今年も秋田新幹線・始発で秋田駅に到着。
あらかじめ1ヶ月前に予約。荷物が邪魔にならない座席を確保した。
今年の夏休みは,正直いえば「迷った」のである。琵琶湖も久々に覗いてみたいし,水郷にも全然行っていない。
しかし,僕は咳と痰が酷い状況が続いていたので,転地療養を兼ねて八郎潟にした。厳密には,基本は周辺水路・名もしらない野池めぐりなのだが。
そういえば,新幹線内はWiFiがあって便利ですね 充電しながらデータ通信しないなんて,長旅の暇つぶしにはなります。
秋田駅ではこんなものばかり。男鹿半島の寂しさと正反対。
8/29は木曜日なので観光客は少ない。しかし,9/1日曜日の観光客はそれなりにあった。
ただし,肝心の男鹿半島は変わらず「山間の町」である。近くに海があるというのに,記憶では2014年に一回行ったきり...。梨の産地だなんてA澤さんから聞くまで知らなかったのだ。
レンタカーは4日間で2万円チョイ。Nワゴン,乗り心地はよくない。
レンタカーを借りるのも1年ぶりなら,クルマの運転は半年に1度になってしまった。しかし,このNワゴン。はっきりいって「怖い」である。少しでも速度オーバーでカーブに突っ込みそうになると(いまだに1600GT時代の乗り方になってしまうときがある),スゴイ勢いで揺れそうになる。
この点,エブリイの1BOXの方が遥かに秀逸なコーナリング性能を発揮する 4ナンバーに負ける乗り心地が5ナンバーなのかと思った。まあ,燃費はリッター20は軽いのですごく燃料費では助かるのだが。一長一短ですね。
竿は4。でも,MHは結局使わずじまい。
竿は,ZODIAS-1610H-2,同166M-2,エクスプライド168L/BFS-2,168MH-2の4本。これに,20LBフロロ,20LBナイロン,8LBフロロ,14LBナイロン(全部GT-Rです)を巻いてきた。
予備の糸を持って行ったがまったく無用だった。最終日はさすがに8LBフロロに弱さが出てきたが,他は太さの面もあって大丈夫。なにより「SV」なので20LBだろうが8LBだろうが問題なし。やっぱりシマノのベイト,僕にはもうムリみたい。
A澤さんが「20LB・100m巻けるリール」をほしいといっていたが,僕にはSVで十分。ホント,SVで釣り方も変わったかもしれない。
どこでもこの3本あれば困らないということです。
さて,初日はA澤さんから伺った「メトロ野池」である。地図に存在するがまったく「見えない」池。行き方は絶対にわかるはずがない。したがってスレていないはず。
だが,着いてみると,事前にもらっていた画像と風景が異なる なにか茶色に変色した水色と,減水しているような感じ。
ヒシモがあるのでスピナベを投げるも無反応。こういうときは意外とバズベイトだよな,と思ってゲーリーバズを選んだ。
あっというまに釣れたけど,このサイズはちょっとなあ。ほうれい線が目立ってきた齢です。
バズベイトといえばビッグな魚,いやさナイスな魚のイメージしかないが,こういうものなのだろう。考えてみれば,バズベイトもいまの在庫は3個ほど。メトロの神経質なバスには無縁のルアーだけに,懐の大きさを知る野池ではある。
今度はマジメにD-ZONE・FRYをセット。こいつは小バスに効くんだ。
2本追加。
アスカとガマカツのスピナベでも釣れた。2時間で6匹だ。
これで初日8/29はオシマイ。だって,明日からが本番ですよ。
宿の食事がなくなったのでコンビニ。やっぱり1日が限界。
朝3時30分起床。4時半出発です。これを3日間やりました。
変わっていない駅舎。
さあ,今日8/30は大雨予報。カッパと長靴をあらかじめ履いて,まずは西部承水路に行ってみよう。
わかりません。釣れません。
岸から釣る場所がそもそもかなり少ないのが八郎潟。霞ヶ浦みたいに護岸されていないので魚が豊富な反面,とにかく届かない。届く場所は全部「撃たれている」感じ。
またまたメトロ野池に行ってみよう。
TN/60にしたらヒットした。
バイブを使ったのはA澤さんからのアドバイス。なんでもすり鉢状になっている池らしいので遠投は効果的じゃないかというのだ。ありがとうございます,A澤さん。
攻撃的な20LBナイロンGT-R(ウルトラ)ならば根がかりを恐れることはない。ましてやTNシリーズは本当に根がかりが少ない。ロストしないし,いざとなると頼りになる,本当のバイブレーションって感じです。
そこで,このあといきなり「ズズーン」と強烈なバイト。強烈過ぎてドラグを締め直すが上がってこない。コイかもしれないと思いながら寄せてくるとジャンプする。これは45UP確定だ。
しかし,どういうわけかフックを伸ばされてオシマイ。悲しいです。
写真をしっかり探すとコンバットクランク60で釣った写真も見つかった。
フライにすればまた釣れる。
結局5匹まで釣ったが,猛烈な雨でさすがに疲れてくる。背中をたたきつける雨って,さすがにもう今日はいいかと移動。
移動した先は,さっき撃ったはずの西部承水路である。今度はブルフラット3インチのヘビダンにしてみよう。
水門の内側に入れる。「ガジガジ」と噛んでいる。巻き取って合わせるとなかなかのバスがヒットした。
35UPということろ。これで承水路は十分だ。
なんとか本湖で釣れたので,あとは流入河川めぐりをしようと東部に移動。「移動」って書いてますが,実は30分以上かかる移動。はっきりいって,こういう釣り方は要領がよくないね。さらには,ゲリラ的豪雨により水路は壊滅。もう,あとは池探ししかないじゃないか...。
ちょうどお昼になったので,潟上市で見知らぬお店に入ってみた。
この看板には慣れが必要だ。
セルフサービスだった。カツカレーが冷えていた。
とにかくこれで税込み500円なので文句は言わない。文句をいう必要がない。
さて,東部に来たので,汚い写真をどうぞ。
最悪の環境。これで魚居るんですか。
メトロリバーの透き通った水に見慣れているとこれはショック。アオコが撹拌されており,魚類全般にショック。実際,4日間とも東部で釣り人を見かけませんでした。
大雨がきたあ。
晴れたあ。
午後になってようやく落ち着いた天候になった。もっとも,途中大潟村で電池が切れて1時間仮眠しましたけどね。大潟村の「さくらスポット」で毎年充電しているような気がしますが,間違いなく「風が気持ち良い」からです。
このあとは迷走です。
2日目の買い出し。寿司を食べたいんだ。
これを購入したのが17時くらい。このまま宿に戻ろうとして金網水路を通り過ぎると「釣れそうな気配」が漂っているので,夕マズメ勝負にでた。
まさにイレグイ。全部で6匹,1時間かからずに釣れます。
有名水路です。誰でも知ってます。
結局,「金網水路は裏切らない」伝説がやはりあった。野池よりも時間帯によっては簡単。ただし,時間帯やルアーを通すコースを少しでも間違えると何もない。
事実,バイブやクランクでは無反応。すべてD-ZONE・FRY-Wウィロー。結びかえもせず,よくまあこれだけ釣れるものだと思った金網水路の実力。
さて,8/31土曜日はいよいよハーロック・ガイドサービスである。その前に金網水路をやってからだけどね。