日本からの小荷物が税関で止まった。昨年の変圧器以来だから、頻繁に止められた。40KMを35分も掛けて車を走らせなければいけない。マンハイムに行く序があったので、時間をかけて回ってきた。税関は開封して中身を見せるだけで終わった。そこから、前回はライン河へと向かったが、今回もそこで入手したカメラを弄っていると、中州に原発の水蒸気を見た。ここまできているので、二号機が稼働中のフィリップスブルク原発に向かった。向かったと言ってもあまり近づきたいとも思わないので、水蒸気の風下を避けながら、地元の町や対岸の町を走って回った。
37KMも離れたところからあれほど大きく見えるのだが、近づくと思ったほど大きくない。ここの特徴は、中州にあるので両岸も直ぐに水がつくような場所である。車の走る道も水溜りが多く、とても車から降りて歩き回れるような場所ではなかった。もしここで事故が起これば、水の処理がとんでもなく大変なことが分かる。つまり北海まで大量の汚染水が流れ込むことになるので、アムステルダムは全滅だろう。
地震や津波に関しては、日本の原発は恵まれていないが、ドイツの原発が事故を起こしたら、とんでもないことになるのは、こうして現地見学をすると実感することも少なくない。どのような化学工場でも事故が起きたときの水質汚染を考えて、外には漏れない構造に土手が作られているのだが、原発の冷却水の量は火事や事故のその量ではないことを知った。つまり、ここでも冷却系に不都合が起こったときは、福島以上に大事故になるということだ。
参照:
原発の水蒸気塔の見える町 2011-04-09 | アウトドーア・環境
原発銀座の四つの水蒸気塔 2012-04-08 | アウトドーア・環境
裏町のパブリックな対応 2008-02-18 | 試飲百景
37KMも離れたところからあれほど大きく見えるのだが、近づくと思ったほど大きくない。ここの特徴は、中州にあるので両岸も直ぐに水がつくような場所である。車の走る道も水溜りが多く、とても車から降りて歩き回れるような場所ではなかった。もしここで事故が起これば、水の処理がとんでもなく大変なことが分かる。つまり北海まで大量の汚染水が流れ込むことになるので、アムステルダムは全滅だろう。
地震や津波に関しては、日本の原発は恵まれていないが、ドイツの原発が事故を起こしたら、とんでもないことになるのは、こうして現地見学をすると実感することも少なくない。どのような化学工場でも事故が起きたときの水質汚染を考えて、外には漏れない構造に土手が作られているのだが、原発の冷却水の量は火事や事故のその量ではないことを知った。つまり、ここでも冷却系に不都合が起こったときは、福島以上に大事故になるということだ。
参照:
原発の水蒸気塔の見える町 2011-04-09 | アウトドーア・環境
原発銀座の四つの水蒸気塔 2012-04-08 | アウトドーア・環境
裏町のパブリックな対応 2008-02-18 | 試飲百景