随分前に予約した。かなり気合を入れてS席9800円。2/6の17時開演でした。
『銀河鉄道999』。少年時代にTVアニメから始まり,劇場版を見たり,DVDレンタルしたり,CDレンタルしたり,ムックを買ったりと,それなりのフアンである。
「私は時を流れる女」というメーテル,いや池田昌子さんの美声に惹かれているのは昔から変わらない。
東京駅から行くと,東京中央郵便局が様変わり。
この郵便局には,21時以降何度も来たっけ。当時はレターパックもメールもない時代。翌日に速達で関西に書類送付したりするためにはここしかないので,何度も何度も来たっけ。いまではまずPDFメール
送信だけどね。
国際フォーラム。結構な人出なのかな。
やっぱり人出,少なくはないと思う。
自分のスマホでもAI搭載なので逆光でもこれだけ撮影できる。技術革新だ。
さあ始まるぞというときに,何度かメーテルの声でアナウンスが。
フアンにとって気がかりだった池田昌子さんの消息。野沢雅子さんがお元気なのは知っているが,池田昌子さんは大昔のアニメ雑誌に顔出しをしていたぐらいで,よく覚えていない。ただし,多くのフアン同様,声質が自分のモロ好み
。一度でいいから「オズマさん
」なんて呼ばれたい
肝心の内容は,映画からBGMや挿入歌だけどうやって抜くのかわからないが,そのBGMをフルオーケストラで演奏するのである。挿入歌に至っては,タカカワユキヒデが出てきたり,究極はかおりくみこの代役女性がすごくうまくて,自分は一体何度感涙
してしまっただろうか。
名作と言われるアニメは多いが,僕が涙するアニメはやはり「999」ぐらいしかない。「巨人の星」「侍ジャイアンツ」とも涙しない。ましてや「きまぐれ★オレンジロード」など,なんでDVD買っちゃったんだろうと後悔しているぐらいだ。
1979.8.4に初公開のこの映画。画質はもちろんデジタルリマスターされていたが,そんなことは些細な問題である。
この調子で,「あしたのジョー2」などもフルオーケストラでやってみたらどうだろうと期待する。なにしろ1980年代の最前線だったTVアニメと劇場版。いまの技術でさらに何が得られるか,そんなことも期待したい。
そういえば,最後に松本零士先生までご挨拶にいらした。ご高齢だと思うが,やはり原作者の強さが垣間見えた。