この記事は残暑というより酷暑厳しい折に書いているので,どちらかというと真夏向けの記事。
子供の頃,コーラ以上に憧れて飲みたいのがこの「メロンソーダ」だった。
だが,僕の子供時代は「公害元年」といわれた1970年と非常に深く関わっている。
小学生のときに自由に飲み食いできるお金などもらっていないし,両親とも「カラダに悪すぎ」ってことで,キリンレモンになっていた記憶がある。
単純に,父親がビールを「浴びるほど飲んでいた」ので(肝臓がよくやられていないものと思う),そのついでに姉弟にも「キリンレモン」を買ってくれたのだ,と思う。
ぼんやり記憶だが,週1回しか飲めなかった。ましてや一人で1本飲むこともダメだった。
これが中学生になると一気に緩んで,駄菓子屋で「怪しいジュース」を飲むことも多かった。1本20円。「うまい棒2本(20円),チョコバット2本(40円),変なジュース2本(40円)」で「100円セット」として,小学校近くのゲーセンと駄菓子屋を行き来した記憶はしっかりある。
さて,21世紀になってみると,ごく稀にこの「メロンソーダ」を飲めるときがあるが,カロリー表示にビビって,たいていは「ゼロコーラ」である。いや,本当に「ゼロコーラ」が好きになってしまい,いまでも週2本ぐらい飲んでしまうときがある。真冬に特に飲みたくなるのだ
ファンタの500mLビンが110円だった時代(デポジットで10円戻るので事実上100円),チェリオはたしか80円ぐらい
扱っているお店がそもそも多くなくて,「あそこだよ」と言われて自転車で飲みに行ったっけ。
コンビニでも,地方のコンビニに行くとたまにあった記憶がある。
水郷からの帰り道,いかに睡魔と戦うかがキーだっただけに,途中寄るコンビニは重要だった(利根水郷ライン=青山バイパス,最終地点・川村学園近くのコンビニが事実上ラストだった)。
この写真はネットで拝借したもの。つまり「カタログ落ち」はしていない。しかし,少なくとも会社近くの自販機等では見かけない。たしか,メトロリバーの,もう4年ぐらい行っていない「釣れにくくなった」ポイント,いや「くたびれ大橋」の袂にあった記憶はあるのだが....
ネットが発展して,「角砂糖28個分」などと糖分が記されているとますます気になって飲めない。
ゼロ系「メロンソーダ」つくってくれないかな。