久々にニシネ師匠と釣りをした。プレゼント第一弾。
ロマンポイントで見事出家した。秋の難しさをこれでもかと感じた。
そんな釣りであったが,ニシネ師匠は朝から「眠い,ダルイ」の連続。実際,炎天下なのに熟睡していたし。
プレゼント第二弾。
ニシネ師匠の太っ腹は有名になっている。メトロリバーにおいて,僕と数ヶ月しか異ならない釣行開始であり,初年度はともに開拓してきたが,ニシネ師匠の太っ腹は初回に会った2015年以来まったく変わっていない。
曰く「買ったけど使ってない」からいいのだという 僕はセコイから「ワーム1本でも売ろう」なんて考えるのに。
こんなに性格が違うので,釣り方も対照的である。僕は「なんでもいいから釣れる釣り方」だがニシネ師匠は「釣りたい釣り方」なのだ。
ライトリグだろうがなんだろうがテーマを決めてやる。僕にはまったく真似出来ないことである。僕はつねづね「釣れない釣りほど嫌なものはない」と子供の頃から体感しているので,次回からは渓流竿にエサも持参しようと思っているぐらいなのに。
ワームまでくれた。ハガーとサンショウウオ。霞ぐらいでしか使えないような気がするんだけどね。
これが師匠の19バンキッシュ。軽すぎるとはその通り。
メトロ仙人たるA澤さんも「軽すぎる」と言っていたが,今回も実感した。同時に,16ストラディックCI4+とバンキッシュを大事に使っていこうと決めたのである。
さて,お昼過ぎになると常連のA山さんが現れ,やっぱりサクッと36cmを釣っていた。同じようなリグで同じようなところに投げていても微妙に異なるということだ...。
初年度にいろいろ教わったA山さんの上手さには敬服するばかりである。
さて,日が暮れてきたのでもう撤収しようかと思っていると,3月頃に毎週会っていた地元高校生に再会した。いろいろ話を聞くと,真夏に45UPを鬼のように釣っていたとのこと。さらには,メトロリバーで珍しいラージマウス,それも53cmまで釣っているという。
10代のパワーとはこういうものだったと思う。自分にもそういう時期があったのだ。よくもわるくも「釣りキチになるかどうかは10代の経験で決まってしまう」ところは,ないわけではないだろう。もっとも,僕は小学3年生から釣りキチ人生になってしまったが。
出家したのに乾杯。するとヘラ師から自慢光線が(笑)。
ヘラを釣っていたという方が同じように酒を飲みはじめた。そして自慢ビームが飛んできた。それも,なんと僕らが「あそこでやるとは想像以上の体力」と思っていたら,やはり相当きつかったようす。
ただし,しっかり尺上ヘラが3匹も釣れたとのこと。でも,先週は出家したという。ヘラでもなんでも難しいときはあるんですねえ,なんてお話させて頂いた。
ニシネ師匠と釣りに来ると,おそらくは師匠のもつ雰囲気のよさが人を惹き付けるのだろう。とにかく釣り人の和が広がっていく。僕以上に人を惹き付ける魅力をもったニシネ師匠ではある。
だがしかし
ともに人生の落伍者のような日々を送っているようなものだ(笑)。釣りばかりに興味があって「どうかしている」レベルは,お互い笑い話になるのかならないのか,かなり微妙である。
さて,10月早々にいきなり出家をくらったが,バスはまたもや腐るほど湧いていた。要はテクニックが必要なのだ。そして,高校生の釣りを見ていると「固定観念」の危険性をつくづく実感した。
次回のメトロリバーでは久々にQポイントに行ってみるのもありだろう。
なお,すっころんで左足首を少し捻挫したようである。果たして来週までにそれなりに回復するかどうか...。
残された人生は長くない。有意義が何なのか,僕にとっての釣り人生が何なのか,今日もまた出家したがそこから学んだ気がする。