少し遅い初夢である。船に乗っている。そこから小さな艀のようなものに乗ったかと思うと、次は舟遊びのような船になって、最後はカヌーになるのだ。なにか自身の経済を表しているようで、とてもデフレなのだ。しかしそれが特別な経験へと結びついていく。
どうも二人乗りのカヌーで、何故か後ろに乗っているのは山岳ガイドの舟橋氏である。こちらは慣れないものだから舵取りお願いすることになるのだが、いつの間にか飲食の出来る小舟からカヌーになったことをぼやいているうちに、急流になっていくのだ。それでも舵は任せてあるので安心なのだが、滝の上にやって来て、そのまま落下口の上から前方へと勢いよく離陸していくのである。そして、前後で「思ったより高い高度で離陸してしまいましたね」という話をしているのだ。
そこからはよくある空中遊泳ものとなるのだが、今回のものは丁度パラグライダーのように途轍もなく着陸までが長く、とてもリアルな地上風景を上から観察するのである。なんといっても離陸高度が高かったので、そのまま風に流されて海へと出てしまうのだが、本来はカヌーに乗っている筈だからベストを身に着けているかどうかを改めて確認する必要などないのだ。そしてズボンはシャツはなどと普通の舟遊びの服装であることを確認するのである。そしてあまり沖まで流されてしまうと戻ってくるのが大変だと心配しているのである。この船はたとえヴェテランが舵を握っていてもグライダーのように進行方向やスピードなどは全く動かせないで、気球のように風任せで、高度も風船のように思うようにならないで浮遊しているのだ。
乗組員が出来るのはひっくりかえらない様に左右にバランスを取って、上手に着地もしくは着水するしかないのである。砂浜を過ぎて心配していると、沖に出ると急に大気が冷えて若干高度を落とすとともに海風が吹いて、陸地への方へと帆先を変えた。これで一安心だと海岸線を過ぎて、砂浜に戻るとこれが結構高度が高くて少なくとも二十五メートル以上はある。そして浜を中に入るとまた山風が吹いて来て、横にと進行方向を変える。これで海岸線に沿って進むことになる。
場所によっては入り江が入り組んでいるので、ホテルが出てきたり、ヌーディストビーチの上を過ぎたりする。沖に向かっているのではないので一安心しているが、安全な着地場所を探さなければいけない。なんといっても問題は一向に高度を下げないことで、その浮力からすればなかなか地面には届かないので着地準備態勢に入るどころか、何時までも着陸できないので、焦る気持ちも出てくるのだ。結局そうこうしているうちに目が覚めると五時半だった。
前日にスキーツアーのことでメールしたりとか、先日の横風の中で着陸するジェット機の映像を見たりで、これに繋がる話題は盛りだくさんなのだが、それが一つの夢物語になってしまったのには驚いた。なによりも浮かび上がってしまって地面に足がつかないという感覚は今までに経験したことがない。大抵は降下したりのスピード感は浮遊ものにもつきものだと思うが、それが全くないのである。兎に角ふわふわと風に吹かれて浮いているのだ。なにか益々お気楽な夢を見るように、現実離れしてなって痴呆に近づいているのではないかと思わせる。
参照:
ヴァイオレンスは爆発だ 2011-12-30 | 生活
殺されかけた夜の夢話 2009-10-19 | 雑感
どうも二人乗りのカヌーで、何故か後ろに乗っているのは山岳ガイドの舟橋氏である。こちらは慣れないものだから舵取りお願いすることになるのだが、いつの間にか飲食の出来る小舟からカヌーになったことをぼやいているうちに、急流になっていくのだ。それでも舵は任せてあるので安心なのだが、滝の上にやって来て、そのまま落下口の上から前方へと勢いよく離陸していくのである。そして、前後で「思ったより高い高度で離陸してしまいましたね」という話をしているのだ。
そこからはよくある空中遊泳ものとなるのだが、今回のものは丁度パラグライダーのように途轍もなく着陸までが長く、とてもリアルな地上風景を上から観察するのである。なんといっても離陸高度が高かったので、そのまま風に流されて海へと出てしまうのだが、本来はカヌーに乗っている筈だからベストを身に着けているかどうかを改めて確認する必要などないのだ。そしてズボンはシャツはなどと普通の舟遊びの服装であることを確認するのである。そしてあまり沖まで流されてしまうと戻ってくるのが大変だと心配しているのである。この船はたとえヴェテランが舵を握っていてもグライダーのように進行方向やスピードなどは全く動かせないで、気球のように風任せで、高度も風船のように思うようにならないで浮遊しているのだ。
乗組員が出来るのはひっくりかえらない様に左右にバランスを取って、上手に着地もしくは着水するしかないのである。砂浜を過ぎて心配していると、沖に出ると急に大気が冷えて若干高度を落とすとともに海風が吹いて、陸地への方へと帆先を変えた。これで一安心だと海岸線を過ぎて、砂浜に戻るとこれが結構高度が高くて少なくとも二十五メートル以上はある。そして浜を中に入るとまた山風が吹いて来て、横にと進行方向を変える。これで海岸線に沿って進むことになる。
場所によっては入り江が入り組んでいるので、ホテルが出てきたり、ヌーディストビーチの上を過ぎたりする。沖に向かっているのではないので一安心しているが、安全な着地場所を探さなければいけない。なんといっても問題は一向に高度を下げないことで、その浮力からすればなかなか地面には届かないので着地準備態勢に入るどころか、何時までも着陸できないので、焦る気持ちも出てくるのだ。結局そうこうしているうちに目が覚めると五時半だった。
前日にスキーツアーのことでメールしたりとか、先日の横風の中で着陸するジェット機の映像を見たりで、これに繋がる話題は盛りだくさんなのだが、それが一つの夢物語になってしまったのには驚いた。なによりも浮かび上がってしまって地面に足がつかないという感覚は今までに経験したことがない。大抵は降下したりのスピード感は浮遊ものにもつきものだと思うが、それが全くないのである。兎に角ふわふわと風に吹かれて浮いているのだ。なにか益々お気楽な夢を見るように、現実離れしてなって痴呆に近づいているのではないかと思わせる。
参照:
ヴァイオレンスは爆発だ 2011-12-30 | 生活
殺されかけた夜の夢話 2009-10-19 | 雑感