「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県伊是名島の『 桜の思い出 』

2012-04-10 15:44:07 | 沖縄






毎年この時季になると、決まってNHK北九州放送局で放送される企画がある。
それは、北九州放送局が視聴者の方にそれぞれの桜の思い出を募集して、
その中からいくつかの 「 桜の思い出 」 を映像をまじえて朗読する番組であるが、
そのほとんどが、 「 お涙ちょうだいの 」 亡くなられた方との桜にまつわる思い出である。

100人居れば、桜に対する100の思い出があり、
人それぞれの桜がある筈である。
ボクの桜の思い出は、亡くなられた方の思い出ではなく、
これからを生きる希望に満ちた思い出である。
それは沖縄県伊是名島での出発 ( たびだち ) の 「 もうひとつの桜 」 である。



 『 もうひとつの桜 』
                                           


 あれは五年前の三月の終りのことである。
沖縄県北部にある伊是名島にグスクの探訪に行った帰りのフェリーで、
沖縄本島へ向う人たちのなかに、見送り人と紙テープをつなぎ
手を振る女性の姿があった。

 お互いの想い出にひたる時間はアッという間に過ぎ、
岸壁から “ 先生 先生 ” を連呼する子どもたちの声をかき消すように
汽笛が鳴り、接岸していた船が少しずつ離れて行くと、
手に持っていた紙テープが切れて風になびき、
それに乗るようにフェリー待合所のスピーカーから森山直太朗の 『 さくら 』 が流れた。
その歌に今までこらえていたものが一気に解けたのか?
教師と思われる女性は “ ワーッ ” と泣き出してしまった。
その光景をデッキで見ていた僕も、思わずもらい泣きしてしまった。

 伊平屋・伊是名・渡嘉敷・座間味など、沖縄の小さな離島には小中学校しかなく、
中学校を卒業すると、ほとんどの生徒は進学や就職のため、
生まれ島を離れて行かなければならない。
それは、小さな島からの新たなる出発 ( たびだち ) である。
  
  「 人生は、桜の花びらのように白く淡くひるがえりながら、
    咲いては散り、散っては咲いて、出逢いと別れを繰り返す。 」
 
 二月に沖縄を賑わした緋寒桜も終りを告げ、
「 もう見ることもない 」 と思っていたが、
感動で心が震えるような 『 もうひとつの桜 』 に出逢えた時間 ( しゅんかん ) だった。






ソフトバンクの犬?

2012-04-10 15:29:15 | 日記 ・ イベント












日曜日に近所の花見に行ったら、
ソフトバンクのユニホームを着た犬がいたので写真を撮らせてもらった。
ソフトバンクファンのボクにとってはうれしいものであった。






探し物をしていたら出て来たモノは・・・

2012-04-10 15:12:39 | 日記 ・ イベント




















10年以上使っていない定期預金の通帳 ( 休眠口座 ) があるのを思い出して捜したが、どこにもない。
あれこれ引っ張り出して見ていると、通帳探しよりも懐かしさが先に立ってなかなか進まない。
そして通帳よりも、先日探していた喜如嘉で買った 「 芭蕉布 」 が出て来た。
通帳じゃなかったが、こちらも “ 探し物のひとつ ” だっただけに、見つかった時はウレシサ倍増であった。
他にも、構想用のスケッチブックやクマモンのグッズなどが袋の中から出て来たので、
「 おう!こんなとこにあったんか! 」 と、ひとつひとつ語りかけるように袋から出してやった。

今日は疲れたので探すのを止めたが、
明日も引き続き通帳探しをやらなければならないと思っている。