Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

損害最小化の危機管理

2025-01-27 | 雑感
週末の顛末記。ハノーファーからの生中継に関しては改めて詳細する。生中継を観て、現地には行けなかった。不慮の事故で出かけられなかったからだ。金曜日に擦り切れ一杯で帰宅後に、充電の準備をしてガタガタしていいるうちにタイヤ圧の異常が情報に出て来た。今迄にない280kPs以下に落ちてきて触ったりして様子を見ていた。誤差ではない状況に230kPsとかになって来て、夕方まで確かめるのに苦慮していた。空気圧が落ちているのかどうかは、翌日になって確かめてと平行して準備をしていたのだが、180kPsとかになり、異物を確かめろと出て来た。

仕方なく白衣に腕を入れて確かめると、アルミ状の異物を見つけた。そしてそれを確かめる為にマイナス螺子回しで抜いた。頭の潰れた螺子だった。こういう場合に抜いてはいけないことは知っていた。然し180kPsまで落ちていては、もはやホイールを傷める域である。そこで、仕方なく、パンク時の応急のタイヤフィットキットを試してみることにした。勿論それを使うと使用に限界が出来てくることも薄す薄す気が付いていたが、可能性に賭けてみるしかなかった。

そのキットは、使わなく寿命を終える予備タイヤの代わりに、場所と重量を節約する為に使われるようになってきた。特に大きな電池を入れる車ではとても場所がない。よって重要な対策方法となっている。然し問題も大きく、コムプレッサーで同時に接着剤をタイヤ内に注入するので、その接着剤は硬化して元々のタイヤの性能が活かされなくなる。以前はそこからもプロのタイヤ修理屋が手を加えていたようだが、今は禁止されている様だ。つまり危険なのだろう。さもなければ小さな傷は修理されることも多いようだ。

兎も角、初めてそれを使って、どうしても液が吹き出すので、ホーイルが汚れて大変と書いてあった。幸い漏れたが外に出したので、問題はなかったようだが、翌日にも水洗いと手で清掃した。

それ以前に圧をかけたが、車を動かさないと計測圧も出ないので、夜中に計測可能なスタンドまで車を動かした。300kPs近くまで入れたが、最初のスタンドの空気入れが使い難く有料で逆に失ったりしたので、2ユーロを使用後に更に次の使い慣れているところまで移動。そこで無料でしっかり確認して、帰宅。

夕食を終えて、昼間に走った喉の渇きを1リットルのヴァイツェンで潤した。10時間程飲まず食わずの作業だった。そこでネットでの情報を精査しながら、翌日の空気圧次第で旅行を決断することにした。最大の問題は圧が維持されていても時速80km走行が限度で、三日間以上は使えないとあることだった。そして更に走行を続けない様にとあった。万が一、道中で往生するとなると、旅行出発の判断は間違いとされる。

部屋代は50ユーロで、席代は25ユーロなので、大したことはないが、もし帰宅迄に何かが起きるとやはり損害ははかりしれないと思った。なるほど新品の冬タイヤが無駄になる。然し損害はそれだけで済む。現時点では、早めに準備してくれれば月曜日にでも新しいものと交換して、次に備えることが可能となる。宿にはパンクで行けなくなったがもう一度繰り返すかもしれないと連絡だけしておいた。



参照:
擦り切れ一杯への期待 2025-01-26 | 生活
模索する運行計画立案 2025-01-20 | 雑感
コメント
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