歩道(左)と車道(右)のコントラストがいい。
リズミカルに並ぶ橋脚
橋台に二穴のアーチが施された福岡県側
下流側の橋脚は平面仕上げになっている。
上流側は水圧を少なくするために水切りがついている。
橋脚肩部には半球体の帽子で保護している。
橋脚の間から中津城が見える。
どっしりとした八角形の親柱。
下流側から見た山国橋の全景
「 小犬丸渡し 」
■ 竣工 / 昭和9年2月28日
■ 近代文化遺産
まだ山国川に橋が無かった藩制時代、
中津に出かけるには広津渡しと小犬丸渡し( 現在の吉富町広津・小犬丸 )から舟で渡っていたが、
明治2年 ( 1869年 ) 1月に、広津~中津間に舟を横に並べてその上に板を敷いた
「 舟橋 」 が架かった。
明治36年 ( 1903年 ) には、福岡・大分両県が架橋工事費8万円を投じた
幅4.5mの木造の山国橋が完成する。
木造橋の完成で交通も大きく変化したが、
木製であるために路面に穴が開くなど痛みが出て事故も起こるようになった。
そのため福岡・大分の両県が総工事費11万7125円をかけ、
昭和7年 ( 1932年 ) 8月8日から架橋工事に着手し、
それにより昭和9年 ( 1934年 ) 2月28日に
長さ215m、幅8mの鉄筋コンクリート製の山国橋が完成した。
県境であるため12基の橋脚の中央を境に福岡県側に二穴デザインを施したという。
ちなみに橋種はゲルバー式鉄筋混擬土橋に、橋面はソリデチット混擬土橋舗装となっている。
山国橋へのアクセス
山国橋へはJR日豊本線の吉富駅で下車し、徒歩で中津方面に約5分。
国道10号線を利用の場合は豊前市より中津方面に進み、
吉冨中学校の先の二股交差点を左に行き、
陸橋を下りて300mほど直進すれば橋に行き着く。
駐車は、堤防が狭く橋付近は交通量が多いので、
吉富フォーユー会館などの駐車場の利用をお薦めしたい。
( 福岡県吉富町 ・ 大分県中津市 )
リズミカルに並ぶ橋脚
橋台に二穴のアーチが施された福岡県側
下流側の橋脚は平面仕上げになっている。
上流側は水圧を少なくするために水切りがついている。
橋脚肩部には半球体の帽子で保護している。
橋脚の間から中津城が見える。
どっしりとした八角形の親柱。
下流側から見た山国橋の全景
「 小犬丸渡し 」
■ 竣工 / 昭和9年2月28日
■ 近代文化遺産
まだ山国川に橋が無かった藩制時代、
中津に出かけるには広津渡しと小犬丸渡し( 現在の吉富町広津・小犬丸 )から舟で渡っていたが、
明治2年 ( 1869年 ) 1月に、広津~中津間に舟を横に並べてその上に板を敷いた
「 舟橋 」 が架かった。
明治36年 ( 1903年 ) には、福岡・大分両県が架橋工事費8万円を投じた
幅4.5mの木造の山国橋が完成する。
木造橋の完成で交通も大きく変化したが、
木製であるために路面に穴が開くなど痛みが出て事故も起こるようになった。
そのため福岡・大分の両県が総工事費11万7125円をかけ、
昭和7年 ( 1932年 ) 8月8日から架橋工事に着手し、
それにより昭和9年 ( 1934年 ) 2月28日に
長さ215m、幅8mの鉄筋コンクリート製の山国橋が完成した。
県境であるため12基の橋脚の中央を境に福岡県側に二穴デザインを施したという。
ちなみに橋種はゲルバー式鉄筋混擬土橋に、橋面はソリデチット混擬土橋舗装となっている。
山国橋へのアクセス
山国橋へはJR日豊本線の吉富駅で下車し、徒歩で中津方面に約5分。
国道10号線を利用の場合は豊前市より中津方面に進み、
吉冨中学校の先の二股交差点を左に行き、
陸橋を下りて300mほど直進すれば橋に行き着く。
駐車は、堤防が狭く橋付近は交通量が多いので、
吉富フォーユー会館などの駐車場の利用をお薦めしたい。
( 福岡県吉富町 ・ 大分県中津市 )