琵琶湖遠征も3日目です。本日は浮き輪=フローターで釣ります。
ちなみに,このフローター,外装が破けていました。
釣りが終わったあとに気がつきました。
寿命13年でした。
とにかく浮き輪関係は水難事故が怖いので,以下の装備は基本です。
ライフジャケット&海パン。
琵琶湖・湖西は水がきれいなので海パン一丁です。
朝はこんなに凪だった。しかし4時間後には荒れ始めました。
ワレながら退避のタイミングがよくつかめていると自惚れます。
タックルは2本です。ワームで5mラインをメインに。
ひたすら釣れるのはランギル。
ドラグを鳴らすギルの引き,これは霞では味わえない!
入れ食いです。50匹なんてもんじゃありません。
しかもこのランギルばかり。うれしーい!!
で,記憶が抜けたころにようやくバスが。
これは岸から2インチワームをTOPで動かして釣ったもの。
TOPは水がキレイだとやる気になりますね。
車田さんのような写真を狙いましたが,
写真に迫力が...。魚が遠すぎます。
入り口はここですが,夏期は駐車料金をとられます。
私は,遠くにとめてかつぎました。
釣りは,6時ぐらいから12時で終了。水泳場がそばなので,監視員の人が居たり,時計があったりして楽です。
海パン一丁ではさすがにクルマに乗れないので,着替えて今度は白髭神社へ。
鳥居が「琵琶湖総合開発」で移設されたことが記録されています。
社殿です。
これが「近江の厳島」といわれる鳥居です。
琵琶湖に行ったらやはり一度は行かないとね。
足元の水質が最高。
琵琶湖で水泳ができるということを知らない人は多いものです。
湖岸から社殿を。
そして,昼食後は「堅田の落雁」といわれる「浮御堂」へ移動します。
千対の観音さまがいてはります。落ち着きます。
通称「浮御堂沖・大岩」に群れるバスボート。
昔からの有名ポイントです。
浮御堂からは堅田に戻ります。内湖を攻めてみようというもくろみです。
釣れそうなのですが。
見た目と裏腹に,メチャクチャ難しいです。霞のイメージでは魚が逃げていきます。TN/50を避けていく魚影は何度も見ました。
ですが,近くの水路でなんとか魚を釣ります。
2匹ですがね。
堅田でよかったのは,87歳というおばあさまが「人間はきついことしはりますなあ」といわれたことです。
そう,はじめて訪れた20年ほど前はこの地域は全部田んぼでした。それが住宅地となってしまうわけですからね。
なにより「きつい」ということばに,人間のエゴを感じましたよ。
バスともう共生しはじめている一部の琵琶湖沿岸の人々。しかし,朝日新聞のように過激派ばかりをとりあげるマスコミ。
琵琶湖総合開発は琵琶湖の水深を30cmダウンさせるものだった,と白髭神社には書いてありました。それが,生態系撹乱の主要因であることは誰の目にも明らかなのに,「外来魚のせい」にして漁獲不良を補償金で解決しようとする人々。
そんな感慨をもった3日目の琵琶湖でしたネ。