Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

遠隔から取捨選択する

2017-11-09 | 
ザルツブルク音楽祭2018年の詳細内容が発表された。数日前からハイライトは知らされていたが、これで2018年のベルリンのフィルハーモニカーのオープニングプログラムが分かった。交響詩「ドンファン」と「死と変容」、ベートーヴェンの交響曲七番のようだ ― 七番は台北でお披露目していたので、あとはブラームスが気になるところである。このプログラムで、キリル・ペトレンコはザルツブルクデビューとなるのだろう。どこかの新聞のバカ親仁が「2019年のデビューに向けて古典派を準備しなければいけない」などとデマ情報を流していたものだから、私も騙されていた。いつものように二つ目のプログラムは、四月のベルリンで演奏されるデュカ作曲「ラぺリ」、プロコフィエフ作ピアノ協奏曲三番、シュミットの交響曲4番となる。
Franz Schmidt - Symphony No. 4 (conducted by Kirill Petrenko)


こうして二つのプログラムの曲を合わせると多彩な内容となり、殆どこのコンサート指揮者のメインレパートリーの外堀を徐々に埋めてきている。兎に角、ベルリンにまで行かなくても手近なところで、二つのプログラムをよくさらった状態で、本拠地以上のその演奏を体験することが可能となる。こうして徐々にバーデンバーデンでのオペラデビューへと近づいて行っている。

クロームキャストが届いた。早速取り付けてみた。先ず、セットアップとアップデートに10分以上時間が掛かった。同じミュージックを使っているのだが、このような記憶はなかった。どんなデーターをグーグルに送っているのか釈然としなかった。そもそも精々YouTube程度でネットからのストリーミングには使わない。つまり自身のネット内だけの問題なのだが、煩わしい。

それに続いて、キャストをクロームブラウザーから送った。想定以上に上手くいったのは、音声をミュージックに送りながら、画像だけを送ることが可能だったことで、メディア再生にはVLCメディアプレーヤーの音声と映像のズレを調整することで問題なく使える。映像は若干落ち、HD再生となると動きが完璧ではない。

肝心の仕事には使えるのだが、最も具合が悪いのはマウスの動きが悪いことで、まるで昔のマウスを使って仕事をしているようなイライラ感がある。これが解決されない限りメインとしては使い難い。並行して入力しているラズベリーパイの方はマウスは使いやすいのだが、画像の動きにストレスがあり、キャストの方は画像が使えてもマウスが使い難い。一長一短だ。

纏めると、遠隔のドッキングステーションとして使うときもあれば、そのままHDMIで接続して使うことも可能なので、その間で陽射しとか気候や仕事内容によって使い方を変えてもよいと思う。



参照:
とうとう暖房を入れた日 2017-11-08 | 暦
ルツェルンの方が近いか 2017-10-12 | 雑感
コメント
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