『サザエさん』の20年後を,あまりにもリアルに扱った本作だが秀逸だった。
- 20年後らしい設定がある。スマホ,現代の若者は30歳では結婚しないなど。
- 反面『サザエさん』らしく,TVはいまだにブラウン管だし,家は建て替えていない様子。
- なにより好感だったのは,花沢さんである。カツオ君最大の理解者のようす。
とっくに放送が終わっていたのに,放送当日は疲れ切って寝てしまったのである。
花沢さんの他に「読モ」をやっているカオリちゃん,早川さん,中島くんも出ていたが印象に薄い。
サザエさんの娘として「ヒトデ」なんて名前をつけられちゃった女子高生は可愛そうだが,タラちゃんが就活で苦しんでいるのもアリだった。
アニメ版・『サザエさん』,実は最近はほとんど観ていない。『笑点』は必ず見るのに。この30年ぐらい「声優が変わった」ときにしか観ていなかった。
カツオくんといえば高橋和枝さん,マスオさんといえば近石真介さん,波平さんはもちろん永井一郎さん。そのイメージが強いので,いまだに「声」に違和感があるのだ...。
しかしドラマとなると話は別だった。
サザエさんたる天海祐希ははまり役じゃないだろうか 実に爽やかで陰りがない。サザエさんらしい 個人的には好みじゃない天海祐希なのだが(あくまで個人の好みです),今回は役者として大いに評価したい。
で,花沢さん。
アニメ版を観ていた頃に気がついたのは,「どう考えても,カツオ君もけして花沢さんを嫌いじゃないのでは」ということ。
いかにもカオリちゃんやらに浮気性の様子があるカツオ君だが,僕なら花沢さんですよ オトナになると,「花沢さんタイプ」の女性が非常に重要なんだよなあ...。
話が長くなったが,今日は自分のブログ開設4000日目。
引き続きよろしくお願いします。
一つの記録として残す。