Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

首取りへと向かうのだろうか

2015-09-18 | マスメディア批評
演出家レーンホッフがな亡くなって一週間ほど経つ。改めて死亡広告が出ていたので、友人一同の名前を見ていると、ニケとパスキエのワーグナー家の四人やザルツブルク音楽祭のシュタトラー女史、歌手のトーマス・ハムプトン、ユルゲン・フリムなど同業者に、シャイー夫妻、そしてケント・ナガノの名前が見えた。するとなるほどバーデン・バーデンでヴァークナーなどを演出していたことを忘れていた。

先日の国会前の逮捕劇について日本のニュースでは「一部暴徒化」などと書いてあってとても驚いた。なるほどフジサンケイグループであるから出来る限り行動の印象を悪くして抑止力にしようと思っているのだろう。ほとんどガンジーの非暴力主義が席巻しているかのような日本社会であるが、そのように援護される政府が最も世界で暴力的な活動に乗り出そうとしているのが大きな矛盾である。

なるほど、その範疇では本当の平和維持への努力として独自の武力だけでなくて米国の傘に入れと主張している。それはもはや事実ではなく、そうは行かないというのが今回の法案の主題なのだ。それならばどうするかというのが議論である。そうした議論のすり替えのような、まるで修正主義やポピュリズムのような低俗な報道が日本のマスメディアの特徴だ。

しかし、今回の市民の運動は一面は平和主義のパシフィズムに立脚するが、行動が大きくなったのは各地の弁護士や司法関係者の反軍事独裁運動であって、おそらくその面が日本国内で最も多い行動への関心の強さではなかろうか。それにも拘わらず、BLOGの世界などでも、今回の件がイデオロギー対立と映っているようで、これまた驚愕する。

如何に日本国民が自発的に立ち上がっているかをみれば、野党の共闘などへの影響は当然のことで、ここで今までかつてなかったオールジャパン体制を日本共産党を混じえて取れないことには話しにならない。また政治家はそれに応える義務がある。ヒットラー政権が成立することになったのも、正しく現在よりも遥かに激しい左翼のイデオロギーの対立の中で、社会・共産主義者たちが十分な協力ができなかったことにある。決してナチスは一政党で過半数などを有していたのではなかった。明日以降の流れがどうなるのか。法案が通過すれば、焦点は独裁阻止になるのか?とにかく、安倍の首を取りに行くのは至極当然の流れだ。

連邦共和国では、ルフトハンザの高給取りのパイロットだけでなくて、民営化されている郵便局員や国鉄の機関士まではストライキをうっている。日本はゼネストは愚か、ストライキすら起きなくなってきている。もはや社会主義者が力を持っていないということで、組織化された運動が力を失ってから久しい。



参照:
押し競饅頭押されて泣くな! 2015-09-16 | 音
危机と紙一重の良机の七十年 2015-07-21 | 歴史・時事
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加熱するコアーの状況

2015-09-18 | テクニック
日本からの中継を流しておこうと思って、LINUXでダウンロードしようとしてもとても時間が掛かった。再度リスタートすると、CPUがおかしいとの情報が出る。そこで、国会前からの中継はノートブックにして、BIOSなどを調整して、再スタートするとBIOSすら読み込まなくなった。このようなことは珍しい。初めてのことだ。BIOSを触ったところなので、初期化して再スタートすることにした。バックアップ電池を外して放電してから、再起動すると予想通り、初期化していた。そして、LINUX立ち上げると、それでもCPU問題は変わっていなかったようだった。

そこまでにしておけばよかったのだが、思い切って、CPU周りを掃除することにした。放熱のためのフィンを外そうとしたことは再三だが、今まで外せたことが無かった。そこで今度は少し力を加えると、放熱フィンが剥がれた。そして、CPUを外してみようと思ったのだが、カヴァーが外せなかった。そして一部を破損してしまった。そこで諦めて、フィンを元通りに戻すが、なかなか綺麗に嵌らない。あまり力を掛けたくないので、適当に元に戻して、電源を入れるとウンともピンとも始動しなくなった。そして警告ランプが、電圧装置のVRMかCPUが正しく接続されていないとあった。そこで、何度も試してみることになる。

もはや手の施しようが無いと思って、出し入れしていると、フィンにくっ付けてあるCPUが下のソケットカヴァーにこびり付いているのが確認できた。するとデュアルコアーのもう一つもフィンから外して、ソケットに嵌めこみ直さなければ行けない。そもそもCPUは弄りたくなかったのも、こうした致命的な状況になるからだ。

熱伝導のシリコンがこびり付いていたのだが、それを一部剥して綺麗にした。その分フィンへの熱伝導が気になるところだ。新たに購入して塗布するのも方法だろうが、先ずは管理してみよう。しかし、試験で少し動かすだけでも以前には感じなかった熱気がフィンから感じられるようになっている。掃除の効果なのか何か分からないが、これは一体どういうことか?古くなった熱伝統の材質がもはやマイナス効果として働いていた可能性もある。

流れている参議院中継や国会前の抗議の音を聞きながら、ただの黒い箱を、ファンを動かして、更にBIOSを新たに読み込ませてとなるまでに何度も試行錯誤の繰り返しだった。なんとか、CPUを確り嵌めることで、BIOSを読み込むことが出来た。そして、LINUXを立ち上げ、更に再稼動すると驚くことに今までに無くスピーディで落とせた。それでもやはりネットの画面形成の遅さは、XP並にも行かない。

やはりこのあたりがマルティメディアでのLINUXの限界なのか?そもそもカーネルが上手く作動していないようで、CPUの不具合などもその辺りと関係していたのかどうか?CPUの代替品も探しておく方がよいのか、どうか。



参照:
問われる近代の歴史 2015-09-13 | 歴史・時事
遥かなるフェアートレード 2015-06-28 | 雑感
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする