こんな話が出ていた。ABUが好きでしょうがない今江プロが語っている。
無論,ABUに関しての身売り話は今回が初めてではない。
僕の知っている限り,古くはABUとGarciaという会社が合併したこと。
日本での代理店が,エビスフィシングからオリムピックに変わったあと,迷走したこと。
釣り,その中のバス釣りなんて商売では非常に狭いジャンル。
しかし,ここで世界的シェアをもつのは,一番後から業界に入ったシマノである。
ダイワは釣具の歴史が60年ほどある。シマノは50年には満たないはず。
日本には,他にリョービもある。一時完全撤退していたが,最近安いものを店頭で見かける。
日本企業の釣具業界が「ものづくり」が基礎にあるのに対し,やはり米国資本のABUは,あっというまにM&Aされる。
M&Aは別に構わないが,今江プロのいうように「日本向けモデル開発が停まった」りするのは,シマノ・ダイワの動きからするとかなり不思議だろう。
ABUの経営陣に伝えたい。
日本のリール(や竿)を超えようとするなら,独自の路線を貫くことだと。なにより「ものづくり」を評価せよと。
ダイワもシマノも微妙に社名変更したりしてきたが,国内での基盤は確かである。
それが,タックルオブザイヤーにも顕著に出ていた。
初心者が釣具屋に行って「シマノ,ダイワとは違って...」と説明されたとき,ABUは買わないということだ。
青木大介が2019からアメリカで転戦するらしいが,ダイワかシマノのスポンサーだったら...なんて考えるのは余計な詮索で終わってほしい。
しかし,そんな自分も2019年にABUのロッドは購入することにした。
とにかく番手がそれしかない,って番手なんですよね。
さて,その竿はZODIASを超えられるか そもそも,1/1配達なんてできるんですか