『カムカムエブリバディ』が,ついに第三のヒロイン・川栄李奈にシフト。
いきなり1983年だ。はっきり覚えているのは当時中学3年生だったから。「おしん」イヤーだったから。
8:15のオープニングまで待たせる友人が居た。単に一緒に学校にいくだけだけど。
僕も,ひなた同じく「適当な」人生というか中学生だった。進学をロクに考えていないという...。
高校選びは,単純に共学がいいということで都立にしたかったが内申点が足りなかった。なにしろマジメに試験勉強をしていなかったから。生活態度はどうだったんだろう。
夏の三者面談で「では,成績がオール5のこの子から1個借りましょう」ということで,内申点28になった。よく覚えている。生活態度がよくなったからいう理由だった。
数学と英語だけはたしか5段階評定で4。問題は,体育などの実技科目。努力のしようがないのでオール2である。技術家庭なんてのもオール2。やる気はない・器用ではない,でまるでダメ。まるで,主人公・ひなたと同じだった。
ひなたの背負っているデイパックは当時人気だった。親にねだって,自分は少し安いスポルディングを買ってもらった。それでも,もう中学生が終わりという1984年になってからだろう。
歴史を紐解くと,1983年はAE86が販売開始された年度。クルマは結構好きだったが,カローラレビンなんて中学生では話題にならなかった。RX-7,スカイラインだったかもネ。
あれからもう40年近い。高校進学時に中学の同級生が何名かは同じ高校に入学していたはずだが,僕自身は高校2年生で「よい方向」に変わってしまった。そう,3月の代ゼミ模試で「国内にいまの学力で行ける大学はありません」という事実を突きつけられて,真剣に勉強する気になった。なにしろ,当時から「憧れのキャンパスライフ」を思い描いていたし,少なくとも姉が大学に行っていたからだ。
1983年=昭和58年は,ゲームセンターで「ゼビウス」が大フィーバーだった。平日はゲームセンターに行き,休日は釣りにばかり行って,どうして高校に行けたかは謎である。
いろいろ思い出があるのに,具体的な写真なんてごくわずか。修学旅行と卒業アルバムしか残ってない。
青春は一瞬で過ぎ去っていく,と当時は思わなかった。
もっとも,バス釣りのおかげで一生青春を味わっているのかもしれない。釣りは一生やれる趣味だということだったが,本当にそうなっているようだ。