Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

真面な商品だろうな

2013-12-12 | 雑感
先週注文したCDが徐々に届きだした。本年度の第四期の自動車クラブの割引期間であるが、あまり魅力的な奉仕品が無かったので、発注を年末まで持ち越していたのである。年末はクリスマス商戦も半ばで例年真面な商品が安売りとはなっていない。それでも何とか変える商品を選択した。

現在行っているソニーの格安商品の中からグレングールドのデジタル録音を探した。知る限り四種類がデジタル録音として残されているようだが、ゴールトベルク変奏曲は誕生日祝いとして貰っていて所持、残りはブラームスとシュトラウスとハイドンである。ソニー商法は出来る限り過去のアナログ録音を効果に売りつけようとする電機メーカーの称号に恥じるべきものなのである。一方においては新技術で売ろうとしていたレーベルだからである。CBSの在庫には古録音が山ほどあるのでそれを安くしては商売にならないと思っているらしい。

だから、ジャケットにAADやDDDなどの表示が無くなっていて尚更購入意欲を失わせる商品ばかりなのである。グールドの録音からデジタルのそれを探し出すには、グールドのディスコグラフィーを調べなければいけなかった。そして比較的割安感のある二枚組のハイドンを選択した。一曲のボーナストラックを除いては最晩年のデジタル録音で11ユーロ弱と、初版で二枚組LPとして出ていたものよりお得である。しかしそれでも録音時間はCD二枚で100分と短い。

もう一つは週末に聞くミヒャエル・ギーレン指揮のシェーンベルクのオペラ「今日から明日に」である。フランクフルトの放送交響楽団との放送録音である。一度VIDEOを見た覚えがあるが、確りした録音で聞き直してみたい。5ユーロのCPOの商品としてはかなり魅力的なものである。

もう一つはテラートレーベルの三枚組19ユーロのベートーヴェンである。あまり評判の良くないルドルフ・ゼルキンと小沢の共演ものであるが、何種類ものハードが出ているように録音技術的には自慢のもののようだ。YOUTUBEにタングルウッドでの共演シーンなどがあるが、老人性のむら気が語られる当時の名ピアニストではあるが、触りを聞く限りとても興味深かった。モーツァルトの協奏曲の方はアバドとの共演で、こちらとても評判が良いのだが、さてどうだろうか。第三番のハ短調のそれは手元に録音が無いので、全曲録音は嬉しい。割引を入れて、計6枚のCDで約30ユーロならば、まあまあの買い物であったろうか。先ずは鳴らしてみなければいけない。

もう一つ別口で、一月以上前から所望していたカメラのディスプレーの反射防止傷除けフィルムを発注した。メードインジャーマニーか何か知らないが二枚組で7ユーロ以上するのでそれだけの効果を期待している。少なくとも安物のフィルターのようにディスプレーが見難くなることだけはあって欲しくないのである。しかしこれでディスプレーの傷を気にかけずに使えるのが嬉しい。ハードケースのファスナーさえ気になっていたのだから。既に一カ所だけ小さな傷が入っているが、まだまだ新品同様なのである。



参照:
プェルツァークラシックの夕べ 2013-07-27 | 料理
僅かばかり早い、冬篭り 2012-10-15 | 暦
コメント
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