Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

合わせものの楽しみ

2015-01-27 | 生活
2013年産のカルタヴァインを久しぶりに開けた。酸が鋭く、2013年産特有のスパイシーさが素晴らしかった。これまたミネラル豊かで、ロベルト・ヴァイル醸造所にとっても記念すべき年となったと感じる。実はその前に、シェーンレーバー醸造所のフリューリングスプレッツヒャエンを開けた。これまた朽ちた木のような香味が、リンゴやベリーに続く。しかし最初に感じるのが石灰風の粉っぽさであり、その土壌のミネラル以上のものを感じさせる。しかし、昨年中感じていた蜂蜜系の貴腐味が引っ込み、寧ろいつもの果実味が広がってきている感じで、予想以上の変化を見せている。2012年の清潔さの凄さには至らないが、早めに熟成へと向かっているのでとても分かりやすい。こうした進展にシェーンレーバー家もご満足ではないだろうか?それでもヴァイルのカルタには、石灰風のそれがなく、とても洗練されたリースリングとなった。これは、様々な地所からのキュヴェーの合わせものなのだが、石灰の弱みを持ち合わせていないのが、地所の差なのであろう。

金曜日は久しぶりに室内壁でトレーニングした。落ちてしまった筋力をつける目的で、三時間登り続けた。もう二三回こうしたトレーニングを繰り返せば、筋力がある程度回復してこないだろうか?まだまだ本調子ではないが、若干開き気味に登っているきらいがあるので、もう少し閉じて登る意識をしないといけないかもしれない。結構明翌日も肩まできている。

スキーツアーに行く準備をしている。買い物として手袋を二種類発注した。スキー用の手袋は一つあるが、まだ破れていないので、もう少し使える。しかし替えの手袋がないので、先ずは絹製のインナー手袋を発注した。前から欲しかったのだが、買う機会がなかったので丁度良いと思った。Mサイズを注文した。その後、もう一つはどうしようかと考えて、結局ウィンドストッパーの薄手のものを発注した。普段使っている手袋と似たものだが、それは雪道などで直ぐ濡れてしまってあまり快適ではなく、乾きが悪いので邪魔になりやすい。つまりスキーには全く使えない代物なのだ。しかしマムムートで出しているものは、高山登山などに向いていてスキーツアーなどと書いてあるサイトもある。材質は殆ど変わらないが、自転車乗りが一時間ほどの雨ならば使えるとしているので、一度試してみたくなった。メードインチャイナの割には安くはないが、専門メーカーの製品を比較してみたい。

その前にスキーソックスを購入した。スキー用の靴下も、登山用の靴下もあるのだが、そのどちらも使いにくいのだ。前者は薄過ぎるか、もしくは発汗などは全く考えられていない。後者ば分厚すぎるか、もしくは毛が主体なので暑過ぎる。そこで購入したのはまだ使ってみたことのないコムプレションタイプのもので、血流を促して、乳酸化を防ぎ、疲れを取り除くタイプの靴下である。ご婦人方には人気のタイプで、平素から使っている人も少なくないようである。そして、エステル32%と主体で蒸れ防止なども謳われている。ウール10%、アクリル17%、ナイロン28%にエラステンやプロフィーレンが合わせて7%である。最近は高品質エステルが衣料の主体となっているが、冬の靴下でも使われるようになった。

金曜日に、元スキージュニア選手のスポーツ医に言わせると、スキーツアーは登りの踵のあたりが問題となるようなので、その辺りの擦れ方などもこの靴下の評価のポイントとなるだろう。これも新製品で、スキーツアーのために考えられている。個人的にはあまりトレンドに乗るような傾向はないのだが、靴もしかりそうした時期にはかつてなかったような新機軸の商品や道具などが市場に表れて買いやすい価格で提供される。この靴下もその一つと考えている。同時に滑りも板も靴も弱いので、どうしても上下動を荷重抜粋を意識して、エッジをしっかりと食い込ませることを意識しないといけないと言っていた。クライミングに関しては何時まで経ってもい素人であるが、スキーに関してはシュヴァルツヴァルト出身の彼の言うことは間違いないと思っている。

最大の問題は、スキーパンツである。二十年ほど前にシリングで購入したものだ。可成り高価だったと思っているが、ファースナーの金具が壊れているぐらいで、まだ全然破れていない。そのかわり、サスペンダーは延び延びになってしまい、最も人生で太っている頃に購入したパンツなのでだぶだぶで直ぐにずり落ちてしまう。そして、詰め物が十分に入っているのでとても重い。これを履いて山を登っていくには工夫しなければいけない。先ずはサスペンダーのゴムを二重にして、壊れたプラスティックの留め金を外して固定してしまうようにした。お針仕事の日曜日の午後である。固定は上手くいって、ゴムは伸びてしまっているが、それが切れそうにはなっていないので、先ずは今回は使えそうだ。

次に、腰のサイドの粘着テープ付の絞りの金具を外して、短縮させることでサイドでも閉めれるようにした。金具を外した素地の部分を縫い付けることで、十分に絞っても粘着面が綺麗に貼れるようにしておいた。これでいざというときにも下に落ちてしまわないぐらいにはサイドで閉めれるだろう。しかしその最大も目的は、補強してある裾が重いので膝を曲げにくいために、どうしても裃のようにぶらぶらさせたくないからである。実際に靴下を履いて、靴を履いて、パンツを履いて、裾を整えてもそれでも裾野締りが悪いことに気が付いた。脚絆を巻くことも考えたが、通常のものでは細すぎて巻けなかった。そこでアイデアが浮かんだ。先ずはスーパーに行って材料を調達して来よう。



参照:
新調パジャマの裾直し 2007-11-23 | 生活
我々のライフスタイルを代表 2014-09-30 | 試飲百景
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