勢理グスクは、八重瀬グスクの近くに位置し、
県指定民族文化財の「石彫大獅子」があることで有名である。
グスクについては築城年代も城主も不明だが、「石彫大獅子」については、
その昔この冨盛地区に火災が多発したため、火除けとして尚貞王が設置したいわれ、
獅子は火山(フィーザン)といわれる八重瀬岳にむかって蹲踞(ちっきょ)している。
グスク内には、石垣や城壁などの遺構は確認されていないが、
試掘から多くの土器、陶磁器、須恵器、鉄製品などが出土している。
勢理グスクへのアクセス
勢理グスクへは、途中まで八重瀬グスクを参考にしてもらいたい。
場所は、近くの場所に位置しているが、
国道507号線の南部工業高校の先の「石彫大獅子」の看板から右折してもいいし、
その先の冨盛の交差点から右折しても行く事が出来る。
八重瀬グスクへ行く途中、第二富盛バス停近くの「のはら商店」を右折し、約300mで到着する。
駐車は、公園入り口に路上駐車をした。
公園で行き止まりなので駐車可能である。
( 沖縄県島尻郡八重瀬町東風平富盛 )