噛みつき評論 ブログ版

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民主党議員がUFOに関する質問主意書=冗談なのかと…

2007-12-21 17:22:20 | Weblog
 民主党の山根隆治参院議員はUFOに関する目撃情報が後を絶たないとして、UFOに関する情報収集や研究、日本に飛来した場合の対応、他国との情報交換など、「UFOについての認識」を政府に質問主意書でただした。

 これに対し、未確認飛行物体(UFO)の存在を確認していない」――。政府は18日の閣議で、こんな内容の答弁書を決定した。(asahi.com 07年12月18日より要約)

 中学生が演じる劇の一幕ではありません。大真面目な大人の世界、日本の立法府の話です。最初はユーモアのおつもりかと思ったのですが、どうやらそうではないようです。まあ議員にはいろんな方がおられてもいいと思うのですが、この主意書に民主党がどの程度かかわっているのかが気になります。

 もし民主党が関係しない、山根議員独自の質問なら、議員個人の見識の問題だと言えるでしょう。しかし、その場合には民主党の統制力に疑問が生じます。

 また民主党が承認した上での質問主意書ならば、党の見識が疑われます。問題山積で、審議時間が足りなくて国会を延長しているときに、この浮世離れのユーモアにはちょっと・・・。

 次の政権を目指す参院第一党の行動として、これで大丈夫かなと思った次第です。お次は「妖怪についての認識」なんかを質問されるのでしょうか。