本を読んでおいた往路新幹線車内。
新幹線で移動した1日目。車内では無料WiFiにより快適なネット空間があったが飽きてしまう。スマホを1日触っていられる人たちって,自分には理解できないです。
そんなわけであからじめ用意していた本。池上彰の解説は非常にわかりやすい。一番よい言葉は「戦力の逐次投入はダメ」だということ。攻めるときは一気に,です。ダラダラやっているとどんどん追い込まれて判断ができなくなる。それを歴史が証左しているということ。
釣りの本では「ルアーになぜ大きいのが釣れるのか」など,非常に興味深い内容です。釣りエサの話題だけでここまで書けるのかと思います。なにより,クロダイが相当に警戒心の高い魚だということがわかった。
運良くメトロリバーで釣ったクロダイ,あそこから1ヶ月出家したのもなるほどと思う。
いずれにせよ,「読んでみて,実践して,体験できる」のが釣りの醍醐味であり,「主体的な学び」になっていると思う。
さて,3日目8/31はガイド日。7時にヤード開門なのでその前に金網水路に行っておこう。
なんだかんだで90分で11匹。
金網水路恐るべし。今日は野池に行く時間もないのでさっさとシェルターマリンに移動しよう。
西部承水路のことなら大丈夫。ハーロックガイドサービス。
1年ぶりにお会いした哲さん。今回もよろしくお願いしますと挨拶したり,準備をする。
ベイトフィネスは投げる機会なし。1610H-2,166M-2でバッチリです。
あらかじめ状況を解説できるのがプロ。プロは「語って釣らせる」。僕は「釣ってから語る」。物凄い差がある。その「語って釣る」をさらに「お客さん優先」でやるのが本当のプロガイド。本当のガイドは「基本釣らない」。
僕は何度か「み,見本を見せてください」とお願いしたら「ライギョ5本にバス1匹が混じる」という展開らしい(実際,何本もライギョが釣れていた;自分はうらやましいと思いましたが)。
僕はどちらも大好きな魚なので,とにかく今日もよろしくお願いします
この際には居ない。一段落ちたブレイクに居るなんて誰が想像できるだろう。
スピナベが効きそうでしょうね。
まずは「クランク場」というところへ移動。ここでも「一段落ちたブレイク」1.5mラインをクランクで拾い釣りするらしい。
GT-Rウルトラ20LBでキャストしようとすると途中で失速する。よくよく見てみるとマグダイヤルが12とかになっている どうりで伸びないわけだ。でも,この「マグダイヤル勝手に動く症状」は結構あるみたいです。T-REXさんの記事を参考に修理しよう。
だからといって,シマノSVSが優れていると簡単には言えないわけです。まあ,やっぱり好みでしょうね。
さて,開始早々30分で30UPがクランクにヒットするもバラシ。惜しいですねえ,なんて話をしながら「スピナベではダメですかね」と聞いてみると「大丈夫ですよ フリーフォールさせなければ」とのこと。
フリーフォールさせるとリップラップにすぐに引っかかるのだ。事実,最初は何度も引っ掛けて大変ご迷惑をおかけしました。
ともかくここはデルタフォースWウィロー。晴れたときはフラッシングアピールですよ。
すると,また1時間ほどで「グウン」と強烈なバイト。20LBパワーで一気に寄せる。これはデカイぞ。
ライギョでないことは引きの違いでわかる。とにかく潜るのが不安な魚類だが,バスだ。確実45UP。
ジャスト45でした。これがガイドの実力です。
午前中早い時間で釣れたので安堵する。もちろん哲さんも同じ気分だろう。本当にやっかいな釣り人・オズマですが,よろしくお願いします。
さて,どんどん時間経過してくると「タフになる」とのこと。ここでもライトリグではなく「自分が使えるギリギリのジグないしテキサス」とのこと。
リップラップに根がかりしないように最初は1/4ozラバジ・カズハ4.8インチをセットするがつい「フリー」でフォールさせてしまう。
根がかりしないように「カーブフォールさせてください」を実践していると,明確な「ライン動き」アタリが出ました。
30UPです。この釣り方,難しいけど面白い。
なんとなく「コツ」がつかめてきた感じです。
頑張って流しているとラインが「ツツツ...」と動いてライギョの40UPをゲット。でも,写真を撮影する前に逃げちゃいました。ホント,スマホの顔認証とかって不便かも。毎回偏光グラス外す必要があるんだからね。
でも,哲さんがしっかり写真を撮ってくれていた。僕のライギョ愛,わかりますか(笑)。可愛いヨ。
そして,ライギョ様は見捨てていなかった。今度もラインが動いた。合わせると「ドババババ」「スー」とライギョらしく暴れ方が一瞬(笑)。
つぶらな瞳が可愛い。ライギョ大好きです。
八郎潟といえば「ライギョマンション」と言われるほどライギョの魚影は濃い。しかし,オカッパリから釣るのは容易ではない。そういう意味でも「何でも釣りたい」僕のような人にプロガイドはオススメです。
午後になってどんどん風向きが変わってくる。その向きに逆らわず操船してもらい,しばらくジグを流していると,ラインがたるんだ。同時にラインが動き始めた。フルパワーフッキングすると,確実45UPのバス。
全部同じ魚ですが嬉しいのです。47cmでした。
今日はもうこれでいいんじゃないかなと思う釣りです。
記念写真を撮影しましょう。
結局,朝7時から17時まで,約10時間釣りをしましたが,45UPが2本。30UPが1本。ライギョ2本と大満足です。
2017年からお世話になっていますが,毎年早めに夏休みを決めるのもガイド予約があるから。実際,週末はほとんど埋まっているそうで,今年のGW10連休はさすがに「きつかった」とかなんとか。
本当に,哲さんをはじめ,シェルターマリンの皆様には大変お世話になりました。咳も痰も出なくなったので,来年も転地療養兼ねて八郎潟に来ます。よろしくお願い致します。
そして9/1日曜日は最終日。16時30分ごろの新幹線なので14時までは釣りができるね。
ニコット。たしかに田舎のコンビニで,ないよりマシです。
シェルターマリンのそばに出来ていたニコット。本当に「生活必需品」が揃っているので便利です。自分も,最終日は暑くてアイスクリームやら飲料補給しましたね。
さて,最終日はさすがに疲れてしまって宿を出たのが5時過ぎ。今回も佐藤旅館さんにお世話になりました。毎日洗濯できてお風呂に入れるなんて最高です。
女将さんは僕のことを覚えていてくれましたが,ご主人の体調がちょっと心配です。来年閉店していたらどうしようかなと思うぐらいに重宝しています。
そんなわけで,日がガンガン照りつける金網水路ではかろうじて2匹。面倒くさいので写真を撮っていません。
カズハ4.8インチを2袋補給。たぶんここだけの在庫でしょうね。1400円でした。
プロガイドでも使ったワームはカズハ4.8インチ。絶版になって久しいですがデッドストックを使ってます。なによりビッグレイクに相性がいいので,これを紹介してくださった佐藤プロにもお礼申し上げます。
つまり,雑誌に出ている有名プロより上手いプロが普通に居るということ。これは,ガイド選びで重要なことです。僕はブログなどを見て「真面目そうな釣り/流行の釣りでなく,理屈にあった釣り」をする人を探していまに至ります。くれぐれもSNS「だけ」を信じないように,と思います。
今日は時間がないけど,とにかく適当な池に行ってみよう(笑)。かなり危険で無謀ですが,これがアタリました。
堰堤に上がったらバスの群れがあった。
まずはライトリグで1匹。しかし,ワームは切れてしまい,続けられない。D-ZONE・FRYで2匹追加するも,とにかくウイードジャングル。
こうなったらヘビータックルにものを言わせてジグを打ち込もう。いや,落としている最中にラインが動きます。フルパワーフッキングの連続でパーミングしている左手の握力がおかしくなっています。
このサイズがジグを丸呑みしてきます。3匹目。
へい,4匹目。
ほい,5匹目。
それでは6匹目。
異様に簡単な野池。ジグ池とでも名付けよう。しかし強烈すぎるウイードジャングルでは,実は何匹も巻かれてしまいました。日々の練習がないからなんですが。
さあ,もう12時だ。ラストはメトロ野池に行ってみよう。
ところがワームで無反応。D-ZONE・FRYもダメ。ジグもダメ。もしかして魚,釣りきったのかな
そんなことはないとバイブレーションにチェンジすると,あっというまに来ました。
TDバイブで1匹,TN60で2匹。もう帰宅しよう。
時間切れになってきましたが,結局野池攻略ではこの2本が役立ちました。
両極端すぎるベイトフィネスとヘビータックル。
8Lbだろうが20LBだろうが,ラインカラーがどうのこうのあるでしょうが,そんな細かいことは抜きに「釣れる池」を探すのは楽しいですね。もっとも,8割はたどり着けないですが。
さて片付けますよ。
片付けにやはり30分はかかりました。あとはナビにおまかせでレンタカー店に戻ります。
電車の待ち時間はこれです。やっと売ってました。
最期は,秋田駅付近の写真と八郎潟の写真をどうぞ。
こういう呑み方をしては行けません。
末尾となりますが,今回はA澤さん,哲さん,シェルターマリンの皆さん,佐藤旅館の方々,意外なところでヘルプしてくれたへびんさん,白いムーブさん,様々な方にお世話になりました。
つくづく,こんなブログでも「読んでます」と言われると嬉しいです。自慢ブログになってしまいがちですが,引き継続きご愛顧のほどよろしくお願い致します。