションを試みるがバイトはない

 あっという間に2時間経過。ヤバイ。今日はこのまま終わってしまうのか

 そこで今度はあえて風表に移動。確実に検挙する「検挙状」;Dチェリーで勝負するしかないだろう。

   「クククン」

たよりないアタリで釣れたのは,上げてみるとレギュラーサイズだった


アタリは弱くても引きは強い。
西の湖のバスよりも。


 ここから迷走が始まる

 水路でワーム.......気分がのらない。ワームはどうも基本的に好きになれないのか,ワームに本気になるには大変なきっかけが必要だ。遠征とかネ。

 横利根も考えたが,ライトリグ軍団と釣りをするのも難しい。新佐衛門に行ってみよう。レンギョのおびただしい死体を見ただけだった。異臭で鼻が曲がりそうだ

 時間はどんどん過ぎていく。10時になってしまった

 思い切りまたここで方向転換をする。また今江プロの昔のビデオを思い出したのだ。「ウィンディーサイドにたまったベイトフィッシュには,スピナーベイトが効果的」だということを。

 水郷大橋に来た。2009年では初めてのポイント。いまだかつて,利根川の有名ポイントで唯一釣っていないポイント。

 風表だ。強烈に。しかし,岸際は濁っていない。またベイトも猛烈に打ち寄せられている。これは釣れるだろう

 しかし,日光を意識して反射でとるWウィロー作戦は失敗。ハーフスピン1/2oz・ブラウンチャート・IT(インディアナタンデムブレード仕様)にしてみよう。もう,端から端まで全部撃ってやる(この根性がワームに発揮されると,西の湖ぐらいの結果は出るのだろうが....)

 しばし撃つ。バスボートがたむろしているポイントに近づいた。よく見ると,一箇所だけ水がクリアだ。しかもブッシュが覆いかぶさっている。

   「グン」


陰から魚が湧いてきました。

 ヤッタゼイ。このカラーで釣りたいといつも思っていたのだが,初の水郷大橋下で,初のルアーで釣れたのだ。これこそ醍醐味

 これで3匹か。あと2匹釣れる可能性も出てきたゾ。

 水門を超えて上流へ。まずは水門付近のジャカゴを攻める.....って,いきなり下から魚が浮いてきたあ


レギュラーで4匹目。
やはりハードルアーでの釣りが好きだ。
いや,得意だ。


 琵琶湖ではまったく無反応だったハードルアー。
 ホームグランドに戻ってくれば,あれだけ琵琶湖で釣ったワームさえ凌ぐ。使い込むということ,何より,自分がハードルアーで釣ることがとても好きであるということを再確認させてくれた貴重な1本
 
 また,この2本目で水郷大橋に自信がもてた。マズメでなければ混雑もあるまい。今度から適当に来てみよう。

 そして時計を見ると11時44分。朝4時45分からの7時間の戦いは終わった

 それにしても,水温低下がこんなに早くくるとは思わなかった。また朝の日の出がずいぶん遅くなった。

 今年もあと2ヶ月いっぱいがオズマの釣りらしい釣りができるシーズン。冬は仕事も忙しく,北西風で釣りにならないことも多い。まずは9-10月,できるだけ水郷に通うとしよう

 それにしても,繰り返しになるが最後にドラマチックに釣れると非常に満足度が高いものだ。バスも本当に楽しい魚だネ