オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【ベルサイユのばら】演出でここまで異なるとは。再見してもよい作品なのでは?

2020年09月01日 00時00分00秒 | オズマの懐かしいTVアニメなど

【公式】ベルサイユのばら 第1話「オスカル!バラの運命」”LADY OSCAR” EP01(1979)



 自宅のDVDコレクションに,実に13年前にコンプリートしたものがある。

 たしか,当時のネットTV(GYAO)で見始めて,レンタル・複製しまくったのだ。

 2010年より前は,レンタル店にも多くの旧作があり,いまとなっては希少なDVDの数々をレンタル・複製できたのも,WindowsXPのおかげである。

 さて,本題に入ろう。

 『ベルばら』TVアニメ版は,前半の長浜忠夫演出と後半の出崎統演出でまったく異なる印象を受ける

 長浜演出の醍醐味は,いうまでもなく,この第1話に象徴される「大げさな・ドラマツルギー」全開の展開。

 そして出崎演出はおしゃれでカッコイイに尽きる。セリフまわしまで異なっている。

 本放送当時,長浜演出に声優陣が反旗を翻したという話がある。要は,「こんな大げさなものは違う」といわんばかりに。それが,出崎演出への変更の理由と言われている。

 しかし,本放送から41年もの時間が経過したいま,果たして演出変更が正解だったのかどうか,疑問に思う。

 長浜忠夫といえば『巨人の星』。まさに『巨人の星』を彷彿とさせる「台詞回し」があるが,舞台の「ベルばら」など,まさに長浜演出そのものではないかと思うのだ

 アニメ化するにはやはり難しい作品だったはず。だからこそ舞台で人気がある。TVアニメは賛否両論だ。

 漫画原作,とくに少女漫画のアニメ化は,絵柄の問題が大きく影響し,原作フアンから相当文句が出ることがある。21世紀のいまならCGで解決できるキャラデザインも,41年前では所詮人海戦術である。

 それでも,もしレンタル在庫などがあれば見る価値はある作品だとも思う。

 演出の違いがどこまで作品に影響を与えるかということがわかるのだ


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