天狗堂の登山口を調べるために案内図を見ていると
惟喬親王の名前が所々に出てくる。
惟喬親王と言えば京都一周トレイルを歩いていた時に
二ノ瀬の周辺で祀られているのを覚えています。
夜泣き峠で乳母に抱かれて泣いていた惟喬親王は
滋賀のこんな山奥で一生を終えることになったんだそうです。
気になったので、天狗堂に登る前に寄ってみることにしました。
蛭谷にある惟喬親王御陵
鳥居をくぐって、すぐ右側に立派な像がありました。
周辺を散策したのですが、これが御陵といったものが見当たりません!
立派な像の横に石碑はあるんですけどね・・・
てっきり宮内庁管轄の立て看板があるものだと思っていたんですが・・・
君ヶ畑の金龍寺にも寄ってみます。
こちらに惟喬親王が一時的にもお住まいになられたということでしょう。
本堂の額を見てみると
御所と書かれていました。
境内すぐ隣の御陵を見てみると
こちらはそれなりに石塔が建てられていて
おくに塚があります。
ただ、この辺りの御陵は墓というより惟喬親王の慰霊のためのもののようですね
最後は惟喬親王が、この辺りに伝えたといわれる「ろくろ」にまつわる神社へ!
筒井神社
木地師資料館も観てみたかったのですが、なぜか人がおらず残念!
拝殿に奉納された額を見てみると
確かに全国から崇敬されているようです。
資料館には入れなかったのですが、残り桜が綺麗だった!