ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

高野山町石道 後編

2013-05-01 23:36:58 | 歴史

丹生都比売神社をあとにして町石道に戻ります。

案内図には急な上り坂とあったので覚悟して登っていくとそうでもないものであるww

あっさりと二ツ鳥居と呼ばれる場所に着いて、町石道に復帰!

本来ならここで食事タイムにするつもりだったのですが、今までほとんど人とすれ違わなかったのにこの場所にだけは人がイッパイ!!

仕方がないので先に進む・・・

↑白蛇の岩

どこでご飯にしようか?とキョロキョロしながら歩いていたのですが、いい場所がない・・・

挙句の果てにはゴルフ場の横を町石道が通っていて、とても座って食事という雰囲気ではなかった。

ようやく見つけた神田地蔵堂は先客で写真すら撮れず・・・

あきらめてお菓子を取出し、食べ歩き・・・

ゴルフ場を過ぎるとまた良い感じの山道が続く・・・

上古沢駅への分岐

9:30に慈尊院を出て、この時12:30・・・

時間は十分なので迷わず大門への道を選ぶ!

しばらく行くと大きな鉄塔が近くにあったので、鉄塔の基礎に腰かけて食事にすることにしました。

元気を取り戻し、再出発!

国道に出た所が矢立と呼ばれるところ

↑砂捏地蔵

中を覗くと石像のお地蔵さんが安置されていました。

 

さっき食事をしたばかりだけど矢立茶屋にて一服!

話を聞くとやっぱり朝早くに九度山を出て午前中にはここを過ぎていく人が多いそうです。

まぁ、ここまでくればあと少しというか、ここから先にエスケープできるルートはありません…

↑袈裟掛石

石の下をくぐれば良いというのですが見てみると・・・

おいおい!勘弁してください!!

大仏殿の柱の穴並み・・・

いかに好奇心にあふれる私と言えども、ここにお腹が挟まって動けなくなっている姿が安易に想像できて試す気にもならなかった・・・

↑押上石

私、不謹慎ながら思ってしまうんですよね・・・

この道をしょっちゅう歩いて母親に会いに行っていた弘法大師って偉大なマザコンだなって・・・

入るなと言われているにも拘らず登ってきてしまう母親も子離れが全然できていないし・・・

押上石から先が高野山の霊域なのだそうで今まで見なかった巨木が目に付くようになってきます。

見晴らしの悪い展望台を過ぎ・・・

ついに十町石!

ここに来るとすでに何やら上の方から人の声や車の音が聞こえる・・・

登りきった所に

↑大門

いろいろと言っちゃぁいけないことも言いましたが、やっぱり歩いて来ると格別!

↑一町石

普通の到着点は根本大塔なのですが、私の到着点は

↑国宝、不動堂  15:10

そして

↑霊宝館

八大童子はまたもや拝観叶わず、快慶作と判明し重文指定にされた執金剛神立像・深沙大将立像は深沙大将しか見れず、以前より暗い部屋に移ってしまった・・・

霊宝館の拝観を済ますとさすがに疲れたので奥の院には行かずにバス・ケーブル・電車と乗り継いで九度山へ戻る。

↑真田庵

慈尊院に戻って到着の報告・・・

↑百八十町石 17:40

駐車場には往きにはあることさえ気付かなかった藤棚に花が咲いていました。

 

 

 

コメント
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