朝は雪が残っていた。
メトロリバー復帰まで3週間を要した。
仕事はともかく,インフルエンザはきつかった。その回復を含めて2週間を要したのである。
向かったポイントは「濁りで終わっている」というデタラメ噂の「ロマンポイント」である。
朝8時40分ぐらいに着くと,すでに人が一杯で釣りが難しい状況。いや,マジで入る隙間がない。これは釣れている証拠だね。
18アルデバランMGL。時代が変わった。
今日はアルデバランMGLのデビュー戦でもある。
結論から言えば,もちろんSVSなので若干のバックラッシュはあるにせよ,かつての07メタマグでのベイトフィネスに比べれば格段の進歩がある。ダイワのSVはたしかに「バックラッシュゼロ」に等しいが,ダイワと異なる「キャストの気持ちよさ」はやはりSVSなのだと思った。
とにかくバイトがないのでいろいろポイント移動すると,地元の高校生に遭遇。
キャストがしっかりしており,挨拶もしっかりできる,さすがはメトロリバーの高校生。
会話をしていると,それはもう自分の会社に来てもらいたいぐらいにしっかりしている。しかも,自分ではできないような釣りでガンガン釣っており,すでに今年も49cmまで釣っているとか。55cmまで釣っているというので,次元が違うようだ。
高校生との会話は非常に楽しく,「釣り業界の未来性」などについても語れる貴重な釣り友達になったような気がする。
こういう「三ちゃんたら,どこの馬の骨かもわからねえ釣り人と話しているし」というユリッペの心配事を気にしない,三平君のようなオズマに,また一つ貴重な経験が積み重なっていったということでもある。
そしてお昼を過ぎ,またもや微妙にポイント移動すると,メタルバイブでいきなり46cmを左隣りの人が釣った。
これは興味深いのでいろいろ聞いてみると,結局その後日没まで一緒に釣りをしながら会話をしていた。
つくづく,ライトリグ万能ではないということを思い知らされたし,メタルバイブの可能性が広がった...はず。僕の手持ちのメタルバイブはまだ20個はあるはずなので,今後積極的に導入しよう
いろいろな人との出会いが楽しい。それがメトロリバー。
水郷では「ポイントの取り合い」だったがメトロリバーにそれはないに等しい。それがどのくらい有意義で,なおかつ「釣り」を楽しく過ごせるかはたしかに個人の考え方によるだろうが,僕としてのメトロリバーの楽しさは「都会生活に疲れた心を癒やす場所」なのだと,つくづく実感するのみである。4年めにしてもなお,メトロリバーが僕のホームになることは間違いない。
それにしても,アルデバランMGLには御見逸れしました。もう,ダイワSS-SVを使う必要性は最小限になる。したがって,1台残して後は売ってしまおう(いまだに3台持っているが,一番ボロイのを自分のものにしておく;価格がつかないからね)。
次回の出撃は,まだまだ仕事がいろいろ詰まっており未定である。
だが,次こそはという思いで僕はロマンポイントに通うのだ。